「温度感」高めという社内用語
業界特化というか、その企業さんであったり、部署であったりの文化にもよるのかなと感じている表現。
ヘルプデスクが、問い合わせを受けて、その問い合わせ元が怒り気味な時ですね、こういう感じでエスカレーションする訳です。
カジュアルに「ちょーっと温度感高めですー」なんて言い方で使われることもしばしば。
営業がクライアントと接している場合も使われますかね。
みたいな。
あるんでしょうね、使いどころであり、文化でありが。
営業が言う「温度感高い!」
だと、契約面で契約の確度が高い時にも使えそうです。
そのお客さん熱いよ。
ホットリスト、コールドリストの温度感。
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あと、営業で使う、契約の「かくど」って「角度」じゃなくて「確度」ですよね?
はじめ「かくど」って聞いたとき「角度」かなぁって思ったんですよね。
90度とかなら急斜面だし、契約取れそう。
30度ならぬるい角度だし、契約取れなさそう。
みたいな。
これは誤り。
確からしさ、という意味で「確度」です。
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温度感の話。
ざっと見ると、リクルートやらサイバーエージェントの社内用語から来ていると見受けられる痕跡がちらほら。
リクルート用語、サイバー用語、楽天用語、キャッチーなの多いです。
キャッチーの断トツ一位はこれです。
もうずいぶん前ですが、英語を公用語とする楽天で流行ったというか、よく言われていた言い回しらしい。楽天の知人に聞いたら苦笑しますし、リクルートあたりの知人との雑談でこれを出すと爆笑しながらいじり倒します。
擁護する訳ではないですけども、TOEIC800点レベルくらいであっても、微妙なニュアンスやら、しっかりとしたコンセンサスを取る必要があるシーンにおいては「重要なので、日本語で失礼します」的なことは普通にあるんですよね。
相手が日本語使えなかったらもちろん相手が使える言語で行くしかありませんが、便利で意思疎通しやすい手段を使うってのは割と普通というか。
こども交えてコミュニケーションをとるときと、大人だけでコミュニケーションをとるときとで使う単語が違うって感じですね。当たり前。
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