【好きなシーン10】アナライズ・ミー

画像1 ロバート・デ・ニーロが演じるマフィアのボスが、ある日自分が心の病気なのでは、と精神科の医者にかかる。相手は気の弱いカウンセラー。全く違う世界の二人が出会い、友情が生まれ自分を取り戻していくお話。
画像2 冴えないカウンサラーと暴力的なマフィアとのギャップをフルに生かしたコメディでもある。笑えるポイントも満載だが、このシーンはボスの本音がやっと吐き出され、心の堰が外れて感情が最高潮になるところ。
画像3 無茶なタイミングでセッションを求められたり、疎ましがってたカウンセラーも、ここでは一人の友人として、彼を支える。
画像4 しかし相手はマフィア。感動シーンも束の間、突然ギャング達との銃撃シーンに突入。ボスは泣き崩れててそれどころじゃ無い。このズレが最高です。
画像5 味方の応戦も功を奏し、なんとか収まる。この「銃の大乱射」と、「心の解放」が見事に重なり合って、心地よい余韻が後に残る。全体としてこの調子で、「緊張⇔癒し」がうまく表現されているし、しっかり笑える、素晴らしい映画です。

ここまでお読み頂きありがとうございました。 こちらで頂いたお気持ちは、もっと広く深く楽しく、モノ学びができるように、本の購入などに役立たせて頂いております。 あなたへ素敵なご縁が巡るよう願います。