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川村拓也 (英語教師教育者)
2024年1月30日 07:16
2年後期、英語科教育法Ⅱが先週金曜日で無事ゴールイン。大雪や震災の影響で本来の予定と色々変わったところもあったが、みんなよくやり切った。今年の英語科教育法Ⅱは(文法に苦手意識のあるこの代の学生たちに合わせて)文法指導に焦点を当てた。単に文法の勉強をするわけでも、文法を説明する練習でもなく、「文法の3側面(形式・意味・機能)」と「意味順英文法」を軸にした文法説明と、文法演習のための「言語活動」を
2023年6月5日 18:46
英語科教育法第3回の振り返り。テーマは「活動を通した文法指導」で,第3回(活動体験回)は私が教師役になって学生に活動を体験してもらった上で,改善案を検討してもらう。文法指導のイメージ第3回の冒頭,学生に「文法の授業ってどんなイメージ?」と聞くと,高校時代の記憶をもとに「つまんない」「勉強って感じ」と答える者もいれば「高校で文法を勉強したことない」という学生もいた。また,大学での「Gramma
2022年10月18日 20:37
英語科教育法IIの授業記録。今回もまた壮大な問いが設定されているが、学生にそれぞれの考えを持ち寄って交換してもらいつつ、適宜理論の補足をしていくスタイル。今回の問いは前期にSVOとSVCの文の見分けの模擬授業から持ってきた問いだ。当該模擬授業の検討会では生徒役が「分からん」「なんで(SVCとSVOの見分けを)やらなきゃダメなの?」と述べ、文法指導への納得感が理解の面でも、感情の面でも低い
2022年7月26日 17:01
英語科教育法Iの振り返り。第13回。履修者4名が毎回一人が模擬授業をする。今回で全員が3回の模擬授業をしたことになる。模擬授業の概要今回の模擬授業は中学1年生を想定し,ジェスチャーゲームを通して英語を使わせる授業。8人の生徒役が4人ずつの2チームに分かれて,ジェスチャーをする順番をチーム内で決め,ジェスチャーを見て何をしているところかを英語で言い当てる。言い当てる側は自由に相談可能だが,
2022年7月7日 12:54
英語科教育法Iの授業ログ。かなり間が空いてしまって、第何回の振り返りかはよく分からない。この回から模擬授業は3周目に入り、なかなか挑戦的な内容に。模擬授業の概要5人ずつのグループに分かれてのライティング。スクリーンに表示された写真を見て、それを表す英文をみんなで考えて書く。そして以下のルールを設定してゲーム性を持たせる。① 単語数の多いグループに1ポイント② 一番スペルの長い単語