見出し画像

デジタルマーケティングと企業【#マンガでわかるWebマーケティング#読書感想文(5)】(毎日更新113日目)

『マンガでわかるWebマーケティング』という本を読んでいます。

この本から学んだことと感想をアウトプットしていきます。

本書はマーケティングコンサルタント会社の瞳を主人公にしたマンガのストーリーと、現役コンサルタントの著者の本文との二部構成から成っています。

本日は第5章です。

第5章のマンガのストーリー

画像3

新たに別の企業で自社のコンサルティングを採用してもらおうとプレゼンをしている瞳。

うまくアピールすることができて、上司にも褒められました。

そこへ、三年間つきあっている彼氏から大阪へ栄転になったという報告の電話。

そして彼は大阪に行く前に三年もつきあっている二人の今後についてちゃんと話したいと言う。

もしかしてプロポーズされちゃう感じ!?

公私ともに順調でウキウキの瞳だったが、、。

一方そのころ、大事なオータムキャンペーンを控えているクライアントのハウジングメーカーには予約客からの大量のメールが届いていた。

そのメールを開いて驚く担当者。

「た、大変だ。 このままでは大パニックになってしまう」

他の案件で連絡がとれずに、そのことについて全く知らない瞳。

メールに書かれた内容とはいったい何だったのかーー。

本文の概要

画像1

実際の企業がデジタルマーケティングをどう活用しているのかということについて著者が取材した内容を元に書いてあります。

紹介されているのはサントリー、ジャパネットたかた、NECの三社です。

三社はそれぞれ業種も業態も違いますが、すべてデジタルマーケティングを有効に活用して成功させている企業です。

マーケティングとして効果的なサイトを作るときに、すでに成功させているサイトを真似するというのは良い手段ですが、その時に留意すべきは「目的」と「狙い」だと著者は述べています。

「目的」と「狙い」を参考にして作っていくと良いものが作れるというわけです。

この三社に共通していたのは、1990年代というインターネットが一般に普及してきて商用化が始まったばかりの頃からすでにデジタルマーケティングを視野に入れて動いていたことです。

非常に早い時期からデジタル施策に予算を使い人員を導入して取り組んできたようです。

サントリーはWebサイトでお客さんとのコミュニケーションプラットフォームを作り、身近な存在になれるように努力してきました。

ジャパネットたかたは早くから新聞、雑誌、TV、ラジオの4マスに加えて、インターネットを使いメディアミックス戦略を展開してきました。
社員にも定期的にデジタル部門に異動させ経験をさせることで、その分野での知見を深め全社的に教育もしてきました。

NECはB2B企業としてWebを使って、「ブランディング」と「営業貢献」に活用してきたのです。
自社製品のアピールだけではなく、アクセスしてくれる企業に対して有益な情報を発信しつづけ、オウンドメディアには何十万もの会員ができるほどの人気となりました。

このように会社の特性に合わせて、Webを活用していくことがマーケティングとしてとても重要なことになってくるということでした。

感想

画像2

本文にもありましたが、ネット広告は1兆円を超える規模になっていて、ほかのメディアを上回るものとなりました。

最近はテレビよりネットを見る若い人のほうが断然多くなっているでしょうから、ますますネット世界の広告や競争は激しくなっていくのでしょうね。

世の中のあらゆる企業がネットマーケティングに予算と人員を投入して必死にやっているわけですからすごい状態ですよね。

しかも今は誰でも情報発信できる時代で、そこに高い発信力、影響力をもった個人も加わってきてしのぎを削っています。

生半可なマーケティング施策では結果を作り出すのは難しいだろうなと思わされました。

ネットの流行の移り変わりはめちゃくちゃ早いですし、なにかを覚えてもすぐに新しいものが生まれて使えなくなってしまう。

こんな時代、これからの時代、個人で稼ぐにはどうしたらいいんでしょうね。

流行にいち早く反応して次々に発信していくのか
なるべく普遍的なスキルを重点的に身に着けていくか
やはり自分の得意分野を見つけて、それを徹底的に尖らせるか

とにかく何を売るにしても、デジタルマーケティングはとても重要になってくるということはよくわかりました。

むしろ売るものは微妙でも売り方さえ上手ければちゃんと売れてしまう
それが真実なんじゃないかなと思います。

だって世に出ている製品にしてもコンテンツにしても高品質なものは溢れていて、ぶっちゃけどれ選んでも一緒だと思うからです。

もうどれも大差がない。

そしたら、あとは誰から買うか、どこから買うか
だけになりますからね。

だからもはや、「マーケティングが9割」といってもいいのかもしれないなということを思いました。

本書『マンガでわかるWebマーケティング』はマーケティングの超入門書となっていますので、雰囲気をつかむくらいの内容しかないとは思いますが、これをきっかけにしてマーケティングをもっと学んで活用していきたいですね。


というわけで今日はこのへんで

またあした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?