尊敬し合える恋愛はステキだけどウソは全部を溶かすね

元カレに実は離婚歴があったこと、
ウソつかれてた。




最初から話してくれていたら
よかったのに。



なんでウソついたんだよ。




ー・ー・ー・ー・ー

出会ったとき、お互いの友達もいて
みんなで「いつから恋人がいないの?」
という話題になった。


元カレには10年付き合っていた元カノがいた。


「元カノと10年も付き合ってて
結婚話とかでなかったの?」
と女性陣からの質問に


「でなかったよ~」と元カレ。


これがまず1回目のウソ。



付き合う前に元カレと2人でデートしたとき、

「そんな長く付き合った元カノと
どうして結婚しなかったの?」
とあらためて聞くと、


「実は結婚話もでたことはあったけど
お互いの家庭の問題で、結局話が流れて
別れたんだ。」と。

これが2回目のウソ。


その2回のウソが判明したのは、
付き合って3ヶ月目のときだった。



家に一度も呼ばれないことに
不信感と不安を感じてた。



元カレはひとり暮らしなのに、
3ヶ月も1回も家に呼ばれず毎回外デートで
泊まりのときはラブホって。

さすがに違和感を感じずにはいられなかった。




それをなかなか聞「け」なかったのと
それをなかなか聞「か」なかったのは、


わたしの中で
元カレを人として尊敬していて
信頼していたところがあったから。




元カレは自分で事業をしていて、
責任感やお客さんを大事にする姿勢とか
ピシッとしてキラキラしていて。


すごくカッコよくて、
尊敬していた。



そのうえ、
どんなに忙しくても
ちょっとの時間にも車で1時間離れている
わたしの家に会いに来てくれたり、


すごく愛されていると感じていた。




そういう実感とかもあって
「まぁ、そのうち呼ばれるだろう」とか
余裕を持っていた。



けど、ある日
その余裕より不安が上回ってきて
思い切って聞いてみた。


「ずっと気になってたんだけど、
どうしてお家に呼んでくれないの?」


「、、、、」

黙る元カレ。


「なんかあるなら聞かせてほしい。」

追い討ちかけるわたし。




しばらくしてやっと
元カレが重い口をひらいた。






「実は、前に結婚してたことあって。。


いまはもう離婚したけど
相手がずっと取りに来てない荷物とかも家にあって。。

〇〇(わたし)と付き合う前とかに
仲良くなった女の子が家に来たとき、

その荷物みて怒られて
関係が切れたことがあって

だから言い出すのがこわくて、、。」


大泣きする元カレ。



はぁ、、、。?



泣きたいのはこっちだよ。




そんなの、
わたしが離れていくんじゃないかというツラさを
自分じゃ受け止め切れないからウソついて
わたしに背負わせようとしただけじゃん。




そんな弱かったの、、?





わたしがそのとき、
頭に浮かんでいたことは
つい先日、元カレとはじめて一緒に行った温泉旅行。



めちゃくちゃ楽しかったんだよ、




どの写真も動画も
笑顔いっぱいで愛が溢れていて、




なのに、


このときの笑顔もあのときの笑顔も


全部ずっとずっと、
ウソつかれてた。




この写真のなかの
ウソつきで卑怯な元カレの横で
なにも知らずに顔くっつけて満面の笑みのわたし。



あぁ、なんてみじめなんだ。



わたしは笑顔のこんな自分が
かわいそうで仕方なかった。






どれだけ尊敬していても、
ウソは全部をダメにする。


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