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地方活性に必要なのは、エゴを人に話すこと!

中津川市公認の”移住サポーター”に今年の4月になりました、
ふなはし拓児です!

今日は10月の活動報告をしていきながら、
中津川やその周りのエリアの魅力を発信していきたいと思います。


中津川市に流れる”中津川”の源流を求めて・・・

岐阜県で有名な川と言えば、木曽川や長良川や揖斐川です!

中津川市にも市を北と南に分断する『木曽川(きそがわ)』が流れています。

木曽川の全長は 229 キロメートルで、
長野県木祖村鉢盛山を水源とし、
伊勢湾まで流れる日本で7番目に長い川です。

この木曽川は、様々な地域から流れる川と合流し、
一つの川となって伊勢湾まで流れ海にでます。

とても雄大で、偉大な川です。

中津川市街にも木曽川に流れる、
2本の川があります。

1本は、四つ目川。
もう1本は、中津川です。

そう、市名となっている中津川です。

2023年10月10日に、この中津川の水源・源流を求めて、
母なる山、恵那山に登ってきました!


恵那山とは、長野県阿智村と岐阜県中津川市にまたがる木曽山脈(中央アルプス)の最南端に位置する山です。標高は2,191 mで、日本百名山に選定されている山です!

中津川市に生まれ、子供の頃から、毎日見ていた山に、
「いつか登りたいなぁ」と思い馳せ、いつの間にか39歳になっていました。

「いつか〇〇したい」は人生において勿体無い時間なので、
今回恵那山に登る決意をしました。

登山のパーティは、
Instagramで出会った登山をめちゃくちゃしている
みきおさん(中津川在住)と

東白川村で茶師として活動している
森本さん(恵那郡岩村在住)と僕の
3名で恵那山にアタックしました。


恵那山は5本ほどルートがあるようで、その中の、
神坂峠から登るルートを選びました。

目的は恵那山に登ること、ではなく、中津川の源流に行くこと。
そして、そこから汲んできた源流の水で、

東白川村のお茶を飲む。

また、中津川で焙煎している珈琲豆で珈琲を飲む。
これを達成することでした!

遭難寸前の恵那山登山

目的はばっちり!
登山も1年前までやっていたので
装備もばっちり!

そして、神坂峠の駐車場より
登山をスタートしました。

千両山山頂
森が作り出す森の番人
中津川市を一望
山頂到達!


約4時間かけて、ようやく山頂に到着。

カップラーメンを食べて腹ごしらえをし、
いざ源流へ。。。

山頂から15分ほど険しい山道を進んだ先に、
水が湧き続ける水源らしき場所を見つけました。

正直言うと、中津川市が源流認定をされていないので
中津川の源流や水源はありません。

ここが源流とは言い難いのですが、
標高2,191mの恵那山頂上付近で
水が湧き出るところはここしかありません。

よって源流とさせていただき、
その源流の水を味わうことができました。

源流を味わった後、5時間かけて下山をしました。

この下山が本当にしんどかった(汗)

ぐったり下山

日々オンラインの仕事ばかりで
デスクワークに慣れ親しんだ身体は
どんどん硬直しはじめて

私の脳みそは、
「動くな、歩くな、休め、座れ」
の神経信号を身体に送り続けるんです。

「もうだめだ、、、動けません」

なんて周りに声を漏らしてしまうと、
仲間の心配や不安を助長するだけでなく、

完全に気力だけで動かし続けてきた身体が
音を立てて崩れるような気がして

何度も何度も何度も

この山で一夜を過ごすかも・・・
遭難したらヘリは来ないかも・・・
ここで一生終わるのかも・・・

と頭を過ぎりながら

歯を食いしばって
下山してきました!

ちょっと話は脱線しましたが、
中津川の母なる山、恵那山にて
源流を汲むこの行事は
命がけだったということです(笑)

中津川源流珈琲

そんな命懸けで汲んできた、中津川の源流水を、
中津川の中心市街地にある珈琲屋、
RIVERBED COFFEE BREWER&ROASTERYさんで
特別に珈琲を淹れていただきました。

RIVERBED COFFEE BREWER&ROASTERY


RIVERBED COFFEE BREWER&ROASTERYさんのサイト
↓   ↓    ↓    ↓ 
https://riverbedcoffee-brewer-roastery.com/

