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ポジティブ終活導入

「地域包括ケア」という言葉を聞いたことはある方はどれくらいいるのだろう。

2025年団塊の世代が後期高齢となり日本は未だかつてない超高齢化社会となる。
その状態はしばらく続く。

地域格差があり、すでに限界をむかえている市町村もある。
国全体での対策では各地域に応じた対応は難しいため、各地域で考え、全ての住民が住みやすい町を作ろうということである。


地域包括ケアシステム
だいたい中学校校区くらいで支え合うシステムを作っていく。
行政だけてなく民間の力も重要になってくる。
そして、医療だけでなく福祉や教育、経済など全てにおいてのこととなる。


病院でも施設でも家でもない場所とは?

人はいつかは亡くなる
最期の場所を想像したことはあるだろうか?

大昔(歴史の教科書レベル)は人は家で亡くなっていた。
時代劇などで寝かされてるところに、
お医者さんが来るというシーンがある。
そもそも平均寿命が全然違うが。

医療が発展して、病院がたくさんでき、
病気→入院という概念が根付いてきた。
病院で亡くなる方がほとんどになった。
だんたんと高齢者が増えていき、医療が発達したことにより、
施設で亡くなる方も増えてきた。
そして、介護保険サービスが充実し、
また家で亡くなる方も少しずつ増えてきた。

在宅看取りを経験した感想としては、
やはりとても大変だった。
医療従事者の私たち夫婦だか、
リハビリ職ということもあり看取りまでの看護などしたことなかったし、
患者さんではなく家族ということでのやりにくさはあった。

研修で衝撃的なことを聞いた

今の病床数や施設のベッド数などを試算したところ、
今後亡くなる方が多すぎて
病院でも施設でも家でもない場所で亡くなる方が出てくるとのこと。

え?!
どうゆうことだ?
道端で人が倒れて亡くなる?!

いや。違う。
この資産での自宅で亡くなる方はケアを受けた状態の人をカウントする。
つまり、十分なケアを受けれないまま亡くなる方がでてくる。

あくまでも今のサービス形態やマンパワーを基礎に考えているため、今後その対策がされていくはずだ。

ただ、進まないのだ。
高齢者は容赦なく増えていく。
子どもは減り
働き方が変わり
医療や介護の世界も変化している。

病気になっても怪我をしても
ベットが空いてなくて入院できません。
救急受け入れできません。
もう普通におきてきている。

自分の家族が大事な人が
そんな状態になった時に、
すぐに医療が受けれたら助かったのに…
そんな未来がくるかもしれない。

もう十分回復して家で過ごせるのに
家族が1日でも長く入院させてくれと頼まれることがある。
しかもけっこうな頻度である。
なんならほとんどだ。

どんな最期をのぞみますか?

終活アドバイザーの資格をとったきっかけでもある。

ネガティブなイメージの「死」
みんなに平等に起こる出来事なのだ。

人生のプランを考える中で
最期のイメージもあってもいいではないか。
決してネガティブでなく、ポジティブなことだ。

具体的に決めなくてもいい
変わってもいい

時々家族でフランクにそんな話ができたらいい

お母さんああ言ってたな
とかがあるだけで
みおくりがしやすくなる。
最後に希望を叶えてあげれる肯定感を得られる


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