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5.毎日必死に自分と向き合う

ぜひ1から読んでいただけると嬉しいです。↓

オンライン日本語教師デビュー

興味を持ち始めていた心理学を学ぶ傍ら、何回かトレーニングを受け、オンライン日本語教師としてデビューした。用意されているテキストをもとに30分のレッスン。ありがたいことに、予約がたくさん入り、平日は会社員、土日は通信大学の勉強か、オンライン日本語教師の仕事と、目まぐるしい毎日を過ごしていた。オンライン日本語教師の仕事は大きな問題はなく、毎日変わる生徒を相手に、楽しくレッスンをすることができた。

自分の心の声に耳を傾ける。

私が一番知りたかったことは、日本語教師は私がやりたかったことなのか?
確かに、毎日色々な人と対話することはとても楽しい。が、同時に自分の中にモヤモヤを感じるようになった。そのモヤモヤの正体は何か?自分の心の声に耳を傾ける・・・

人との対話は楽しい、もっと話したい、その人のことを知りたい、という気持ちで溢れていた。でも制限時間は30分、学習者のに本語学習のタメになることをしなきゃと、プレッシャーを感じていた。また、日本語を教えることに関しては、今まで学んだことをアウトプットする場としてとても勉強になるのだが、元々私は超大雑把人間。口癖は「なんとかなるでしょ」とか「大体でいいよ」など口にすることが多い。言葉も伝わればいい!と思ってしまうタイプである。しかし、日本語を教える立場上、細かい説明は必須。伝わればいい日本語を教える場ではない。
例えば「〜へ行く」「〜に行く」この2つの違いを説明しているときに「どっちでもいいよ、伝わればいいんだよ。。」という考えが頭に浮かんでしまい、人と対話することに楽しさは感じるが、日本語を教えているときには楽しさはしゅんとしぼみ、間違えないように、間違えないようにと神経を使いながら、日本語を教えている自分がいた。自分がやりたかったことは日本語教師ではないかもしれないな。そんなことを考えつつも、また考えが変わるかもしれないからとりあえず続けて頑張ってみようと自分に言い聞かせながら頑張った。

まさかのライブ配信オファー。

色々な感情を抱きながらもオンライン日本語教師として働いていたそんなある日。まさかのお誘いが飛び込んできた。「先生、最近とても人気があるので、特別企画として、学習者向けのライブ配信の企画を担当してもらえませんか?」
こんな私が、人気講師??ライブ配信??確かに、最近リピーターは少しづつ増えているが、まさかライブ配信のオファーがくるとは思わなかった。とりあえず何事も挑戦してみたいので、ライブ配信のオファーを受けることにして、「自己紹介」と「日本で流行っているもの」をテーマにライブ配信を行った。緊張で手が少し震えながら、ライブ配信であった。話してる途中に次から次にコメントがリアルタイムで送られてきて、そのコメントを時折読みながら、テーマに沿って進行していった。インスタグラムのインスタライブのような感じだった。初めての感覚だが面白い。人との交流がやっぱり好きだなぁ。そう再確認するライブ配信だった。

余裕がなくて無理かもしれない。

ライブ配信のオファーが来るまでに成長したが、会社員・通信大学生・オンライン日本語教師(副業)、そろそろキツくなってきたぞ。平日はガッツリ会社員、オンライン日本語教師もコンスタンスに予約が入り、通信大学での学習が若干疎かになってきた。もっと心理学分野を深めたいのに、他のことでも忙しい毎日に、今やるべきことはなんだろうと考えるようになった。

私が決断した答えは。

3つの両立が難しくなってきてからは完全に心の余裕がなくなり、心も体も消耗している感じがした。

このままではいけない。

私が出した答えは、オンライン日本語教師をやめて、通信大学で心理学の学習に専念することだった。オンライン日本語教師の仕事を通して、やっぱり自分自身は、決められたルーティンをこなすのではなく、人との対話ができる仕事がしたいと改めて思った。そのためなら知識が必要であるし、もっと深く色々なことを勉強する必要がある。この心の変化は、オンライン日本語教師をやってみないとわからなかったことであるし、色々な経験をしたから分かること。

よし、次へ進もう。

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