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鯵は人類への贈り物すぎてやばい

アジ釣りが好きです。

昨日、アジ釣りに行ってきました。

地元、明石で釣れるアジが
美味し過ぎて興奮します。

頭からかぶりついて、
臭みが一切なくて
アジの旨味と身のふっくら感がたまらない。

この記事では、
「鯵が私たちにもたらす恩恵」について
考えつく限りご紹介できればと思います。

アジへ感謝と賛美をこめて。


1、簡単で釣りやすくて楽しいアジ

アジを釣るのは簡単です。
船に乗る必要もないし、
高い釣り竿もいりません。

サビキ釣りという簡単な仕掛けを作って
カゴにエサを入れて
海に投げ入れたら、オーケーです。

ウキがクイクイっと沈んだり
ウキを使わなくても
竿に伝わるブルブル感で、
魚が食いついた瞬間を容易に感じ取れます。

あとは手元のリールを回して
糸を巻き取っていくだけ。

釣り針に食いついたアジを
優しく掴んで、口から針を外します。

僕の手は普通より大きいので、実際のアジは写りより大きいはず。

この釣法(ちょうほう)、サビキ釣りは
鯵の恩恵を余さずに受け取るための
人類の知恵の結晶です。
また今度詳しくご紹介します。

2、アジはたくさん釣れるので退屈しない

夕方から3時間ほどの釣行で
釣れたアジのほんの一部です。

もちろん、日によってあまり釣れない日も
あるにはあるのですが、
釣れ始めると次から次へと
アジは陸に揚がってきます。

たくさん釣れるのは、アジが
回遊魚のため、大きな群れでやってくるからです。

その特性を鑑みて、
さきほど触れた「サビキ釣り」は開発されていて
釣り針が6つもついているのです。

アジの群れが来ている短い時間に
一気に釣り上げようとした
先人達の工夫が込められているのです。

アジの特徴と道具の功利。

これによって、
たくさんの数をゲットできる寸法なのです。

3、アジの釣れる時期が夏休みにドンピシャだから家族で楽しみやすい


ちょうど今くらいの時期に
小さなアジは岸近くへ回遊を始めます。

地域によって多少のズレはありますが
夏休みの期間は、ど直球で繁忙期です。

次の週末まで待ちきれない
興奮気味の釣り少年にとっては
非常にありがたい回遊時期です。

小学生の時の僕がそうでした。
家の前が海岸だったので
ほとんど毎日釣りにいってました。

近くの釣具屋さんでは
こんなふうに、
讃えるべきアジ釣りの成果が
ずらりと張り出されるのです。

今でこそ、
ネットがあるので簡単に成果を
自慢できてハッピーですが、

小学4年生のころの僕は
とくに大漁の日には家族や友達に嫌というほど
自慢して、うっとおしかったことでしょう。

8月の夏休みに大いに子供達や大人を
楽しませたアジ達は

秋がたけなわの頃に
大きく身を太らせて沖に帰っていくのです。

4、アジの味は美味しい

海から釣り上げるだけでも楽しいのに
家に帰ってからも、楽しい。

最高の料理法は「南蛮漬け」です。

片栗粉をまぶして揚げて
甘すっぱいタレに漬け込む。

さっきまで海を泳ぎ回っていたアジが
おいしい衣をまとって食卓に並んでくれます。

鮮度抜群なので、いっさい臭みがありません。

頭からかぶりつくと
海の恵みが凝縮されたアジらしい旨味が
口の中に広がります。

出汁の効いたお酢と合わさって
絶品の域です。

また鮮度を極限まで良く保つ工夫も
漏れなくほどこしてます。

釣った直後に素手で腹わたを取って
氷の張ったクーラーに直行。

苦しませない上に余分な血を抜くのです。

また詳しくは別の章で記事にする予定です。

あとは冒頭でお見せした「唐揚げ」も鉄板だし、


去年の写真です

みりんで漬けてから干物にするのも
旨味がさらに凝縮して最高です。

楽しくて美味い。

アジの嬉しい特徴です。


5、アジは人と人をつなげる

コミュニケーションのきっかけになります。

南蛮漬けを一緒に食べながら、
今日の釣り場での戦いの模様を
披露するのです。

あの釣り方がよかった、
何時からいっぱい釣れた、
たまに釣れる大物への賛美、
隣の人はこんなの釣ってた、などなど。

幅広い話題を提供してくれます。

100匹以上釣れた日には
近所におすそ分けして喜ばれるし
それがきっかけで、久しぶりに友人にも会える。

昨日の大漁はもちろん食べきれないので
さきほど高校時代の先輩にお渡しして
笑顔で受け取って頂けました。

アジをお渡しして
お返しに頂きました^^

頂いた缶ビールを飲みながら
記事を書いています。最高。

こんな具合に、
海で泳いでいたアジが
人とのご縁をつないで
一番搾りになって戻ってくる。

アジがもたらした
幸福の一部です。

まとめ


いかがだったでしょうか?

アジが人類への贈り物である所以が
伝えられたのなら、嬉しいです。

「アジ釣り」に関して
10歳の頃から数えて24年ほどの蓄積があり
(ブランクはありますが)
まだまだ掘り下げたい話題が山ほどあります。

・アジ釣りの勝因に就いて
・勝負のわかれ目はタナを捉えるが命
・阿字観でアジ観する
・至極の南蛮漬けを目指して
・サビキ釣りの原理詳述

など。

またお楽しみ頂けるよう
アジの魅力が広まりますよう
奮闘します。

アジへの多大なる感謝をこめて。

お読み頂きありがとうございました。


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