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内観NAIKANとは?

人からどう見られているか、
鏡に写る自分がどんな顔をしているか、
どんな仕事をして、どんな場所に住んで、どんな友人がいて、どんな環境にいるか。。。
人は自分の外側に対しては、敢えて意識しなくても案外よく観察しているものです。
むしろ外側から自分を知ることが多いように思います。

では内側はどうでしょう?
皆さんは自分の外側を観察するように、
内側もよく観察しているでしょうか。

自分の内側を観察するとはどういうことか。。。

自分の内側で起こっている感覚、感情、思考、魂(肚の声、直感、ハイヤーセルフなど呼び方は様々)など、外から見えないものに意識を向け、見える化(認識)することです。

【内観】とは、introspection=自分の内側を観察することです。


【内観】って聞いたことない。
なんか怪しい。
むずかしいんじゃないの?
スピリチュアルに興味があるわけじゃないんだけど必要なの?


では【自己分析】はどうでしょうか。

途端に馴染み深くなりましたね。

自己分析とは客観的に自分という人間を見ることですが、
得意な人でもそうでない人でも、
エゴやプライド、怒りや悲しみなどの感情、トラウマなどが自分を客観視することを邪魔することがあります。

たとえばたくさんの人に褒められることがあるのに、自分では認められないので得意なこととは思えない。
むしろ不得意だと感じる。

これは客観的に見てどうでしょうか。
外側にいる大多数の人が認めることを自分では評価できない。

これでは自己分析に余計なフィルターがかかっていて、偏りがあります。
どんなフィルターがかかっているのか。
自分のフィルターなのか、自分ではない誰かのフィルターなのか。
どう感じているのか。。。
このフィルターに目を向け、向き合うことが内観にあたります。

自己分析と内観は近しく、相重なる部分が多くあり、
内観ができるようになると、自己分析が上手くなります。

☑【内観】自身の内側で起こっていることに向き合うと、
☑【自己分析】正しく自身を捉えることができるようになり、
☑【内省】客観的な視点を持って物事を振り返り、新たな気づきを得て対処していくことができるようになります。
*反省の対象は失敗した物事に対して、外側から明らかにわかる行動。
 内省は失敗/成功に関わらず、自分の内側に目を向けることで可能になります。

このように内観はとても実用的なのです。

明日は内観がどんなことに役立つのかもう少し詳しくお伝えしていきます。


Holistic Salon Loko

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