今年読んだ本を5冊、振り返ってみる
気付けば今年も後2時間。
2021年には色々な事があった。(高校受験、入学などなど、、)
毎年違った出来事があるが、本を読む習慣だけは変わらない。
本を読む度に新しい発見がある。
というわけで、2021年、今年読んだ面白い本を振り返っていく。
今年1年で合計すると、ざっと数えて約50冊くらい。多分もうちょっとあるけど。
その中でも良かったものを選んでいきます。
1 お探し物は図書館まで
やさしいせかい。
悩める主人公たちが、図書館司書である「小町さん」にアドバイスをもらい、自分自身と向き合って生きていく話。
表紙の写真に載っている、羊毛フェルトのオブジェたちも、問題解決のヒントとして活躍しています。全部小町さんの手作りらしい。すごい。
5つの短編集なので、あっさり読み進められる本。
心温まる作品なので、是非どうぞ。
2 かがみの孤城
こころちゃんの過去がえげつない。2018年本屋大賞受賞作。
表紙が怖かったから読ずにいたけど、面白かった。
鏡に映ってる「おおかみさま」、めっちゃ良い人。勘違いしてごめんね。
不登校の中学1年生「安西こころ」と6人の中学生達が、鏡の中の孤城で何でも願いが叶う鍵を探す話。
鍵はあっさり見つかるけど、チームメイトとの繋がりが面白かったです。
謎も隠されてあったが、読んでる途中ですぐ見抜いてしまった、、、、
まぁそれを抜きにしても面白かったので、怖がらずに読みましょう。
全体で500ページくらいあるけど、大丈夫です。
3 そして、バトンは渡された
やさしいせかい2。2019年本屋大賞受賞作。
優しさに満ちている話でした。映画化もしたらしい。
表紙がよく分からなくて読まずにいたけど、読んだら面白かった。
(生首だー!って怯えていた時期がある。)
読んでみると、「森宮優子」ちゃんが沢山の出会いと別れを繰り返しながら生きている話でした。温かい話が読みたい人向けですね。
・・・自分、有名作品しか読んで無いな。
4 海辺のカフカ(上)
はじめての村上作品。 ナカタさん、嫌いじゃないよ。
衝動で図書館から借りた本。「世界で1番タフな15歳」による家出のお話。
自力であらすじを説明出来ないくらい、話が色々な方向に絡まって進んでいく。
「どんな話?」って聞かれても何て答えれば良いかは分からないけど、
「面白い」っていう事だけは言える、不思議な内容です。
最初の150ページ位までは「私は文学作品を読んでいるぞ」っていう気持ちになれるけど、さくらさんの家に泊まるシーンでこの本の印象が変わっていった。
おねショタが好きな人にも満足がいく本でもあります。
高校の図書館に置いちゃダメだろ。
みんな語彙力が高すぎる。
🐈ネコを大事にしよう🐈
→→→→下巻へ続く
5 海辺のカフカ(下)
最近読み終わったよ〜
何も分からないまま終わった。入口の石って結局何だったんだろう。
下巻は上巻と比べてまあまあ読み易く感じた。
多分カフカ特有の世界観に慣れていったからだと思う。
無理やり読ませる様な本では無いけど、文学に慣れてる人とかは是非どうぞ。
カーネルサンダース(自称)の場面が面白かったです。
上巻よりも表現が過激になっていた。そりゃあ好み分かれるよね。
最近哲学って流行ってんのかな?
作中に突然現れて良い事言って去って行く人が多い。
後は、、、カフカくんと佐伯さんの関係性とかかな。
色々と慣れすぎている。本当に15歳なのだろうか。
終わりに
いかがだっただろうか。
急ピッチで仕上げたから、いい加減な所があるかもしれないけど許して。
来年はどんな本が読めるかな。新たな出会いが今から楽しみだ。
面白いのがあったらまた報告しますね。
🎍良いお年を🎍