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その辺にありそうなフィクション

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一話完結の文章創作です。 仕事、恋愛、人間関係…などに起因する、なんとも言えない感情を作品のテーマにしてます。
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#その辺にありそうなフィクション

その辺にありそうなフィクション12「都合は変わってしまう」

*1/11 また例のidで検索してみる。 ただ、アカウントには鍵がかけられているので投稿自体を…

タクマ
2年前

その辺にありそうなフィクション10「友達だった人に教えてもらった」

*1/1 カウンターでひとり一杯やっていると、聞き耳を立てずとも聞こえてきた背後でなされて…

タクマ
2年前
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その辺にありそうなフィクション9「砂糖とミルク」

*1/11 「私がやってる仕事って誰の何のためにやってるんだろうって時々思っちゃうんだよね。…

タクマ
2年前
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その辺にありそうなフィクション番外「十七歳」

*1/3 試合終了の笛が鳴り響いた。 部活動には必ず終わりがくる。だからこの日が来ることな…

タクマ
3年前
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その辺にありそうなフィクション8「楽しみにしていた予定がなくなってしまった有休」

*1/1 有休の吉祥寺。つまりは平日の吉祥寺。それでも若者が多くいるこの街は土日ほどではな…

タクマ
2年前

その辺にありそうなフィクション7「東京駅」

*1/9 その駅がドラマや映画の中で別れや始まりの場所として描かれてるシーンは何度か観たこ…

タクマ
3年前
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その辺にありそうなフィクション6「片想いをしていた相手が今もひとり」

*1/8 「いやー、それは贅沢な悩みだよ、なんかむかつくわー!」 圭は無邪気に笑いながらそう言い放ち、手元のビールをゴクゴクと飲み干した。 「それ言ったらさー、それはわかってるんだけどさ。でも本当に悩んでるんだからね」 「うん、わかってるよ、ごめんごめん(笑)。まぁ難しいよね。でもその悩みはやっぱ俺じゃ正解はわからないわ」 圭はそう言うけれど、べつに共感して欲しいわけでも、助言がほしいわけでも、ましてや正解を教えてほしいわけでもないので特に問題はなかった。 私はこうやって

その辺にありそうなフィクション5「はじめてのひとりのみ」

*1/1 今日は休日。特に約束はないけれど何だか飲みたい気分だったので、とある居酒屋の前ま…

タクマ
3年前
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その辺にありそうなフィクション4「月みたいな存在になれたら」

*1/9 店を出ると結構な雨が降っていたのに私は傘を持っていなかった。 昨日見た天気予報では…

タクマ
3年前
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その辺にありそうなフィクション3「多重と自重と」

*1/7 決して解決したわけではないけれど、今日できうる範囲の対処を終えてオフィスを出た。 …

タクマ
3年前
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その辺にありそうなフィクション2「十七歳の部活」

*1/7 試合終了の笛が鳴り響いた。 部活動には必ず終わりがくる。だからこの日が来ることな…

タクマ
3年前

その辺にありそうなフィクション1「キールとサンドウィッチ」

*1/7 勢いで入店してみたもののあまり居心地がよくない。 外から覗いた店内はカウンター前の…

タクマ
3年前
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