【図解】「売れたければまずパクる!」模倣から始まるサクセスストーリー
私はこれまでnoteを通じて、コーチとして売上を立てて”食えるコーチ”を目指すために役立つ様々な方法や考え方を紹介してきました。
いかに効率よく”売れるコーチ”へと駆け上がるか?
私自身の体験や第一線で活躍する先輩コーチの話を踏まえ、これまでの記事では”とにかくオリジナリティに関連した話”を中心に色々なことをお伝えしてきました。
例えば、売れているコーチはUSP(ユニーク・セリング・ポイント)を持っていて、クライアントから選んでもらうために、【オリジナリティ】を前面にだした”売り方”が重要ですよ!という話や
↓↓詳しく知りたい方は↓↓
【図解】売れるコーチはとにかくUSPを持っている。
ほか、自分の経験や体験を活かした自己プロデュースをすることで、自分の提供できるコーチングとクライアントのニーズを上手にマッチングするべき、という話などもしています。
↓↓詳しく知りたい方は↓↓
【図解】コーチとして売上を立てるなら、とにかく絞るべし
そして、今回皆さんにお伝えしたいテーマは【模倣】の重要性です。
誰かの真似をする、いわゆる”パクる”ということも売れるコーチを目指す上では必要不可欠な要素だと私は考えています。
売れるコーチになるためには
・オリジナリティを打ち出す自己プロデュースが重要
・誰かのマネをして”パクる”ことが重要
一見すると正反対のことを言っているようですが、実は模倣とオリジナリティはとても密接な関係をしています。
ただパクるだけではオリジナリティへと繋がりませんが、
上手な”パクり方”を意識して、要所を抑えつつ模倣することは売れるコーチへの第一歩となりえる大切な要素です。
売れるコーチを目指す上で、確実に役立つ”パクり方”を今回は皆さんにお伝えしていきますよ!
模倣の無い創造はほとんど存在しない
”パクる”という言葉だけを見ると、マイナスイメージを受けてしまいますが、模倣や真似をすることは恥ずべきことでは無く、時として”常識”や”基本”として推奨されることさえあります。
例えば、音楽の世界なら”カノンコード”と呼ばれるコード進行があります。
ヨハン・パッヘルベルが作曲したクラシックの名曲「カノン」は、誰しも一度は耳にしたことがあると思いますが、このカノンで用いられているコード進行こそがカノンコードです。
カノンってどんな曲だったっけ?という方はコチラ
別名「王道進行」などとも呼ばれるカノンコードですが、使えば売れるコード進行として私たちが知る有名なヒット曲でも多く使われているのをご存知でしょうか。
▼カノンコードが使われているヒット曲達
・世界に一つだけの花(SMAP)
・さくらんぼ(大塚愛)
・翼をください(赤い鳥)
・クリスマスイブ(山下達郎)
・etc
カノンコードに限らず、ヒット曲を聞いていて「なんとなくあの曲に似てるかも」と別の楽曲を思い浮かべたことがあるはずです。
王道から新たな楽曲をクリエイトする手法は、音楽業界では当たり前のこととして行われていますし、売れる曲には支持される共通点が必ずあるものです。
これは、音楽の世界に限った話ではありません。
絵画や陶芸などの芸術でも、初心者は著名な作品を模倣して”練習”をします。
スポーツでも、最初は基本とされるフォームを教えられますが、あれも模倣の一種ですよね。
コーチングの売り方と直結するビジネスの世界でも、模倣はスタンダードな戦略の一つです。
斬新なビジネスが登場し、それを大手が模倣して世に広まったケースは数えきれない程ありますし(パイオニアが泣きを見ることも少なくないですが)、ブログやYoutubeが稼げる!となれば、すぐにその模倣で溢れかえっていますよね。
(今だとひろゆきさんの切り抜き動画が大量発生していますよね。笑)
成功者をパクる、という考え方に忌避感や罪悪感を感じているなら、それは間違いです。
実績や成果がすでに出ている【正解】が見本としてあるなら、最初の一歩はそこを真似る所から始めた方が良いに決まっています。
コーチングの売り方だって同じことで、まずは売れているコーチが行っている”正解”(いわば型)を模倣して、「こうすれば売れるのか!」という手応えを感じ取ることが最初の一歩だと私は考えています。
売り方の基本を知った上で、自分なりのオリジナリティを考え打ち出していく。(ステップ・バイ・ステップ!)
