バンドマンは高い楽器の聴き分けできんの?タッピングは?あれは何がしたいの?
『タッピング』ギターの演奏技法の一種である。かき鳴らすでもなく、爪弾くでもなく、「打つべし!」と真上から指板へと指先を衝突させて発音する。
この動作をアホの子のように繰り返すと、通常では不可能な高音まで鳴らすことができる上に、音色自体もアタッキーでクリスピーになる。
タッピングの歴史は古く、戦前にはジャズ・ギタリストなんかが一部やっていたり、ディープパープルの人は「60年代に一度だけ見たことがある……」と「UFOでも見たんか?」と言いたくなるような証言を残している。
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