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「れる」「られる」は、嫌がら「れる」。

目指せ WEBライター検定3級! 私の学習帳 : part 9

これでラストー!! 「能動態・受動態」 と 「接続詞と接続助詞」


 この記事は、クラウドワークスに登録すると視聴できる ”受験前の参考動画”『WEBライター検定3級講座』を視聴した私が、重要だと感じたポイントをまとめたものです。
 加えて、動画から学んだことをベースに、私なりに調べ、噛み砕き、時には例を交えつつ、『3級取得のための学習帳』として整理してみました。
 3級取得に向け、歩きはじめた私がまとめた学習帳ですが、良ければご活用ください!


 ラストですー!
 noteを初めてから27日目の投稿。
 10日目でWEBライターになりたいという夢を見つけて、今こうして、「WEBライター検定3級」の試験勉強を終えることができました。

そして! 7月14日昨日、ついに3級合格しました!
ありがとうございます。 
『学習帳シリーズ』の投稿を終えてから受験しようと思っていたのですが、先に挑戦してしまいました^^;

応援していただいた皆様、本当にありがとうございます!

   

  最後のテーマは、「能動態・受動態」「接続詞と接続助詞」についてです。
  もう少しのお付き合い、どうぞよろしくお願いします。


動画 『WEBライター検定3級講座』を視聴して、重要だと感じた 私なりのポイント

※ 今回の記事は、【チャプター4】の計2動画分(動画No.25-26/No.27は割愛)になります。

■25、「能動態」と「受動態」を使い分ける
基本は「能動態」で書く
 → ストレートで積極的、わかりやすい文になる。
 ○  当社では、300人の新入社員を採用することを決めた。(能動態)
 ×   当社では、300人の新入社員を採用することが決められた。(受動態)

一文の中に、”動作の主体が2つあるとき” の使い分け方
・動作の主体が「人(の動き)」の場合       → 能動態を使用
・動作の主体が「もの・システム(の動き)」の場合 → 受動態を使用 
▶︎例 『このボタンを押すと、画面が表示されます。
  押す    :人の動きなので「能動態」
  表示されます:システムの動きなので「受動態」

出典:WEBライター検定3級 対策講座
【Chap.4 分かりやすい文を書く】能動態と受動態を使い分ける

「〜れる」「〜られる」 は 基本NG

 完全に気にせずに書いていました、私…。
 しかし、「受動態」と「能動態」が読み手に与える印象は、確かに異なります。
 そこで、私自身が感じた ”差” をまとめてみました。 

受動態「(〜れる、〜られる)」の文章の印象
 → 投げやり感、他人事感、記事の信憑性に責任を持ちきれずに、ごまかしている感など、”渋々書かされた” 文章のように感じる。
 ▶︎例 ・AさんはB君に告白された。
    ・上の階の住人に迷惑がられる。
    ・犬は猫に水をかけられた。

能動態の文章の印象
 
→ ”確証を得て(自信を持って)書いている” といった、積極的な印象を受ける。
 ▶︎例 ・B君はAさんに告白した。
    ・上の階の住人が迷惑がる。
    ・猫が犬に水をかけた。

 「能動態」にするだけで、書き手の積極性が高まったように感じるかと思いますが、いかがでしょうか。

 「自信を持って書き上げた記事です!」とアピールするためにも、「能動態」でビシッと書いていくことが大切なようです。

"一文の中に動作の主体が2つある場合” は 「受動態」 を使う

  鍵は、一文の中に動作の主体が2つあるかどうかです。
 ▶︎例 ・ログインを拒否されたのは、パスワードを誤入力したからです。
    ・緊急の案件が追加されたので、休日出勤した。

 上記の例をみると、『拒否したのは → もの(システム)』『誤入力したのは → 私』となっており、"一文の中に動作の主体が2つある場合" に該当します。 
 このようなケースでは、「能動態」で統一して記すのではなく、「受動態」も使って書き分けていきます。
 (この例文を絞り出すのに、割と時間が掛かりました。案外、このような構造になる文はないのでしょうか…)。
   

尊敬・可能・自発の 「〜れる」「〜られる」 と混同させない

 使用を控えるべき「〜れる」「〜られる」は、あくまで受動態(受け身)として使用する場合です。
 尊敬や可能、自発の表現として使う分には、問題ありません。

■ 尊敬の ...(ら)れる
 「読まれる」「はじめられる」「利用される」などです。尊敬語になります。

↓ 敬語の回でまとめていますので、良ければご覧ください。

■可能の...(ら)れる
 
「食べられる(食べることができる)」「入れる(入ることができる)」など、”can” を使うような場合です。

■自発の...(ら)れる
 「偲ばれる」「思い出される」「感じられる」のように、”自然とそのようになってしまう状態” を表現する際に使います。

〈まとめ〉

 受け身姿勢は、ライティングにおいてもご法度。
 
 受動態の「〜れる」「〜られる」は、基本的には使わない。( ”尊敬”、”可能”、”自発” の「〜れる」「〜られる」のことではないので、注意)。 


■26、「接続詞」「接続助詞」を正しく使う
文と文の関係性を明確にするために使用する。

「接続詞」の種類 :順接、逆接、並列、説明、転換
「接続助詞」の種類:仮定の順接、確定の順接、仮定の逆接、確定の逆接、並列、
          例示、単純な接続

