河川敷ではたらくナミキ

多摩川河川敷のアウトドア施設「TamariBaar(タマリバー)」ではたらくナミキです…

河川敷ではたらくナミキ

多摩川河川敷のアウトドア施設「TamariBaar(タマリバー)」ではたらくナミキです。小さな会社で日々起こるあれこれや、思ったことを書いています。BBQ場運営/脱サラ/社員3名の会社/夫婦で起業/アラフォー/スタートアップ

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初めまして、河川敷で働くナミキと申します。 noteをのぞいていただき、ありがとうございます! ▼自己紹介 改めまして、河川敷で働くナミキと申します。 神奈川と東京の間に流れている多摩川の河川敷に、ぽつんとあるBBQ場で働いています。 社員3人の小さな会社で日々起こるあれこれや、思ったことを書いています。noteを始めたきっかけは、冬にお客様が全く来ず、暇すぎたからです。 ▼仕事のこと 実はBBQ場のほかにも色々な仕事をしています。「ご相談をいただいたら、とりあえず応

    • 弊社の数少ない恒例行事、"合宿"に行ってきた。

      弊社の年度はじめは7月です。 2021年に創業してから3年とちょっと、周囲の方々に救われながらなんとか生き延びてきました。 恒例行事のようなものはほとんど無い我が社ですが、毎年7月は期初ということで、いつもと違う場所で丸一日かけてミーティングを行います。 おしゃれなカタカナ用語で言うと「オフサイトミーティング」、ベンチャー企業っぽく言うと「合宿」でしょうか。 ところで、ベンチャー企業がやたらと一日かけて行う全社会議のことを「合宿」と言うのはなぜなのでしょう。 コロナ

      • バーベキュー場が厳しい冬を越すためにしていた仕事について。

        本日、関東地方が梅雨明けとなりました。 私が働くバーベキュー場「タマリバー」のスタッフは、まだ長い夏の始まりだというのに、すでにいい感じに日焼けしています。 肉体的には辛い季節ですが、夏が稼ぎ時のバーベキュー場にとっては数少ない、私の精神が安定する時期でもあります。 閑散期の冬における私の精神の不安定さは、とんでもないものでした。 焦る私をよそに筋トレにいそしんでいたワタル(夫)と丹沢山脈を縦走していたよっしーの悪口をnoteに書き殴るくらいには、私の心はすさんでいまし

        • シャネルの女になった話

          私が働くバーベキュー施設「タマリバー」を運営する株式会社オンテンバーは、私含めて社員3人の会社です。 会社を創業したのは2021年ですが、創業直後に3人分の役員報酬を捻出するのは不可能だったので、私は長いこと複数の会社で業務委託者として働いていました。 数年かけて委託先を少しずつ減らし、その分自社の仕事の割合を増やす、ということをやってきましたが、とうとう先月、最後まで働いていた委託先の契約を終了しました。 その会社で働いていたのは約6年。 鼻たれ小学生が中二病を発症す

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          バーベキュー場スタッフの待機時間の過ごし方。

          みなさん、バーベキューをしたことはありますか? 好き嫌いはともかく、友人や家族、同僚などと、人生で一度は経験があるのではないでしょうか。 では、バーベキュー場で働くスタッフが日々何をしているか、ご存じでしょうか? 知るわけないですよね。 というか、興味もないですよね。 需要はどこにもないと知りつつ、私たちが働くバーベキュー場でスタッフが日々何をしているか、勝手にご紹介したいと思います。 スタッフが動き始めるのは、お客様のご予約時間の1~2時間前。 現場に入ったスタッ

          バーベキュー場スタッフの待機時間の過ごし方。

          振り返って見つけた「#日々の大切な習慣」。

          ぼーっとnoteをみていたら、こんな記事を見つけました。 「日々の大切な習慣」に関する記事を募集するnoteでした。 日々の大切な習慣、かあ・・・。 正直、パッと思い浮かぶ習慣は何一つありませんでした。 慌ただしい日々を送っていると、人は本来自分が大切にしているはずの習慣に、気づくことすらできないのかもしれません。 この機会に私の日々の習慣、特に朝のルーティンを振り返ってみることにしました。 毎朝いちおう目覚まし時計をセットしていますが、時計が鳴る前にカーテンから差

          振り返って見つけた「#日々の大切な習慣」。

          結婚記念日に墓を買うことに決めた話

          先日11回目の結婚記念日を迎えたので、お休みを取って夫と久々にランチに行きました。 ラブラブな頃を思い出そうと、結婚当初のことを話すうちに判明したのですが、 結婚式で宿泊したホテルがなくなっていました。 結婚パーティーをしたレストランもなくなっていました。 数年前まで住んでいた家は取り壊され、新しいアパートができていました。 「みんな、なくなっちゃったね・・・」 過去をしみじみ振り返るはずが、お通夜のような雰囲気になりました。 そのテンションで「まあ、最後はみんな無

          結婚記念日に墓を買うことに決めた話

          企業noteのネタにならない、私たちの地味な1日。

          弊社は平均年齢37歳、パリピ率0%、そして3人しかいない会社です。 よって、リゾート地でワーケーションを兼ねて行われるマネジメント合宿や、大きなホールを貸し切っての社員表彰イベント等、企業noteのネタになりそうなことは何も起こりません。 少しでいいから華やかな話を...と思いを巡らせたものの何も思いつかなかったので、いつもの地味な一日をまとめてみました。 私たちが運営しているバーベキュー場TamariBaar(タマリバー)は川崎市の登戸エリアにありますが、本社は横浜に

