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共同創業者の見つけ方

 アイデアをカタチにする旅路を歩む中で、一緒にプロジェクトを推進してくれる共同創業者や仲間に出会いたいと思うもの。そんな人々と、いったいどこで出会うことができるのか?今回は、有名な三つの出会いの場を挙げていこう。

 一つ目の出会いは、青春からの縁。共に甘酸っぱい思い出を持っていたり、共通の興味や関心を持っていたりすることで、信頼関係が築かれていることが多いもの。相手にアイデアにさえ共感してもらえれば、迅速にプロジェクトをキックオフできるように。また、旅路の中でトラブルに見舞われたとしても、仲の良さがあるからこそ、チームが崩壊する可能性は低くなる。

 例えば、ミカン畑で青いミカンをボール代わりにして野球をしたり、雪が降らない地域で雪玉の代わりにミカンをぶつけ合って怪我をした経験がある友達とは、新しいチャレンジを始めやすいもの。

 二つ目の出会いは、職場からの縁。社会人として働く中で、先輩後輩を含め多くの同僚やビジネスパートナーと出会うもの。そうやって培った経験からお互いの強みや弱み、仕事の進め方や価値観を理解できているので、目指す方向さえ合致すれば、効率よくプロジェクトを進められる可能性が高い。

 例えば、ミカンの六次産業化プロジェクトでタッグを組んだメンバーに対して、フルーツ加工ビジネスを始めようと声をかければ、これまでの現場経験を活かしてスムーズにアイデアをカタチにできるように。

 三つ目の出会いは、機会からの縁。起業したい、スタートアップに挑戦したい、そんな思いを持ってイベントに参加し続けていると、同じ志や方向性を持った人に出会いやすく。その場の熱量も相まって、出会った人とタッグを組める可能性が高い。

 例えば、「農業×スタートアップの可能性」というイベントに参加し、懇親会で集まったメンバーと語り合うと、「一緒にできるかも!」とテンションが高まり、動き出すことが起こり得る。

 ただ注意点として、こういった場で生まれたチームは、相手のスキルや仕事の進め方への理解不足、そして信頼関係が浅さが足を引っ張ることも。だからこそ、いくつかのプロジェクトを一緒に進めてみたり、やり取りを重ねる中で相性を確かめるのが吉。

 アイデアをカタチにする仲間とは、さまざまな場所で出会うことができる。一つ目は青春からの縁、二つ目は仕事からの縁、三つ目は機会からの縁。一人だけでは成し遂げられない未来を、チームを組んで共に成し遂げていこう。これから仲間集めを探し始める皆様の一助となりますように。

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