そして誰かの真似をしよう!と思ったときも、無節操に売れているコーチをパクれば良いという訳ではない、ということが今回のメインテーマとなっています。
それでは、売れるコーチになるための上手な”パクり方”を具体的に解説していきましょう!
ベンチマーク(目標・指標)先を決めてみよう!
売れるコーチになるためには、模倣こそが第一歩ですが「誰を模倣するか」をまずは決めることからスタートしましょう。
マーケティングの世界では、ライバル企業が打ち出す戦略や指標をマークすることを、ベンチマーキングと呼称しますが、簡単に言えば「なりたいコーチ」や「目指したいコーチ」をしっかりと決めることが重要になってきます。
ベンチマークとするコーチ選びでは、”実績”や”成果”がしっかりと出ているコーチを選ぶようにしましょう!
ベンチマーク先を徹底的に分析して全力でパクる!
模倣するコーチが決まったら、徹底的にそのコーチが行っていることを分析します。
分析の仕方が判らない!という方は、
マーケティングで用いられる「4P分析」を意識すると課題や自分に足りないものが明確化しやすくなります。
4P分析とは、
・Product(製品)
・Price(価格)
・Promotion(販売)
・Place(流通・販売経路)
この4つの分野の頭文字を取った呼び方で、各分野ごとにベンチマーク先と自分を比較対象しながら分析をすると、問題点が明確化するという効果が期待できる手法です。
難しく考えるのではなく、
・売れているコーチはどんなセッションを売っているのだろう
・売れているコーチの金額設定はどうなっているのだろう
・売れているコーチはどこでクライアントを募集しているんだろう
このように、模倣したいと決めたコーチをとにかく多角的に分析してみましょう。
そして、自分に取り入れられる(パクれる)ところは積極的に模倣していきます。
逆に、自分には取り入れられない部分は”課題”となります。
(「本当は単価を20,000円/hに設定したいけど、今のブランディングじゃ無理かなー」など、色々と考えられますよ!)
コーチとしてすでに有名である、Youtube配信でファンが多数ついている、など分析しても”すぐには真似できない部分”が必ずでてくるはずです。
しかし裏を返せば「Youtube配信を行ってみよう」とか、「ブログを始めて自分のファンを増やす媒体を作ろう!」など、努力すべき方向が明確に見えてきます。
まずは売れているコーチを徹底的にパクってみる。
コーチとして何をすれば良いのか判らずに悩んでいるなら、目標にできるコーチ探しから始めてみてはいかがでしょうか?
緻密な分析に役立つツールを活用しよう!
目標となるコーチをベンチマークして、徹底的にパクる。
文系か理系かであったり、個人の性格や考え方にもよりますが、緻密な分析をしてデータを取ることがマーケティングでは重要な要素であることは確かです。
感覚による分析がダメとは言いませんが、
数値や数字で表されるのは”客観的な事実”であり、真似をする価値があるかどうかを推し測る判断要素として役立ちます。
そこで、私自身も活用している分析に役立つツールをいくつか紹介します。
●Whotwi(ツイッター分析ツール)
売れているコーチの多くが、情報発信や交流の場として活用しているのがTwitterです。
事実、Twitterでフォロワーを増やしてブランディング→販売へと繋げる、
集客の動線としているコーチも多いです。
ところが、早速ツイッターをチェックだ!と意気込んでみたものの、対象のコーチによるツイート数が多すぎて分析する前から心が折れる・・なんてことも少なくありません。
そんな時に役立つのがWhotwi(フーツイ)という分析ツールです。
使い方はとても簡単で、分析したい対象のIDを入力してボタンを押すだけですし、なにより無料という点が魅力的です。
↓↓検索結果画面はこんな感じです。堀江貴文さんで試してみました。↓↓
このように、検索対象がどれくらいの頻度でツイートをしているのか、時間帯はいつが多いのか、文字数やフォロワーの数など様々な情報が可視化されます。
他にも、
・どんなハッシュタグを付けているのか?