          企業noteのネタにならない、私たちの地味な1日。

          人前で話すのがめちゃくちゃ苦手な私が、会社のボウリング大会で司会に任命された話。

          世の中には、二種類の人間がいます。 「人前に出るのが苦にならない人間」と、「人前に出るのが苦にしかならない人間」です。 私は圧倒的に後者です。 私はいつも人前でぺらぺら話せる人に羨望のまなざしを向けつつ、それを認めたくないが故に「奥ゆかしいワタシって素敵」といった、アンビバレントな感情を持つ傾向にありました。 なぜなら、自分が人前に立つと「みんなが私を見てる、そして私をあざわらっている・・・」という謎の被害妄想に取りつかれていたからです。 もう一つの理由は、脳内で物

          人前で話すのがめちゃくちゃ苦手な私が、会社のボウリング大会で司会に任命された話。

          バーベキュー場を運営する私たちのプライベートキャンプスタイル。

          私は河川敷のバーベキュー場「タマリバー」を運営していますが、夫婦で同じ仕事をしているので、連休や週末は必ずどちらかが仕事になります。 特にゴールデンウィークは夫が出ずっぱりで、子どもは大きなフラストレーションを抱えていました。 「なんでお休みなのにお父さんいないの?寒い時はずっと家にいたのに!」 と主張してきます。 冬にお父さんがずっと家にいたのは、バーベキューのお客さんが来なくて暇すぎたからです。 つまり、別に喜ばしいことではないんです。むしろ私たちのような零細企

          バーベキュー場を運営する私たちのプライベートキャンプスタイル。

          うつりゆく子どもの興味に翻弄される私。

          みなさんは子どもの頃、何に熱中していましたか? 私は覚えていません。 小さい頃から本を読むのは好きでしたが、たとえば「絶対〇〇の本じゃなきゃダメ!」のような、極端なハマり方はなかったように思います。 そのため、自分の子どもが何かに「極端なハマり方」をしているのを見ると、とても驚きます。 我が子が最初に好きになったものは、子どもが好きになるものランキングで数十年間トップを独走しているであろう「電車」でした。 子どもが物心ついた頃はコロナ禍でおでかけに連れて行けず、近所

          うつりゆく子どもの興味に翻弄される私。

          タマリバー誕生秘話

          怒涛のGWが終わると、河川敷のBBQ場「タマリバー」の平日は一気に穏やかになりました。弊社は、忙しい日と暇な日の緩急が激しい会社です。 常に決められたことをコツコツやりたいタイプの私にとっては、非常にやりにくい会社です。 自分たちで作った会社なのに・・・。 GWのお客様の中には昨年もお越しいただいた方が多くいらっしゃり、「タマリバーができて数年たったんだな」という不思議な感覚になりました。 お客様がお帰りになる際「来年もまた来ます!」という声を複数いただき嬉しい限りな

          タマリバー誕生秘話

          ゴールデンウィークの憂鬱

          もともと冬のBBQ場が暇すぎたことがきっかけで始めたnoteですが、私が働くBBQ場のタマリバーは、暖かくなると一気に忙しくなります。 特にゴールデンウィークは繁忙期で、タマリバーは毎年たくさんのお客様で賑わいます。 大型連休の前はなんとなく世間が浮き足立つというか、ワクワクした雰囲気が街中を覆うもの。しかし、タマリバーのメンバーは、それぞれに「憂鬱」を抱えていました。 それは別に「忙しくなるから」ではありません。 むしろ、GWが忙しくないと弊社は冬を越せないのであり

          ゴールデンウィークの憂鬱

          経理畑で育った私が家計管理に挫折し続けている話。

          夫と私は新卒で入った会社の同期同士で、お互い経理畑の出身です。 なのに、私たちは家計管理ができません。 今日は、その悩みをただただ吐露しようと思います。 夫と私が育った「経理畑」について 夫は、最初の会社で原価を計算する部署→売上を計算する部署→固定資産を管理する部署と渡り歩き、転職先では事業計画を立てて実績分析をする部署で働いていました。 一方私は、最初の会社で事業計画を立てて実績分析をする部署で働き、フリーランスになってからは中小ベンチャー等の小さな会社で経理業

          経理畑で育った私が家計管理に挫折し続けている話。

          我が家(築40年賃貸マンション)の管理人さんの仕事に日々感動している話。

          今のマンションに住み始めてはや2年。 すっかりこの暮らしに慣れましたが、以前はこのマンションからすぐ近くの戸建てに住んでいました。 その家はかつて親戚が住んでいた空き家で、ドンキもびっくりの驚安価格で数年間住まわせてもらっていました。 2年前にその戸建てが売却されることになったため、私たちは引越し先を探すことになりました。 子どもの保育園の関係もあり、最寄駅はできるだけ変えたくない。 保育園まで歩いて通えて、家族3人で住めるサイズで、河川敷の住人である私たちでもギリギリ

          我が家(築40年賃貸マンション)の管理人さんの仕事に日々感動している話。

          スケートリンクの廃棄氷を使って遊び場を作ったら子どもたちに大人気でした。

          私たちが運営しているバーベキュー場「タマリバー」は、もともとは河川敷の空き地(私有地)でした。 子どもからは、お父さんとお母さんは完全に「ばーべきゅーやさん」だと認識されていますが、実は私たちは「バーベキュー場運営会社」ではなく、「遊休地を利活用する会社」です。 空き地をバーベキュー場にしたり、キッチンカーが集まる場にしたり、ドッグランにしたりしています。 そんな中、とあるご縁で横浜銀行アイスアリーナの方とお話しする機会があり、「アイスアリーナの屋外スペースに、スケート

          スケートリンクの廃棄氷を使って遊び場を作ったら子どもたちに大人気でした。