たくみ@NY→大阪へ

1987年生まれ、奈良出身。関西愛がすごい。2017年駐在員としてニューヨーク勤務→2…

たくみ@NY→大阪へ

1987年生まれ、奈良出身。関西愛がすごい。2017年駐在員としてニューヨーク勤務→2019年に帰任。本職は広報・マーケです。問いと対話でくらしを紡ぐライフスタイルメディア q&d で編集長をしています。発言は個人の見解です🙆‍♂️

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    思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。

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(手料理基礎)各国の調理法をハックしてみる

アメリカに住んでいたころは、「日本に帰ったら国内やアジアを旅行して回るぞ~」と意気込んでいたのもつかの間、あっという間にステイホームの世の中になってしまった。加えて育児も想定以上の忙しさで、気づけば仕事や子育てに追われて2年もの月日が経っていた。お父さんお母さん、匠実は34歳になりました。 まもなく2歳を迎える娘はとても規則正しい生活を送っており、保育園に行かない休日は2時間の昼寝。夜は21時に寝て7時に起きるという、理想の睡眠習慣。ようやく自分の時間らしい時間が取れ始めて

    • 何も考えずにアメリカ留学しようとした話

      以前のnoteにも書いたが、社会人になって最初の数年間は何をやっても上手くいかず、暗闇の中を走り続けるような生活だった。何をしても駄目な時期というのは人生において数回あるようで、その時の僕は付き合っていた彼女に振られ、仕事でも全然思うような成果を出せず、人間関係にも苦しみ、テレビからふと流れた東京ガスのコマーシャルにつられて爆泣きするような、情緒不安定な日々を過ごしていた。 ちなみに今見ても泣けるこのCM。最高。 仕事が嫌だ。でも辞めてもやりたいことが無い。資格もスキルも

      • 世界で活躍する同世代の起業家の人生をたどる - Andy Dunn/Bonobos編

        とうとう来ましたBonobosのAndy。今日の偉人伝はAndy Dunnです。お話していきます。これまでの偉人伝noteは、読んでいて気持ち良くなるようなサクセスストーリーの雰囲気があった中で、今回は葛藤と苦悩、Hard thingsに満ちた大人の偉人伝になっていると思います。書きたいこと多すぎてまとまらず、過去最長の1万字でお届けします。 Bonobosは日本では流通していないブランドなので、最初に紹介したく。まずはこちらの動画をどうぞ。 動画にある「masculin

        • 世界で活躍する同世代の起業家の人生をたどる - Jen Rubio/AWAY編 (後半)

          後半始まりました。いよいよスーツケース事業を同僚のStephanieを始めたJenの奮闘について、ご紹介していきます! 前半はこちらから→ Stephanieとブレストを続け、ブランドをAWAYに決めて商標を取得。Jenはブランディング、Stephanieがサプライチェーンをすることは決まっていたが、足りないピースが多すぎた。まず肝心の商品が全く存在しない。Jenは商品が無くても会社をブランディングすればいい!と考えていたが、StephanieはWarby Parker時

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          世界で活躍する同世代の起業家の人生をたどる - Jen Rubio/AWAY編 (前半)

          前回お届けした「世界で活躍する同世代の起業家の人生をたどる」シリーズが好評で、読者の方々から良い感じのコメントをいただけたので、張り切って第二弾をお送りしたいと思います! シリーズの概要や、参照しているPodcastの情報についてはこちらから。 今回ご紹介するのは、AWAY共同創業者のJennifer (Jen) Rubioさんです。AWAYは2015年創業のスーツケースブランドで、D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)のビジネスモデルを語るうえで外せないブランドとな

          世界で活躍する同世代の起業家の人生をたどる - Jen Rubio/AWAY編 (前半)

          世界で活躍する同世代の起業家の人生をたどる - Katrina Lake編

          久しぶりの投稿です。皆さん元気にされていますか?ずっと家にこもる日々が大阪でも続いていますが、我が家は娘が9か月になり、どんどん動き回るようになり、おかげで飽きの来ない日常を過ごしています。 超絶ウルトラ久しぶりにnoteを書いてみようかな?と思ったのは、とあるpodcastにハマり、noteで紹介したい!と思ったからです。 「How I built this」というタイトルで、その名の通り、著名な起業家やインフルエンサーが、今の人生にどのようにして至ったかを60分近い超

          世界で活躍する同世代の起業家の人生をたどる - Katrina Lake編

          【Web Summit Report】地球の裏側で感じた地球環境とイノベーションの未来

          アメリカから日本に帰って2か月経ち、仕事に育児に忙しく過ごしていると、すっかりnoteから遠ざかってしまっていた。周りの同僚に「noteやれよ!インフルエンサー目指そうぜ!」と吹聴して回っているのに自分がこれでは、、と思っていた中で視察したポルトガルのイベントが、頭を金づちで殴られるほどに衝撃的なものだったので、記憶が新しいうちにnoteにまとめようと思う。 首都なのにこじんまりしていて歴史を随所で感じるリスボンには、今年2月に観光でも訪れてファンになったところ。まさか1年

          【Web Summit Report】地球の裏側で感じた地球環境とイノベーションの未来

          思考のピボットとBTC人材

          世界的なデザインコンサルへのオフィス訪問 とあるご縁から招待をいただき、IDEO NYのオフィスを訪問して来ました。IDEOはシリコンバレー発祥のデザインコンサルティングファームで、「デザイン思考」の概念を確立した巨匠ティム・ブラウンにより創設され、日本でも青山に拠点を持つ世界的なファームです。NYオフィスはSOHOにあり、グループ企業の「kyu」・「SY Partners」の三社が一拠点にオフィスを構えていました。 実はこの3社、いずれも博報堂のグループ会社なんです。博報

