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資金提供者からのメッセージ

 とあるオレンジパーカーを愛してやまない起業家、いわゆるパーカー社長は、その外見が示す通り内面も熱い。彼は事業に対して資金を提供してくださる銀行や投資家とのやり取りの中で、様々なメッセージを受け取っていると伺ったので、今回はそれを紹介したい。

 一つ目に受け取るメッセージは一貫性に関するもの。「創業当初からやりたいことが一切ブレてないね!」と伝えられることが多いという。描いたビジョンを実現するために、事業の形こそ当初の事業計画書からズレてきてはいるものの、思い描いた未来の姿は変わっていない。

 もちろん、「実はもっと儲かる領域があるんじゃないの?」「そこまで同じ領域に固執しなくてもいいんじゃない?」とお金を出した側としては感じることもあるようだけれども、一貫性が信頼と信用を醸成する大切な鍵となっているという。

 二つ目に受け取るメッセージは課題に関するもの。「いつも事業課題を聞かせてくれるね!」と伝えられることが多いという。もっと具体的にその様子をお伝えすると「こんなことをやりたいんです!けれどもこんなお困りごとがあるんです!だからこんな協力をしてください!」とパーカー社長は資金提供者に迫っている。

 もちろん、課題を伝えることはネガティブな要素を若干含んでいるものの、それと同時にパーカー社長が現実的な目線を持ち、事業拡大に向け壁と向き合っていると関係各位に皆様に伝える役目を果たしているという。

 三つ目に受け取るメッセージは覚悟に関するもの。「パーカー社長はやり切るからね!」と伝えられることが多いという。もちろん過去には目標未達のKPIもあったけれども、掲げた成長率の実現に向けありとあらゆる手を尽くし続けている。

 もちろん、「事業から逃げない」ことは資金提供側として起業家に求める当たり前のことだけれども、これまでパーカー社長が困難の中でも積み重ねてきた行動が真摯さとして理解されているという。

 資金提供者から起業家に届けられるメッセージ。それはビジョンの一貫性、事業成長への課題、そして逃げない姿勢を評価するもの。パーカー社長のこれからも続くアクションが、ご一緒くださっている皆様の心躍る未来にも繋がることを心から願っています。

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