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ふきのとう味噌パスタをつくろう!

オペラ「蝶々夫人」の最終幕はなんとも切ない情景からクライマックスを迎える。待ち焦がれた「春」がやってきて、長崎の港に夫が乗っている軍艦が入港した。着物を整え夫の帰りを待つ蝶々夫人は裏切られていることをまだ知らない。(過去記事▶︎春を待つMadame Butterfly)

写真「蝶々夫人とふきのとう」

「ふきのとう味噌」をつくろう!

ふきのとうが雪の下から芽吹く。
「春」がやってきたのだ。ザクザクと潔く刻まれた「春」は手早くしないとみるみるうちに灰汁で茶けてくる。少量の油をからませながら炒め、3年味噌を練るように和える。甘酒を少したらして祝おう。「ふきのとう味噌」の出来上がり。(文末に材料リストあり)

「パスタ ビアンカ(白パスタ)」をつくろう!

蝶々夫人の芯ある行動と、最終幕で子どもを守る聖愛は涙をさそう。芯を失わぬようアルデンテに茹でたスパゲッティーニにエキストラヴァージンオイル、おろし生姜を入れ軽く炒める。塩こしょうで味を整え、あればレモンを絞って
「パスタビアンカ」(白いパスタ=具のないパスタ)の完成。


「ふきのとう味噌」をトッピングしよう!

「蝶」の紋付を好んで着用していたマダム。パスタにふきのとう味噌をのせ、黄色い蝶帳に見立てた柚子を刻んで舞わせよう。熱々のパスタビアンカに乗せれば味噌がゆっくり柔らかくなってゆく。蝶々夫人も身を落とさず母国に帰れば少し気もラクだったろうに。

「ふきのとう味噌」材料

*ふきのとう 8蕾
*3年味噌(ホームメイド)大4くらい
*甘酒 大1くらい
*スパゲッティーニ
*オリーブオイル
*塩こしょう
*生姜すりおろし
*柚子(千切り)

Cocciorinoは器のプロではあるが料理のプロではないので、いつも分量やHOW TOなしのなんちゃってレシピ。悪しからず。ふきのとう味噌は、おにぎりや焼いたチキンに添えてもおいしい!


Cocciorinoの器
「桜色のごはん茶碗」(半磁土)
「ミニミニ土鍋」(直火可)
「朱色の舟形皿」(半磁土)



「地球のかけら」を意する工房Cocciorinoは
魅惑の素材をのせる器として2017年も地球を
応援していきたいと願っています tamamiazuma.com

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