フォローしませんか?
シェア
kesun4
2022年7月3日 22:21
些細な事にイラついて先の事を話すより戻れぬあの日を語ってばかり大した経験もないくせに俺らが若かった頃はって煙たい説教と愚痴を垂れ流していつの間にそんなに偉くなったんだちっとも偉くも立派にもなってやしないあの日、いつかの夢を語っていた青年も気づけば初老のおっさんになって麦酒の苦さを美味いと感じる位しか理想の大人にはなれていない訳でそれでも毎日はくるくると繰り返されてきっと
如月桃子
2022年7月24日 08:32
よく晴れた5月のある日、私たちは美術館で結婚式を挙げた。結婚式といっても、参加者は私と夫の二人きり。挙式も、披露宴もない、写真だけのフォトウェディング。これを、結婚式とは、ふつうは呼ばないかもしれない。でも、この日は、私たちにとってのハレの日となった。ほんとうの結婚式をするかしないか、私たちはまだはっきりと結論を出していない。たぶん、しないんじゃないかなと、私は思っている。