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刀が花に包まれるような平和な世界とは

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骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう)という名の刀(の模造刀です)。
名前の由来は、軽く振っただけで骨を切るほど鋭い切れ味を持つという逸話からだそう。

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我が教室のオタクちゃんが、桜と合わせたいと持参しました。

彼女曰く・・・「足利尊氏や豊臣秀吉と言ったビッグネームが持っていました。ただ、戦場で使う刀と言うより、家宝としての意味合いが強かったのではと思います。」とのこと。

「威厳や命の輝きを守り、そして散らしたからこそ、刀が花に包まれるような平和な世界を生み出せた、みたいな・・・」

ムムム…壮大な世界観を表現しようとしておる。

彼女にとって、戦で命を落とした武士たちは、世の平和の為に戦ったのだとと。そうでなければ、命を懸けて戦えないはずと。その鎮魂の為に、桜をふわりと纏わせ、祈りを捧げたかったのかもしれない。

深い。そしてなんという優しさ。

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