使用の際のポイント
「接続詞」

・使い過ぎNG。分かりにくくなるため、不要な接続詞は削除する。
  → 入れなくても意味が通じる接続詞は、使わない。

「接続助詞」(「〜が」「〜れば」など)
・文が長くなるため、多用は避ける。接続詞に変えて使用する方が良い。
・ テープ起こしなど、話し言葉を文章化する場合、不要な接続助詞は削る。
      (接続助詞は、話し言葉で使われがち)。
・"単純な接続" の「〜が」「〜て」の使用は避ける。
  ※ ”逆接” の「〜が」「〜て」の使用はOK。
   ▶︎ ”単純な接続” の「〜が」の例
      『 新入社員が入ってきたようですが、様子はいかがでしょうか。』
・”並列” の「〜たり」は、「〜たり、〜たり」と重ねて使用する。
   ▶︎”並列” の「〜たり」の例
    『 新入社員が入ってきたり、中途採用の社員が加わったりした。』

出典:WEBライター検定3級 対策講座
【Chap.4 分かりやすい文を書く】接続詞・接続助詞を適切に使う

 「接続詞」と「接続助詞」。
 学ぶことは多そうですが、「接続詞」の方は分かりやすいです。

「接続詞」は、必要以上に使わない

 これだけ覚えておけば、OK。
 
 しかし、問題は「接続助詞」…。
 そこで、「接続助詞」のここだけは押さえておきたいというポイントを、抜き出してみました。

「接続助詞」こそ 必要以上に使わない

「接続助詞」使用時のポイント
1、不必要な「接続助詞」は削除。もしくは「接続詞」に置き換える。
2、"単純な接続" の「〜が」「〜て」の使用は避ける。
3、”並列” の「〜たり」は重ねて使う。

「1」は良いとして、問題は「2」と「3」です。

・"単純な接続" の「〜が」に関して
 動画の例文のように、"単純な接続" として使用しても、文法としては何ら間違いではありません。しかし、「〜が」は ”逆接” としての使われることの方が圧倒的に多い接続助詞です。
 
▶︎ ”単純な接続” の「〜が」の例
『 新入社員が入ってきたようですが、様子はいかがでしょうか。』

 「〜が」がついていると、読み手は「その先に続く文は ”逆接” なのか?」と推測してしまいます。しかし、読み進めてみると ”単純な接続”。不必要な混乱を生むことになります。
 よって、 ”単純な接続” の「〜が」を使用するのは、避けるべきというわけのようです。

  
・「〜て」に関して
 私が調べた限り、「〜て」は 「〜が」に比べ、頻度の高い接続助詞ではありませんでした。
 加えて「〜て」は、「〜が」とは逆で、”単純な接続” として使用する方が、多いように感じます。(※ あくまで、私が調べた限り ”は” です)。

▶︎ ”単純な接続” の「〜て」の例 
『雨が降って、木々の緑が潤った。』  →「〜たので」に置きかえ可能
▶︎”逆接” の「〜て」例
『説明を聞いて、理解できなかった。』 →「〜たけれども」に置きかえ可能

 そこで、私なりの解決策がこちらです。
 ”単純な接続” ”逆接” とあれこれ頭を悩ます以前に、「〜て」という接続助詞の使用自体を避けてしまう。
 
「〜て」は、”単純な接続” であれ ”逆接”であれ、他の接続詞や接続助詞に置きかえることができます。「〜て」は他の手で代用です。


・”並列” の「〜たり」に関して

▶︎ ”並列” の「〜たり」の例 
 ○『 新入社員が入ってきたり、中途採用の社員が加わったりした。』
 ×『新入社員が入ってきたり、中途採用の社員が加わった。』

 上記の文は、動画で出てきた例になります。
 「〜たり」を文中に2回も登場させるというのは、二重表現のようで躊躇いたくなります。
 しかし、ここはグッと我慢。
 ”並列” の「〜たり」に関しては、重ねて使用しなくてはいけません。

 『 今日は勉強したり、遊んだりいろいろなことをした
 『帰省するため、持っていく服を確認したり、お土産を買ったりしなくてはいけない。』

 長い文になればなるほど、後ろの「〜たり」を忘れてしまいがち…。
 ”並列” の「〜たり」は、重ねて使う。くどく感じてしますが、これが正しい使い方だということです。

〈まとめ〉

 文は簡素に言いたいことをスパッと表現。不必要な「接続詞」「接続助詞」は使わない。

 そして、接続助詞の「〜が」「〜て」「〜たり」には要注意。


 『目指せ WEBライター検定3級! 私の学習帳』シリーズは、以上で終了となります。
 私の勉強に付き合っていただきました皆様、本当に本当にありがとうございます!!

↓ 今までの学習の記録はマガジンにまとめております。
良ければ私の奮闘ぶりを見てやってください。(全9話です)。

↓  そして、母との日常もまだまだ書き続けます!
1話完結のマンガとちょっとしたエッセイですので、気軽に遊びにきてください。


追記

 まさか本当に合格するとは思っておらず、『合格』の表示を見た時には「え?」とつい声を漏らしてしまいました。
 3級合格という目標を達成した直後だからなのか、今は放心状態真っ只中です。

 しかし、WEBライターへの道のりはまだまだまだまだ…。
 明日からは、”次なる目標”  に向かって進んでいきたいと思っています。
 読んでくださった皆様に、心からの感謝を申し上げます。

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いつか母と仲良くなれたら、母と私と猫さんで旅行に行きたいと思っています。 野っ原をのんびりと散歩。 母との生活は始まったばかり。 夢は大きく、まだまだ諦めません^^