【中津川源流珈琲】

中津川の源流は鉱水のため、
ミネラルが豊富で香りが引立つとのこと。

水が変わることで珈琲の味の変化がわかる
という自慢の舌は持ち合わせていないので

正直違いまではわかりませんでしたが、
とても美味しかった。

飲んでいる珈琲の水源を思い浮かべ、
喉を通る苦味と、鼻を掠める香りが
日々の疲れを癒してくれる感じでした。

ちなみに、今回の登山で気づいたことは、
「地元の魅力 = ルーツの発信」ではないか、
ということでした。

中津川のルーツである源流と珈琲。
これも一つのコンテンツになります。

ルーツ✖️〇〇を
もっと企画し、発信し続ければ、

そのルーツに心を打たれる人が
中津川に増えるのではないかと思い始めました。

中津川で、文化を紡ぐ、文化を創る

ルーツに触れた10月前半ですが、
10月後半は文化に触れる、2つのイベントの運営に関わりました。

その前に、少しだけ面白い場所を紹介します。

それは、中津川市苗木地区の、苗木城の入り口にある、
【遠山資料館】という場所です。

苗木城
資料館

中は資料館のため撮影禁止なので、興味があれば
直に足を運んでほしいのですが、

何が面白かったかと言いますと、
・明治時代まであった苗木藩の国土が広かったこと
・苗木藩で行われた廃仏毀釈がえぐかったこと
・苗木藩は昔岐阜県になる前、苗木県だったこと
・遠山の縁に、織田信長・武田勝頼が繋がっていたこと

他にも結構、面白い部分がたくさんあって、
やっぱりルーツって面白いなっと思った瞬間でした。

この遠山資料館のお話はまたじっくりしていきます!

折り紙で織りなす日本文化

8月に行った「中津川バル」の続きで企画した
「秋の和紙あそび」というイベントを10/27に開催しました。

このイベントが、控えめに言って最高でした!

中津川市市街地にある、ゲストハウス「RYOKAN  O」にて
宿泊者(9割外国人)をもてなし、地元の方との触れ合いの場を
つくるイベントをRYOKAN Oと共同企画しました

当初はハロウィンイベントを企画していたのですが、

運営ミーティングの際に、
「果たして外国人の方々は、渋谷ではなく中津川にきてまでも
ハロウィンを味わいたいのか?」という議論をしていました。

せっかく日本に、そして歴史深い中津川に来てくれたので、その国の文化に触れてみたいと思わないかな?
文化を地元の人たちが、一生懸命おもてなししてくれたら、
めちゃくちゃ楽しくないかな?

という疑問を議論し、ハロウィンイベントは白紙に戻し、
折り紙イベントを開催しました!

外国の方は、知っているけど実は難しくて折れない。
日本人から折り方を習い、家族で同じ形を折り、
笑い合ったり、教えあったりしている景色が

とっても素敵な空間でした。

今後もイベントを企画していくので、
ぜひ一緒に盛り上げたい人や、お手伝いしたい方は
連絡お待ちしています!

世代超えて”思い付き”を語らう

10月最後のイベントは、中津川市・恵那市を
”もっと”おもしろくしたい人たちで集まり

「おもしろミーティング」を開催しました!

【おもしろミーティングのフライヤー】

このイベントは、中津川市でフリーランスとして活躍する
古井千景さんと共同企画をしたもので

◎自分のやりたいことをプレゼンする
◎そしてそのプレゼンに対して複数人で意見を出し合い
◎アイデアを創出したり、解決策を導き出したりする

というイベントです!

持ち寄ったプレゼンはどれも素敵なものばかりで、
「私はこれがやりたい」という
強い想いを感じました。

そもそも、この企画をした理由は、
古井さんと色々意見を交わしている時に、

地元で何かやりたいことがあっても
「何がいるんだろう」
「誰に相談すればいいんだろう」
「何から始めればいいんだろう」
と最初の一歩が踏めない人が多いと思いました。

というのも、このように苦しんだのが、
私であり、一緒に企画している
千景さんでもあったから。

そして2人ともに共通していることが、
それでもどんどん「思い付きアイデア」が生まれるということ。

ただし”思い付きアイデアが
想像だけで終わってしまうのでは
もったいなくって

誰かに語り
ヒントをもらい
次はそれやろうと
行動しさえすれば
実現ができるということを

伝えていきたい
また一緒にやりたいと
エゴを爆発させ
イベント開催までできました。

このおもしろミーティングで出た
エゴまみれの思い付きが
もっと数多く実現すれば、

地元はもっと明るくなると思いました。

集まってくれたメンバーは
25歳〜45歳まで世代は離れているけど

このエリアで自分の想像を実現したい
という想いが強い人たちばかりでした。

ちなみにあなたはどうですか?
今何か実現したいエゴはありますか?

岐阜県中津川市や隣の恵那市で、
私たちは、ルーツを探したり文化交流したり、
新しい文化を生み出す活動を
人繋ぎでやっています。

ここで投稿した活動は、全て民間の人たちが
紹介という連鎖で繋がり

「なにかコラボしよう」とか
「おもしろいことしたい」とか
「実現したい夢がある」とか

そういう自分の中で秘めている
強い”エゴ”を他人に伝え、互いが共感しあい
企画に変えていくことをしています。

まとめ

もとは、一つの小さな”思い付き”という水源でも
やがて川となって流れ、最後は一つの大きな川に合流して
大海へと進んでいく。

地元の活動も、冒頭に言った木曽川のように
地域の繋がりが大きな流れに変わる。

その1番のルーツ=起源は、
人のエゴを人に話す、だと思っています。

そのエゴを私たちが全力で聞くので、
中津川に戻ってきて聞かせてください。

楽しみに待っています♪♪

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