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社員インタビュー #2 | 「新しい当たり前をつくりたい」大手電機メーカーの研究員からバーティカルSaaSベンチャーのPdMへ転身

和田 蒼汰 | PdM
    中途入社(2022年)

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人生をかけて誠実に努力を重ねる仲間の姿勢を信じて

ーー匠技研工業への入社の経緯は?

僕は学生時代に研究者の道を志望していて、とある企業のインターンに参加したんです。そこでCTOの井坂と知り合いました。
その後、大手電機メーカーのAI研究所に新卒入社したのですが、1年半ほど勤めたころに、仲の良かったインターン仲間と飲もうよという話になったんです。そのときに井坂がたまたま来て、「起業したんだ」という話を聞いたのが始まりでした。
井坂の話聞いて、面白そうだなと思った僕が、「AI研究周りで何か手伝えないか?」と話を持ちかけると、数か月後には業務委託のAIエンジニアとして協力するようになり、そこから半年程、開発業務に従事しました。
実は僕自身、学生時代にビジコンに出たりしていて、そもそも起業というものに興味があったのですが、実際に密にお客様と関わりながら直接プロダクトをお届けできることや、ゼロイチフェーズの立ち上げに携われることがとても面白く感じられ、前田に声をかけられるまま正社員として飛び込んだのが入社の経緯です。

ーー大手企業研究員のキャリアを捨て、立ち上げ間もないベンチャーへ飛び込む勇気は必要だった?

そうですね、ある程度の勇気は必要だったかもしれません。大企業勤めも1年半といったところで、僕個人としてはまだキャリアを転換し易いフェーズだったというのはあるかもしれないですが。ただ何よりも、匠技研工業で働くことへのワクワクが抑えられなかったというのがデカいですね。
当時はまだプロダクトもリリースしていなくて、成約しているお客様も0社。仕組みもプロダクトも組織も、まさにゼロイチを自分たちで模索して作り上げることができるタイミングでした。こういった経験はなかなかできないことだと思いますし、その経験が、今自分の目の前にあるという状況にとてもワクワクしたことを覚えています。
経営メンバーの3人については、僕と同期ということもあり、社会人経験も浅いし何かの領域で特別なシニアレベルだったわけでもない。そんな中でも、どんなインプットをして質の高いPDCAを回していくかといったところが、この組織は非常に洗練されている印象を受けました。
一方で、「自分たちに十分な実力はない」ということを確りと受け止めた上で、どうやったら成功できるのかを一生懸命勉強していかなければならないという覚悟もあり、何より人生をかけてこの事業に取り組んでいくという気概が目に見えました。
今思い返してみると、コンフォートゾーンを常に抜け出そうとしている姿勢が印象的でしたね。少なくとも自分たちが今見えている範囲だけで何かをやろうとはしていない。常にもっと高い視座を持てるよう意識していて、どうやったら非線形に成長できるかを常に探し続けている。自分たちだけでは当然思いつけないことも多いので、先人の知恵を借りることも憚らず、積極的に手段に加えながらやっていく。これって結構大変なことだと思うのですが、心地よいところを抜け出そうと行動し続ける努力が、この組織では日常茶飯事になっているんですよね。
普通にキャリアを歩めば一流起業に入って一流の仕事に就ける人たちが、その道を捨ててやっているというところにも、彼らはまさに人生をかけてやっているんだと実感できたし、良い仕事のやり方だなと思いました。
前職では現状維持や現状から一歩飛び出るぐらいの中で仕事をしたり、できる限り自分が責任を負わなくてよいように立ち回っている人が多かった印象があり、そこにはやはり大きな違いがありました。
この会社のメンバーは確実に人生をかけてやっている。成長意欲が高いので視座も高く、常により良いものを探して成長しようとし続けている。僕はその愚直なまでに誠実な姿勢に信頼ができましたね。

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泥臭さ、誠実さ、そして他者へのリスペクトが製造業のDXを実現する

