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【図解】コーチとして売上を立てるなら、とにかく絞るべし

今回のテーマは「コーチの売上や集客の悩み」を解決するための具体策。

私は過去の記事でも、新米コーチやコーチとして伸び悩む人に向けて、売上アップや集客に必要な方法を紹介してきました。

例えば、、

・コーチ自身が魅力的な人物になるため、自分磨きをするべき!
・法人クライアントを獲得できるように動きましょう
・とにかくセッションを数多くこなしましょう

など、私自身の体験談や、実際に私が実践していることを記事にまとめて皆様にお伝えしてきました。

既に記事として紹介している「集客と売上増大」に関する話ですが、なぜ何度もコーチへ向けてこのような記事を書くのかといいますと...。

それは、せっかくコーチの資格を取得しても「集客と売上」という壁でつまづくくコーチがとても多いからに他なりません...。

私自身も、新米コーチだった頃

努力して良いセッションを行えている自信があるのに、なぜ集客に繋がらないんだろう・・
コーチという仕事はこんなにも稼げないのだろうか・・

こんな悩みを抱え、息苦しい日々を過ごした時期がありましたから、同じような苦悩や不安を抱えるコーチを応援したいと強く考えています。

そこで今回は、私のもう一つの顔でもある「経営コンサルタント」という視点から、新米コーチが抱える「集客と売上」の悩みを解消する方法を具体的にお伝えしてみたいと思います。

「いかに絞るか」という販売戦略がモノを言う

前置きが少し長くなってしまいましたが、ここからが本題です。

コーチとして売上を増やしたり、より多くの集客を目指すには「絞る」ことがとても重要になってきます。

一体、何を絞るのでしょうか?

結論から言うと、コーチングを受けたいと思う顧客、つまりターゲット層を絞ることが重要なポイントになります。

この考え方は、SEO対策やマーケティングなどにも通ずるもので、
実は私たちの身近でも頻繁に行われている販売戦略の一つです。

判りやすい例で「絞り方」を考えてみましょう。

より”ニッチ”なニーズに的を絞る

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ターゲットを絞るというプロセスは、ブログを例にして考えてみると判りやすいです。

例えばコーヒーが好きで、「コーヒーに関するブログを書こう!」と思ったとしましょう。

ネットの中で、コーヒーという大きなカテゴリを扱うブログやHPはどれほどあるでしょうか。

大手飲料メーカー有名なコーヒー専門店はもちろん、個人経営のカフェやコーヒー好きのブログまで、星の数ほど存在しますよね。

この状況下で、「コーヒーが好き!」という熱意を持ってブログを毎日更新して、一生懸命努力をしても、検索結果の上位に表示される可能性は限りなく0に近いです。

そこで、ターゲット層を「絞る」ということを行います。

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コーヒーという大きすぎるカテゴリから、よりニッチなニーズや専門的な部分に目を向けて行き、そこに特化した内容のブログを作成することで訪問者を増やしていきます。

・コーヒーを自分で焙煎する方法

・エチオピア産コーヒー専門ブログ

・〇〇県××市内のコーヒー飲み比べ

明確に、自分のブログが「何かに特化している」ことをアピールすると、興味を持つ人の総数自体は減るかもしれませんが、確実にそこに興味を示すターゲットを集客しやすくなりますよね。

この考え方、コーチとして集客を増やすための施策にも同じことが言えるのです。

私はプロコーチです!悩みの解決や成長のサポートをします!

上記はごく一般的なコーチの紹介文ですが、これは先程の例で言えば「コーヒーに関するブログ」と紹介しているようなものです。

コーチとして有名な人や、実績や知名度がある人と”同じ土俵”で勝負を挑んでいる状態ですので、クライアントが新米コーチを選ぶことは考えにくいです。

だから、絞るのです。

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A.プロ資格を持つコーチです!新米ですがセッションでは全力でサポートします!

B.サラリーマンを20年経験した脱サラコーチが、開業を目指す40代の目標・理想像を徹底的に明確化します

新米コーチの紹介文でよく見かけるのがAのような「やる気」や「全力」をウリにしたアピールですが、
これでは顧客側に「何が強みなのか」や「何を提供してくれるのか」が伝わりにくいです。

熱意は伝わるかもしれませんが、新米だけと頑張ります!と言われて魅力的に感じる人は少ないと思います。悲しきかな..。

一方、Bの紹介文はどうでしょうか。

脱サラコーチという一文で、脱サラした経験を持ったコーチだと判りますし、ターゲット層も「脱サラしたい人」や「会社を辞めるかどうか悩んでいる人」に絞られてきます。

このように、ニッチなニーズに目を向けてターゲットを絞った集客を目指した方が、結果的には集客を増やす事ができます。

しかし、ニッチなニーズなら「何でも良い」という訳ではありません。

自分自身の強みや背景を活かすことが重要

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いくらターゲットを絞った方が集客に結び付くからといっても、
そのターゲットに合ったサービスを自身が提供できなければ元も子もありません。

例えば、結婚経験や子育て経験の無いコーチが、「子育てをしながらキャリアアップを目指す方へのコーチング」を謳っても、薄い内容になってしまうのは目に見えていますよね。
(車の免許を持っていないのに、ドライブの楽しさを語るようなものです...。)

ターゲットを絞り、集客を増やそうと考える場合に大切なのは「自分の経験」「自身の強み」を活かせる分野に目を付けるべきです。

絞り方を考えるプロセスを、先ほどの脱サラコーチの例で段階的に説明すると、

①自分は脱サラしてコーチになった経験がある

②離職する際に、大変だったことや脱サラしてから苦労したことや後悔したことがある

③だから、脱サラ・開業を考えている人に向けて自分の体験とコーチングの技術で、よりスムーズで後悔のない脱サラができるようにサポートしたい

といった、イメージです。

この①~③までのようなストーリーを自分の中で作りだせれば、それが集客に結び付く自分自身にしかない強みだと気付くはずです。

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コーチとして活動している人は沢山いますが、コーチごとに経験したことや送ってきた人生は異なります。

自分自身の生き様や経験に裏打ちされたコーチングは、クライアントの心を掴む言葉になり得ますし、嘘偽りが無い真実なので説得力が高くなります。

こうした、自分自身の人生経験を踏まえてターゲット層を絞る戦略は、新米コーチであっても集客に繋がる個性をアピールしやすく、コーチ自身が持つ特性を活かした実りのあるセッションが行える方法だと言えます。

コーチとして、自分自身と深く向き合うことが大切ですよ!と私はこれまでの記事でもお伝えしてきました。

自分自身を知ることでストーリーが生まれ、そこに集客を呼び込むアイディアが潜んでいることが、今回の記事を通して伝わったのではないでしょうか...!

集客に悩むコーチの皆さんは、是非とも自分自身のストーリーから「自分にしかできないコーチング」を提供して、多くのクライアント様の目標達成を実現してくださいね!


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著者プロフィール

たくみコーチ_著者2

・大手コンサルティングファームにて会社員として職務に従事
 ⇨財務、マーケティング・集客に特化
・海千山千の経営者と毎月PDCAを回すことへの壁にぶち当たる
・2020年3月にプロコーチ資格を取得
・同月、ココナラにてコーチングセッションを販売開始
・2020年5月 法人向けにエグゼグティブ・コーチングを提案
・コーチングサービスの見える化徹底的に実施
・2021年3月 月次売上30万を達成。

◯Twitter:たくみコーチ


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