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【それって本当?】脇見恐怖症のひとは、「書くこと」で症状改善につながる?!思いっきり、嫌な感情吐き出していいよ?

みなさん、こんにちは!脇見恐怖症克服サポーターのたまきです。

現在は、kizkey/脇見恐怖症専門カウンセリングオフィスにて、アシスタント業務に従事しています。

15年間苦しみつづけた、視線恐怖症/脇見恐怖症を克服した経験を活かし、症状解決につながるお役立ち情報を、発信していきますね*

本日も、どうぞ、よろしくお願いします*

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今日は、「考えを書くこと」の効果について、お伝えします*

ところで、脇見恐怖症に苦しむみなさん、いま、こんな心境なんじゃないでしょうか?

・ひとの視線が怖くて、ひとを見るのも怖くて、辛い、苦しい、しんどい。
・肩がこる、目も痙攣する、緊張する、からだがガチガチ…辛い。
・なんで、この症状は、いっこうに、治らないんだよ!!イライラするな!
・もう絶望的だ。わたしは、ずっとこの症状に悩み苦しみ続けなければいけないのだろうか。
・早く、この症状から解放されたい!つらいよ、しんどいよ。本当は、ひとと普通に話したいし、もっと自分がやりたいことをして、自由に生きられるようになりたいよ!なんで、みんなは、それができるんだよ!!自分だけ、なんでなんだよ・・・・
・本当に治るのだろうか、早く治したい!!!!!!

この症状は、もう言葉で表現できないくらい、辛いですよね。

「不安な気持ち」、「焦り」、「苛立ちの感情」が湧いてくると思います。どこに行っても、ひと…ひと…ひと。辛いですよね。

そんな皆さん、本当にお疲れ様です☺!まずは、いつも頑張っているご自身を、褒めて癒してあげてくださいね*

皆さんに断言します!この症状は、必ず良くなります!

なぜなら、15年間、脇見恐怖症/視線恐怖症で悩み続けてきたわたしが、克服できたから。

症状は、「自意識」の問題。少しずつ改善に向けて正しい方法を取り入れていくことで、必ず、完治します!大丈夫!大丈夫!

そのためにも、今回も発信していきます!少しでも、お役に立てられたらうれしいです*

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今回は、『書くことのススメ』をお伝えします。

頭で考えているモヤモヤを書き出すことで、脇見恐怖症の方が、いま抱えているストレスを、少しずつ和らげていくことができますよ。

ー目次ー
・症状改善には、「問題解決」が不可欠
・人間の思考は、「捉え方」によって形成される
・なぜ、私たちは、負の感情(緊張/不安/怒り)に苦しむの?そのメカニズムとは?
・感情のメカニズムの具体例って?
・「捉え方」は「思考の整理化」で解決!
・「書く思考術」の方法とは?
  ・なぜ感情的に書くのがいいの?
・書くタイミングって?
・なぜ、書くことはいいの?・「書くこと」の効果
  ①研究結果で、ストレス解消が証明されているから
  ②書くことで、脳がフル回転するから
  ③じぶんを客観視できるから
・書くことの応用編
・まとめ
 ①無理は禁物~気づいたときでOK~
 ②書く以外のアウトプットでもOK
 ③自分を褒めてあげて♡

・症状改善には、「問題解決」が不可欠

 皆さんは、「52×30=?」という問題が出てきたら、どのように答えますか?

そうですね!

学生時代に学校の先生から教わった方法で、計算して、答えを出しますよね。

では、もう1つ質問。

例えば、皆さんが、いまから、パンケーキを作るとします。

どうしますか?

その場合、卵や牛乳、ホットケーキミックスなど必要な材料をそろえ、分量を量る/混ぜる/焼くなど、いろいろな工程のもと、完成しますよね。

実は、「脇見恐怖症」も、ホットケーキの作り方と同じ。

改善するために、いろいろな工程が必要です。

ボウルの中に、改善に役立つ「行動」/「考え方」/「言葉」など様々な材料を、ミックスしたり、焼いたり、ゆでたり、考え方と行動を掛け算したり、引いたりしていく。

すぐには難しくても、地道な努力の積み重ねで、必ず出来上がっていく!

そして、最後には、「改善」→「克服」へとゴールの道へたどり着くことができるのです☺*

・人間の思考は、「捉え方」によって形成される

あの歴史上の有名な人物、マザーテレサも言っています。

          ーマザーテレサの言葉ー
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
・・・・・

「思考(なにを感じ、なにを思うか?)」によって、「行動」が変わるということです。

脇見恐怖症のひとほど、この思考(なにを感じ、なにを思うか?)を、知ることが大切です!

・なぜ、私たちは、負の感情(緊張/不安/怒り)に苦しむの?そのメカニズムとは?

わたしたち「悲しい」「辛い」「しんどい」などの、感情の原因って、なんでしょうか?

もとになる「出来事」でしょうか?

実は、ちがいます☻*

答えは、「出来事」に対する「思考」です!

          ー感情のメカニズムー
(×)「出来事」 → 「思考」
(〇)「出来事」 → 「解釈」 → 「思考」

「思考」によって、負の感情になったり、プラスの感情になったりします。

・感情のメカニズムの具体例って?