・どんな言葉を多用しているのか?
など、売れているコーチがツイートでどんな工夫をしているのかを分析するには重宝するツールとなっています。
ただ漠然と最近の呟きだけをチェックするのではなく、こうしたツールを活用して多角的な視点で分析した方が、模倣できる幅そのものが広がりますよ!
●similarweb(無料サイト分析ツール)
分析したいサイトのURLを入力して検索するだけ、という簡単な作業で様々な情報を知ることができるのでオススメです。
無料版とプロ版(有料)がありますが、無料版だけでもサイト訪問はどこからの流入が多いのか、どのようなキーワードが人気なのかなど、有益な情報を入手可能です。
サイト分析に力を入れたい、Webでのプロモーションに注力したいというコーチなら、プロ版や後述の有料ツールという選択肢もありますが、とりあえずサイトを分析してみたいだけなら無料版でも充分です。
目指したいコーチが運営するサイトが、どのようなキーワードを使っているのか、どういった集客をしているのかを知ることができれば、パクり方が自然と見えてくるハズです。
↓↓ちなみに、noteの分析結果(一部)はこんな感じです。↓↓
流入元の殆どは、ツイッターからのようですね。
●ahrefs(有料サイト分析ツール)
有料ですが、SEO分析ツールとして非常に有用なツールといえば、ahrefs(エイチレフス)です。
(友人のWebマーケコンサルも、大体コレ使ってます。なぜだろう..。)
基本的に有料でトライアルなら7$でお試し運用が可能ですが、月に日本円で2~5千円程度のコストがかかってしまいます。
特定のWebサイトを分析して、どのようなキーワードで何位くらいなのか、そのサイトで上位の記事はどんなものなのか、など様々な分析が可能になります。
コーチの売り方として、ブログやWebサイト運営を視野に入れているのであれば、金額に見合うだけの情報を得られるのでオススメです。
ブログやHPを運営し、SEO対策をしっかりと理解しているコーチなら非常に有益なツールですが、単純に目指したいコーチを分析したいだけなら前述のシミラーウェブ無料版で充分ですから、あくまでもWEBに強いコーチ向けのツールという認識で大丈夫です。
上手にパクって売れるコーチを目指そう!
コーチとして売れたいけど、何から始めたらよいのか判らない!
売れるコーチを目指し、具体的にどう動くべきか悩んだときは”売れているコーチ”を教科書代わりにして、とにかく分析して模倣することから始めてみましょう。
4P分析を意識したり、ツールを活用してしっかりと分析すればパクれる部分や、自分に足りない部分が必ず見つかるはずです。
売上が伸びずに悩んでいるコーチの中でも、何をすべきか判らずに”立ち止まっている”状態だと不安や自己嫌悪というマイナスな思考に陥りやすくなってしまいます。
逆に、目標をしっかりと立てて前に進んでいるという実感が持てれば、悩みや不安は自然と解消されていくものです。(セッションと同じですね)
成功者をパクるのは悪い事ではなく、売れるコーチになるための第一歩です。
どんどんパクって、そこから昇華させてオンリーワンな売れっ子コーチを目指しましょう!
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ぜひセッションへお役立てください。
・大手コンサルティングファームにて会社員として職務に従事
⇨財務、マーケティング・集客に特化
・海千山千の経営者と毎月PDCAを回すことへの壁にぶち当たる
・2019年3月にプロコーチ資格を取得
・同月、ココナラにてコーチングセッションを販売開始
・2019年5月 法人向けにエグゼグティブ・コーチングを提案
・コーチングサービスの見える化を徹底的に実施
・2021年3月 月次売上30万を達成。
◯Twitter:たくみコーチ
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