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没頭できること

最近みんな何をして1日を過ごしているのだろうか。

筋トレ、料理、ダイエット、ギター、ゲーム、ペットと戯れ、オンライン飲み会等々、色んなことをしているのはインスタストーリやライブから伝わってくる。

多分みんな何かと忙しいんだろう。

自宅で没頭できることがある人はどれくらいいるのだろうか。
何に没頭しているんだろうか。

と、昨日ふと思った。

没頭できることがあれば、疲れた時にそれをやることができるだろうし、それに時間を費やしていれば、1日なんてあっという間に過ぎる。

最近よく見かけるのは、「どうぶつの森」をしてる人。

自分はこれまで一度もどうぶつの森をしたことがないので、どんなゲームなのかは全く知らないのだが、まあみんな楽しそうにツイートしたり、ストーリーに上げたりしているので、きっとハマるんだろうな。

そういえば、高校に入ってから、ゲームというものをほとんどしなくなった。

携帯ゲームはぼちぼちするし、最近だとカジノのアプリをしているけど、小・中学生の頃のゲームみたいに没頭して、ってことはない。

退屈な時間だったり、移動時間にやる程度である。

そして大体数ヶ月後にはやめる。

たまにログインすると、「お帰りなさいボーナス」なんてものが貰えるくらい、起動することがなくなる。

最後にがっつりハマったゲームはなんだったろうか。
多分、高1の途中までやっていたパズドラかな。

SNS以上の頻度で、パズドラのスタミナだったり、イベントだったりを確認していたのを覚えている。

その前は多分PSPのモンスターハンター。毎日毎日、狩りに出たくて仕方なかった。

ゲームをしなくなったきっかけは大学受験だった。高1の冬あたりだったか、東大を目指そうと意思を固めた時期、パズドラに時間を割き過ぎている自分に焦りを感じて、思い切ってパズドラをやめた。

それ以来、僕はゲームに没頭することがなくなった。ゲームに没頭するのが怖くなったのかもしれない。

どれだけ時間を詰め込んだデータも、やめてしまえば、価値を持たなくなる。パズドラやモンスターハンターには数百時間とかけてきたが、もはや何も残っていない。モンスターハンターはまだデータあるけど。多分。

もちろん最近だと、データを売るなんてこともできるようになってきたが、それは今は考えないでおこう。当時、そんな発想はなかったし、そんな大した額にもならなそう(実際どれくらいの値段で売買されているかは知らない)。そもそもゲームはお金を得たくてやるものではない。

こういった理由から僕はswitchだったり、PlayStationだったりは買っていないし、きっとこれからも買わない。

買った後は、そこから動けなくなることは容易に想像がつく。

ここまで書いて、ゲームを批判しているようだが、自分はゲームを批判したいわけではない。むしろゲームのおかげで、何かに没頭することを学べたし、青春時代も楽しかったし、一手先を考える思考力なんかも身に付いたと思う。結構、ゲームから学べたことは大きいと思っている。

ただ、ゲーム以外のものに時間を割きたいと僕は思うようになった、それだけである。
優先順位は人それぞれなので、ゲームに没頭している人はそれはそれでとても良いと思う。

僕の場合は高校生の頃なら、大学受験のための勉強の優先度が高かったし、バレーボールという球技の優先度は何より高かった。

そして今だと、没頭できるとまで言えるかはともかく、人工知能や法律を学ぶことの優先度が高い。また、自分の立ち上げたサークルのことを考えることに時間を多く割きたいと思っている。

昨日の夜30分だけサークルのWebページをいじるつもりが、気づいたら1時間経っていた。

没頭できるものに出会えたな、と感じた瞬間だった。


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