          思考のピボットとBTC人材

          NYでのリカレント教育実践

          ベストセラー「LIFESHIFT」で紹介されているように人生100年時代を迎え、従来のライフスパンであった教育→就職→定年→老後という一方通行が成り立たなくなりつつあります。 学びなおし、働きなおしを行い、人生の軌道変更を都度行う中で注目されているのが「リカレント教育(生涯学習)」です。ニューヨークでは学生・社会人に関わらず、新しいことを学ぶことに積極的な人が多いように感じています。彼らがどんな場で何を学んでいるのか、実際に体験してみよう~! ニューヨーク大学SPS(sc

          NYでのリカレント教育実践

          【帰任エントリ】大阪からニューヨークに行き、また大阪に帰ります

          アメリカに来てちょうど2年。noteを始めて約1年。あっという間ではありましたが、アメリカ駐在を終え、8月末で日本に帰ることになりました。会社はそのまま、勤務地は再び大阪になります。色んな意味で節目になるので、今回は帰任エントリなるものを書いてみようと思います。長くなりますが、よかったらお付き合いください。帰国してもnoteは続けます! 摩天楼の対岸からNYを見るのが大好きだった。しばらくこの景色も見れなくなるのか~。。。寂寂寂寂 はじめに先日YouTubeを見ていたら、

          【帰任エントリ】大阪からニューヨークに行き、また大阪に帰ります

          大企業社員のリアルな声を届ける音声メディアを始めます!

          この度、会社同期のしょーま(@shomatech)とポッドキャストをやることになりました。Spotifyにて配信しているので、ぜひ聞いてみてください。 (実は結構前からやってたのだけど、出産・育児で公開がすっかり遅れてしまった・・・涙) Voicyなどのサービスが日本でもローンチされ、日本でも注目を集める音声メディアはアメリカでも人気です。BOF誌によると、2017年に米国内で600万人だったポッドキャストユーザーが、翌年に4800万人(!?!?)にまで上昇。Podc

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          流し見で大丈夫。NYのマーケティング・店舗トレンドにまつわるツイートまとめ

          普段Twitter(@takuminy02)でつぶやいてる情報がタイムラインから流れてしまって、どこにあるか分からない・・・というアドバイスをデザイナーのヤマシタ(@OFFRECO1)さんにいただき、それもそうだな!と思ったので、noteにまとめてみます。店舗・マーケティング・フードトレンドに関する情報中心です。量が多いので流し見でさらっと分かるようにしてみました。気になったらぜひTwitterもフォローしてみてください! Amazon go品揃えが良くてびっくり。Amaz

          流し見で大丈夫。NYのマーケティング・店舗トレンドにまつわるツイートまとめ

          新入社員時代おかしくなるほど苦しんで自分のことが少し理解できた話

          こんなnoteを書きたいと思っていたんです。今回はアメリカのビジネストレンドの話じゃなく、新入社員時代のことを書きたいと思います。 ・・・ 大学生の頃、音楽イベントの企画にハマり4年間その運営に没頭していた。企画書をもって企業を回り、協賛金をもらったり会場を提供してもらったり。イクスピアリやカレッタ汐留、今は無き九段会館でのコンサートなど、大小合わせて100本くらい企画に携わった。思い返しても充実した大学生活だったように思う。 知らない人同士が1つになるイベントの場が好

          新入社員時代おかしくなるほど苦しんで自分のことが少し理解できた話

          まずはここから。NYで友達・仲間を作るためのイベント・ミートアップ10選

          日本は桜が満開のようですね。NYにも春が来てうれしい、たくみ@NY2年目です。桜の見頃はまだですが、月末には見ごろを迎えるかと。お花見情報なども随時ツイッターで紹介出来ればと考えています。ちなみにNYの桜はこんな感じ。 さて今回ですが!ずばり仲間集めについてです。たまに「出張でNY行くんだけど、どこに行けば面白い人と出会える!?」とか「駐在始めたんだけど、職場以外で全然友達が出来ない...」という相談をいただきます。そのようなNYには来たものの人脈・土地勘がまだまだ、という

          まずはここから。NYで友達・仲間を作るためのイベント・ミートアップ10選

          Googleの取組から考える、社員と企業の新たな関係と可能性について

          実はアメリカにくる以前、よく周囲からこんなアドバイスを受けました。 「アメリカはワークライフバランスの国だから。仕事とプライベートはきっちり分けてね。」 「日本みたいに飲み会とか休日の付き合いとか、やりすぎたら駄目だよ!」 はいはいはい。確かにそんなイメージあるわ。みんな5時に帰って、家族とディナーなんでしょ。「フルハウス」はそうやったもんね。仕事と家族は分けて、みんなお互いドライな関係なんでしょ、と。わかってるよはいはい。 渡米前にイメージした、アメリカ人のアフター5

          Googleの取組から考える、社員と企業の新たな関係と可能性について

          日本では殆ど見かけない?アメリカで密かなブームを迎える「缶ワイン」とは

          以前、何気なくつぶやいたツイートに大きな反響が寄せられました。 nomadicaというブランドのついた缶ワイン。185mlというグラス一杯分程度の缶でスパークリング、ロゼ、赤、白など様々な種類のワインが売られていました。この缶を見つけたのは、マディソンスクエアガーデン横のデザインホテルの中に入っていた、おしゃれなセレクトショップ。 「缶詰にされたワイン」という意外性と可愛くデザインされたパッケージを見て、思わずつぶやいたツイートは3,000 RT・6,000 Likesを

          日本では殆ど見かけない?アメリカで密かなブームを迎える「缶ワイン」とは