例えば、「電車で前の人と目が合った」という出来事があったとします。

その出来事に対して、3つの解釈をしたとします。
果たして、A~Cのどの解釈が、一番心理的負担が少ないでしょうか。

ー出来事ー
「電車で前の人と目が合った」
 

                ↓ ↓

               ー解釈ー
 A.  お、きれいな人だな!
    B. こっち見んなや!ムカつくな~
    C. うわー、目があった。気まずい。相手に迷惑かけたかな。 

ひとによって、意見は違いますが、多くの人がAを選ぶのではないでしょうか。

Aは、単純に前の人の雰囲気について、感じただけです。
Bだと、目があったことを、「怒り」に変換しています。負の感情です。
Cだと、申し訳ないなという気持ちや、「焦り」、「罪悪感」など、負の感情です。

BやCの解釈だと、どうしても、辛くなるんですよね。

逆に、Aの解釈になると、うんと生きやすくなりますよね。

よって、解釈を変えていくことが、症状改善に大切です。

・「捉え方」は、「思考の整理化」で解決!

「解釈を変えるには、どうすればいいの?」ということですが、

まずは、「自分がどういう解釈をしているのか?」を知ることが大切。

そのために、必要になってくるのが、「書く自己分析」!

・書く思考術の方法って?

脇見恐怖症のみなさんが、普段抱く負の感情について、紙に書きだすやり方。

特に「不安」や「イライラ」、「怒り」、「緊張」など、負の感情を、感情をこめて、書き出すことが、おすすめ。

なぜなら、どんなことに、負の感情を抱いているか分かるから。

なんでもいいです。例えば、こんな感じ

・今日、電車で両隣の人を見てしまったかもしれない。
・肩ががちがちにこって辛い
・雨で気分が落ち込みがちだった
・バイトの先輩の不機嫌な態度にイライラした
・言い方きつい同僚にうんざりした
・もう辛い、しんどい
・気持ちが落ち込みがち、なんでこんなにうまくいかないの?
・〇〇さん、最悪!なんでわかってくれないの?
・寂しい、一生ひとりかな

だれも見ないので、大丈夫!自分のモヤモヤを全部書き出してください。

・なぜ、感情的に書くことがいいの?

心身の調子が良くなるから!

2つのグループに分けて行ったある実験の話。

あるグループには、「日常的なこと(感情的でないもの)」を日々書いてもらうように指示。
もう一方のグループには、「日々の、感情的になった大きなこと」を書いてもらうように指示。
すると、後者の感情的なことを書いたグループのほうが、ストレス軽減、血圧の低下や、心身の健康、幸福度の高まりがよかったとのこと。

・書くタイミングって?

①一日の終わり
 今日あった嫌なことを、感情のおもむくままに書く
②こころが比較的落ち着いているときに
 自分がどんなときに、落ち込むか、不安になるかを書く

・なぜ、書くことはいいの?

①研究結果で、ストレス解消が証明されているから

ある研究では、解雇されたばかりのエンジニアに、日々「書くこと」を指令したそうです。

書く内容は、「失業したこと」について、なにを感じているか?と、考えを述べるもの。

すると、本来であれば、怒るはずが、解雇命令を出した雇用主に対する怒りの感情が少なくなったとのこと。

また、期間経過後、その後の再就職率を見たところ、「考えを書くことをしていなかったひと」は、19パーセントにも達していなかったのに対し、「書いていたひと」は、52%以上だったのこと。

自分の考えを書くことは、「ストレス軽減」につながるのですね。

②書くことで、脳がフル回転するから

書く行為は、指を使う行為。たくさんの脳の神経を使うので、脳がフル回転。思考の整理にはもってこい。スマホで入力したり、パソコンで入力するよりも、効果高め。

③自分を客観視できるから

実は、その書いた紙を、再度見ることがとても大切です。理由は、「自分は、こういうことで、怒るんだと思うから。自分についてよく知れて、自己コントロールしやすくなります。

・「書くこと」の応用編

ー日々の深堀書きー

先ほどの、感情を赴くままに書く方法とは別のものもご紹介します。それが、「負の感情の深堀り」です。

ー書き方ー
①ネガティブな出来事を書く
②その出来事に対し、どのような「感情」を抱いたかを書く
ー感情の例ー
悲しい/イライラ/緊張/不安/もどかしい/むかつく/ショック/落ち込む/むなしい/寂しい/焦る/傷つく
③感情の数値化を行う
④そのような感情に陥った理由を書く。

例は、下記の通りです。
①ネガティブな出来事
 「職場の先輩が、言い方がきつかった」

②どんな感情をもった?

ー感情の例ー
悲しい/イライラ/緊張/不安/もどかしい/むかつく/ショック/落ち込む/むなしい/寂しい/焦る/傷つく

 例:イライラ、悲しい、傷つく、落ち込む

③感情の度合いは、どのくらい?

 イライラ 80% 悲しい20% 傷つく80% 落ち込む60%

③なぜ、そのような感情になったのだと思う?

・なんで私だけに、キツイ言い方をしてくるのだとうと思ったから。
・自分をないがしろに、されているような気持ちになったから。
・ひどいことを言われて、自分はだめな人間なんだと思ったから。
・最近、嫌な事続きで、精神的に参っていたから。

このように、段階を踏んで出来事を深堀すると、自分のとらえ方に気づきます。すると、自己コントロールがうまくなっていきます。

・まとめ


 以上、内容量が多くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 

 「負の感情」を書き出すことは、自分を知れる/ストレス発散となり、結果的に、症状改善の役にかなりたちます。

かといって、毎日すると疲れるので、少しずつで大丈夫です!無理は禁物~!気づいたときでOKです!少し気持ちがスッキリしますよ。

また、紙に書くことをおすすめしましたが、ブログなどで考えを発信するのでもOK!なにかしら自分の気持ちを外に出すことで、いい方向にいきます!

そして、もし、書くことができたら、それが、ほんのちょっとだったとしても、よく頑張ったね!と、ご自身を、ほめてあげてくださいね。

 

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