学校ファーストで仕事する。
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職員室で同僚の先生からお菓子をいただいたときは、もらった瞬間に食べている学校事務職員のタクトです。
#秒速でお礼と感想を伝える男
今回は「誰のために仕事をしているのか」というテーマで話したいと思います。
結論から言うと、「子ども」と「保護者」のために仕事をしています。
なぜなら、学校におけるサービス(教育)を受けるのは「子ども」で、そのサービスを自分の子に受けさせるために労力を払っているのが、「保護者」だからです。
学校教育には保護者の方の協力が欠かせません。
学校で使う教材や給食のお金を払っていただくこともそう。
家での支度を見たり朝送り出したりしてくださることもそう。
貧困やその他の事情でこういった事を当たり前にやる事が難しい家庭も実際あります。
だから僕は、「子ども」はもちろん、その家庭にも目を向けて「保護者」のためにも・・・、というか具体的には保護者目線を持って仕事をするように心掛けています。
そして、そのために、“学校ファースト”を頭に置いて仕事を進めるようにしています。
自分の中での学校ファーストとは、「学校運営トータルで見たときにどうするのが一番よいか。」という判断で考えることです。
学校は基本的に、家庭に対してその子のためのより良い教育活動というサービスを提供する場なので、その学校運営を円滑に進めることが結果的に一番子どもたちのためにも保護者のためにもなる。と僕は考えてます。
また、ちょっと話が逸れますが、僕はよく「教員に寄り添って仕事をする」というようなことを言っているのですが、教員ファーストじゃないんです。
だから学校のためになると思えば、教員と(意見的に )対立することも普通にある。
で、ココで大切なのが、どれだけ普段、教員に寄り添って仕事をしたかどうかだと思ってます。
変な言い方かもしれないですが、普段寄り添って仕事をしている実績があるから、意見が対立したときに、先生たちもこちらの話を聞いてくれるしちゃんと話し合いになる。
学校を最適化するためには、教員に寄り添うことは絶対に必要という話です。
学校に通う子どもたちのために、その子たち一人一人の先にある家庭環境を見据えて、現場で働く教職員に寄り添いながら、ルールや予算やコミュニケーションを駆使して、校長先生の教育理念を具現化していく。
それが僕の考える学校事務職員の仕事です。
学校現場からは以上でーす。
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