見出し画像

Photo story No.033 初日の入り。

画像1

人はなぜ、初日の出を観に行き、ありがたさを感じるのだろう。冒頭からタイトルと関係ない話題で恐縮です。

初日の出は江戸時代から続く、日本古来からの習慣だそうだ。ググってみたところ、四方拝という天皇陛下の元旦の儀式が始まりで、それが庶民の間に現在の形で広まり、初日の出を拝むという習慣になったとのこと。

こんな歴史的な背景を全く知らない自分も、虎視眈々と狙う、初日の出ハンターだ。

例年海沿いの地域である実家で年を越す私は、大体6時過ぎに一旦起床。明らかに日の出が期待できない時以外は、自分の中での日の出スポットに向かう。

それは、道の駅さるふつ公園内のインディギルカ号遭難者慰霊碑近く。実家からは2kmと近く、車で3分ほどで到着できる。

インディギルカ号遭難者慰霊碑

2022年の元旦は残念ながら初日の出は拝めなかった猿払。ただ、全国的には各地で初日の出を楽しめたようで、皆さんの写真を観ているだけで見惚れてしまった。

せっかくなので、先ほど紹介したインディギルカ号遭難者慰霊碑付近から望む初日の出を2枚ほどご紹介。

凍てつく寒さの中での撮影は、装備を誤ると危険。特に手袋は必須アイテム。一度素手で向かったことがあったが、寒いというレベルではなく痛みを感じた。

2017初日の出 氷点下7度ほど

画像2

2018初日の出 氷点下9度ほど

画像3


元旦に初日の出を拝むことはできなかったものの、午後から天候は回復傾向。もしかしたら初日の入りが見られるのではと淡い期待を寄せて車を走らせた。

雪国では、冬期間は除雪をしないため通行できな道路はよくあること。封鎖された道路に夕陽の光が輝く様子を思い浮かべて、撮影地を決めた。

今までに撮影したことないスポットなので、どんな写真が撮影できるか不安とワクワクが入り混じる。

そうして、撮影したのが次の一枚。

初日の入り

初日の出を拝めていたら、目にすることがなかったであろう初日の入り。悪くない。燃えるように、目を眩しさが襲った。

機材:SONY α7III × TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)
場所:知来別



おまけ 
二、三歩下がると通行止めの看板。せっかくなので、看板越しにも一枚撮影。

画像6



この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?