在宅看取りの経験〜私の尊敬する父へ〜
療養目的で実家に帰ってきました。朝から母と昔の話をして気持ちがスッキリ。自慢はできない母親だけど、話を聞く力はピカイチだ。そんな母とも振り返った、義父の在宅緩和ケアを思い出したい。
義父が家で過ごせたのは約1ヶ月だった。慣れない環境で初めての看取り。仕事もしながらだったから、もう思い出せないくらい大変だった。家中に暗い雰囲気が漂っていた。明るかった義父は言葉を失い、表情を失っていった。残された時間をどうか穏やかに過ごしてもらうことを第一に考えて動いた。
幼少期から父親がい