ーー現在の担当業務について

役割としてはプロダクトマネージャーですが、実際はCSやエンジニアも兼ねています。たまに商談もやったり展示会対応をやったり、社内でも幅広く色んなことやってる方なんじゃないかなと思います。
プロダクトマネージャーとしては、Valueにある「現場・現物・現実」を体現することを意識しています。例えば、お客様から「こういう機能改善をしてほしいんだ」という声があがったときに、まずは「なぜそれが現場で起きているか?」の背景を見に行きます。CSメンバーから上がった声に対しても、実際にどういう状況で上がった声なのかを自分の目で見に行って、CSメンバーがどう意訳して伝えようとしていたのかを検証しに行く。そこから真の課題を見つけ出し、最適なソリューションを探るためにPDCAを回し続けています。
また、社内にはVoCが集約されるシートがあります。CSメンバーがミーティングや商談でお客様から得た良い声・悪い声を全て集約しているのですが、僕はその全てに目を通しています。そこからプロダクト上の課題を抽出して、「こういう課題があるんじゃないか?」と整理していきます。課題やソリューションの仮説立てをして、それを実際にお客様に当てていく、検証していくという順番ですね。
それこそソリューションの検証までをやっていく過程で、プロダクトを作る前に何が効果がありそうなのかが大体分かってくるので、筋の良さそうな内容に絞って要求定義までを仕上げていきます。それ以降は、エンジニアが要件定義を詰めて進めていくといった流れですね。
「どの課題を解くべきか?」という議論については、CSやセールスのメンバーやCTOの井坂も巻き込みながら進めています。

ーー実際に働いてみて、匠技研工業はどんな会社?

泥臭いですね。(笑)あとは徹底した顧客ファーストの姿勢も非常に感じます。特にこの製造業界において価値を提供していく上で、実際に現場を訪問して「ここクリックしてください」と細やかなサポートを泥臭くやれるのは非常に意味のある事だと思っています。そしてそこをやれる組織こそが、この業界のDXを推進することができると信じています。
これって、感覚として分かっていても実際にやれる組織は少ないと思っていて。そういったフォローを若手メンバーで泥臭く真摯にやれているのはとても貴重なことだと思います。
あとは他者へのリスペクトをとても感じますね。これが仕事上でどう活きてくるかというと、メンバーからフィードバックがよくもらえるのですが、「ダメです、ダメです」じゃなくて、「それもいいよね」「僕ならこうします」といった前向きなメッセージがもらえているので、社内の心理的安全性も高く、こちらもポジティブな姿勢で様々な挑戦ができています
学習意欲の高さという点では、社内のフィードバックには限界があるので、外部のシニアアドバイザーの方々からも、要所要所で積極的にフィードバックをもらっています。僕(プロダクトマネージャー)にもシニアアドバイザーの方がいて、業界で有名な講演とかをしていらっしゃるトップラインの方に、週1〜2回の頻度でアドバイスをいただきながら仕事を進めています。こういったプロフェッショナルな方が各ポジションについてくださっていることは、会社や自己の成長にも繋がりますし、環境としても大変心強いですね。

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信じられる優秀な仲間と創りたいのは、新しい当たり前

ーー匠技研工業で成し遂げたいことは?

僕の場合はひとつハッキリあって、「新しい当たり前をつくりたい」。
製造業の新しい当たり前を作るのが、僕の匠技研工業で成し遂げたいことです。製造業で見積もりに関わる方が、当たり前に『匠フォース』を使っているという当たり前をつくりたい。

ーー匠技研工業に興味をお持ちいただいている皆さまへ一言!

「こんな面白い仕事ないよ!」ですね(笑)自分でボールを持って、自分の意志で物事やプロダクト、組織を作っていける。信じられる優秀な仲間と切磋琢磨しながら会社と一緒に自己成長できる。こんな面白い仕事はないと思っています。



ーーおわりに

最後まで社員インタビューをお読みいただきありがとうございます!
日本製造業の復権を目指し、今後さらなる急成長を目指す匠技研工業に、少しでもご興味をお持ちいただけたら幸いです。
私たちについてより詳しく知りたいと思っていただけた方は、是非ともお気軽にカジュアル面談へお越しください!

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