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自治体におけるSNSの活用というテーマで事例発表した内容を要約したら、他の仕事でも考え方を活かせそうと思った話。

こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。今日は、先日ご紹介した研修の講義を終えたので、お話ししてきた内容を簡単に要約しておこうと思います。

まずは、この様な機会をいただいた全国市町村国際文化研修所様に感謝を申し上げるとともに、送り出してくれた職場に感謝の気持ちです。なかなか経験できることではないと思うので、とても良い機会をいただきました。

講義内容を精査するにあたっては、平成26年度からスタートした猿払村でのSNSの取組みを振り返りました。その都度振り返った事はあるものの、一気に8年間の取組みを振り返ることで気づくことも多く、資料作成する中で自分自身も学びがありました。

60分ほどお話ししたのですが、お伝えしたことを要約すると次の9点です。細かな内容は、また別な記事でお伝えする機会を作れればと考えています。

目的を定めよう

何のために発信するのか。どういう課題を解決するためのSNSなのか、取り組む意義をしっかりと設定・把握すること。発信することが目的化しないように気をつけましょう。

当事者を増やそう

情報発信はSNS担当部署だけでの仕事ではない。各部署と連携して必要とされる情報を集める方法や書き手を増やす工夫をこらし発信を行いましょう。

伝えるから伝わるへ

発信することで満足してはいないか。情報は届けたい人へ伝わってこそ、意味が出てきます。受け取り手の顔を浮かべて、丁寧に届けよう。

検証・評価・改善

アクセス状況やリアクションなどから、検証・評価のうえ、改善できる点を探り、手をうち続けよう。

コツコツ継続する

発信する目的から、更新頻度を検討してコツコツ更新。フォロワーさんに閲覧する習慣をつけてもらおう。

挑戦

やめる。はじめる。変更するなど、変化することを恐れないこと。時代は変わる、傾向も変わる。やめることも変更することも悪ではなく、そこに意味があるのであれば挑戦と言えます。挑戦していきましょう。

熱量

テクニックももちろん大切ですが、最も大切なのは担当者の熱意。熱意や想いは時にテクニックを超越する。それは。読者に伝わると考えています。

つなぐ

担当者が変わっても、継続できる仕組みづくり。熱意も含めて、バトンを渡せる様な体制や仕組みを準備しよう。

いい意味で適当

楽すぎず、きつすぎない計画作成。配置されたスタッフでの、いい意味で適当な取り組み方を模索。慣れてきたら上方修正、きつかったら下方修正するなど適宜変化させていこう。

以上9点です。

もう少し加えると、主に猿払村におけるFacebookとnoteの取組みをどのようなプロセスで準備し今に至っているか。目標の設定から、実行、改善までの実態をお話ししました。

改めて、要約を確認すると何もこれはSNSに限ったことじゃないなぁと思ったところです。

SNSなどの取組みは初期の思いや狙いが、担当者が変わることでわからないまま進んでしまっていることもあるかもしれません。初心を大切に、でも変化することを恐れずに取り組むことが大切だと思います。

主催者様より受講された方の感想を一部いただきました。
「時代に合わせて運用方法を変える、というのは今すぐ取り入れたいと思いました。」
「PDCAを回すこと、響かないものを継続しても意味がないことの大切さを知りました。」
「変化していくことの大切さ、担当が変わっても一定水準以上で続けていける方法の模索が大切だと思いました。」

事例発表55分、質疑応答15分という配分にしようと思っていたところ、事例発表を5分オーバーしてしまい、質問希望者皆様からお受けすることができなかったのが心残りです。

改めて、このような機会をいただきまして関係者の皆さまに心から感謝しています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。また、次の記事でお会いしましょう。


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