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恐怖心をあおられるタイプのひとへ

僕の考え方、イマ現在最新ベースの思考回路を書いている。日々ここnoteに。

いろいろ書いてきているけれど、「自分の考え方」をまとめる記事が一番多い。

だからなのだろうか「おめーの考え方は違うと思う」という旨のDMを頂く日がある。

僕は「気にしないで下さい。あなたのやっていることの方が正しい」と心から思う。人格者丸出しである。

いや、面倒だからそれで済ませているところもあるのだが、ホントにそう思う節もあるのだ。

だって自らの考えと他人の考えが違うときなんて腐るほどあるではないか。逆に万能な考え方なんて無い。

使うプレイヤーと走るフィールドによって、何もかも個人差が生まれる。環境によってあらゆるものは変わるということだ。他人を殺して英雄になるタイミングもあれば、逆賊になるタイミングあるのだ。

だからそのひとが生きる世界では、僕の考え方は間違いでしかるべきなのだ。だから「そいつの考えが正しい」とも思う。

何を信じたっていい。心地いいものが一番だ。信じたいところにいるのがいい。

「科学的に立証されていないと気が済まないひと」は科学を信じたいからだし、「精神世界に重きをおくひと」は魂の力を信じたいからだろう。

相容れない他者というのは放っておけばいいのだ。そういう意味では違う考え方の人間にいちいち文句を言ってくるというのはアホだ。

でも人間をやっていると、「いい考え方なのかどうかわからない」というときがある。大体が進路とかの局面でやってくる。まわりにあーだこーだ言われるときだ。

僕は「脅かしてくる考え方は大体おかしい」と思っている。そう考えるようにしている。

「そっちにいくと大変なことになるぞ!」という旨のアドバイスだ。

「フリーターになると生涯賃金がカスになって後々後悔する!」
「大学に行かないと結局後で後悔する!」

といった類の「ヤバくなるで」はあまり聞かないようにしている。たしかにビビるし、実際これまでもビビらされまくってきた。

でもほとんどのことを僕は自分で決めてきた。そして恐怖心をあおってきた彼らの言う通りになんて決してならなかった。

ここを読んでいるひとにも同じ経験があるのではないだろうか。それぐらい年長者のアドバイスというやつは恐怖心を軸に作られている。ていうか「〇〇しなきゃダメになる」って恐怖すぎる。

そのむかし、「満州の満鉄を取られたら日本はダメになる!」と言われて日本軍は突撃した。

結局山のようにひとが死んだ。オマケに満州も取られた。取られとるやんけ、と誰か思わなかったのだろうか。

しかも日本は全然ダメになっていない。むしろ戦時中の方がダメだ。

あれから北方領土も取られたけれど、日本はバキバキに栄えてきた。交通インフラも衣食住も行政もなんだかんだ屈強そのものだ。

でも、もう済んだことだから「おいコラ、全然日本ダメになってへんやんけ。お前ダメになる言うたやんけ」と誰も言わない。そんなものだ。

発言と歴史を合わせて紐解くと「〇〇しなきゃこうなっちまうぜ」っておかしいことが多い。

かつて「21世紀の頭には、日本人のほとんどが餓死する」と言われていたことを皆さんはご存知だろうか。クロレラや宇宙食の開発はその恐怖で押し進められたのだ。

でも、蓋を開けるとどうだろう。今日も街にはデブが溢れかえっているではないか。「いや、なってねーけどどうすんの?コレ」と思う。

「〇〇しなきゃダメになる」と言われたことがあるだろう。それに反発してやらなかったことが一度や二度あると思う。

果たして、その「しなかったこと」による影響はあなたをそれほどダメにしているだろうか。

恐怖を先頭に置いて話すと、「このまま行くと」という枕詞になる。

学者さんが言っていた話がある。

原始人はムチャクチャ前のめりだったそうだ。

だんだん進化して、背骨がまっすぐになってきたらしい。このまま行くと、何万年後かに後ろに倒れちゃうらしい。

僕が学会にいたら「いや、このまま行かんだろ。大丈夫だ、行かん。安心しろ馬鹿」と言ってたと思う。

石油が無くなれば、代替のエネルギーは生まれるし、戦争に負ければエレクトロニクスで勝つし、人間死ぬほど苦しくても鍛えまくって復活したりする。

なんとかなると思っとけばいい。なんとかなる。

月収は増えるし恋人はできるし夢は叶う。ぐらいに考えててもいいんじゃないだろうか。でも叶うのだ。思ってもいないカタチで。



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