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ゲストハウス閉業後に美観地区で行うイベントのコンセプトを社内共有した話

こんばんは。
倉敷の美観地区で『株式会社行雲』という会社をやっている犬養といいます。

今日も #オープン社内報 というnoteのタグを使いながら、社内のミーティングで共有したことをほぼそのままここに書いておきます。

ゲストハウスを閉業し、夜はモクテルカフェバーに

先日、弊社がやっている『ゲストハウス有鄰庵』を閉業するお知らせをしました。

ただ、閉業といってもそれは形態を変えるというだけで、有鄰庵の「えんをひろげる古民家」というコンセプトは変わりません。

ゲストハウス営業をしていた夜の時間帯は、これから日中とは異なった形態のモクテルカフェバーを行おうと思っています。

そしてそこでは2週間に一度のペースでイベントを開催します。
そのイベントのコンセプトは「地域を知り、世の中を学ぶ夜カフェ」。

今日はこのコンセプトと具体的な指針について、スタッフの"じっふぃー"とミーティングをしました。

東京の人も面白いと感じるようなイベントを倉敷で

面白いイベントって、やっぱり内容がユニークであることがその最大のポイントだと思うんですね。

イベントの雰囲気、熱量、ゲストやスピーカーの話術、人間性…、盛り上がる要素は多々ありますが、面白いかどうかを決める最大のポイントは、ユニークな内容であるかどうか。

日本中で似たような事例があるもの、誰でも話せるような話は、やはり「とても面白い」というレベルには到達できません。

例えばトークイベントでどなたかに登壇してもらうなら、その方がやっていること自体が「ユニークであるかどうか」が大事。

その一つの目安として、倉敷のイベントだとしても、その内容を記事化したときに他の地域に住んでいる人でも「面白い」と思ってもらえるかどうか、ということは意識したいと思います。

「地元の人だから応援したい」という気持ちは、もちろん私たちにもありますし、弊社の事業もそれを基本としています。

ただ、距離が近いから応援したくなるというより、地元の人だけでなく他地域の人でも「岡山や倉敷ってこんなに面白い人がいるんだ、こんなにユニークなことをしてる人がいるんだ」と思ってもらうことを目標にしたいのです。
(逆に言えば、地元で頑張っている人を呼ぶイベントなら、自分たちがあえてしなくてもそれをやっている方はたくさんいます)

それには、日本全国レベルで見てもとてもユニークなことをやっている方を私たちが見つけて、お招きする必要があります。

そのように、「岡山・倉敷の中では面白い」というのではなく「日本全国レベルの視点でみても面白い」という基準を目標にしたいと思っています。

他エリアの一流の人に倉敷の人が触れられる場に

さらにもう一つ、岡山や近隣エリアの方に限らず、例えば東京など他のエリアでとても活躍されている方を倉敷にお呼びすることもしたいと思っています。

それは僕が半分は東京にいる働き方をしているからできることでもあり、東京などの都市圏と倉敷という地方都市を繋げるという弊社の特徴の一つでもあります。

振り返れば、ちょうど僕の母親も同じことをしていました。

母は35年にわたって「くらしきコンサート」というイベントの代表/プロモーターをしていました。
それは「郷土の町である倉敷に、本物のクラシック音楽を届ける」というもの。

通常なら東京や大阪でしか公演を聴けないボストン交響楽団や小澤征爾、ヨーヨー・マなど一流の演奏家・指揮者を倉敷に呼び、コンサート事業をやっていました。
(そこにはもちろん母が本業で培った、演奏家との信頼関係があるのですが)

「音楽家を育てるには、一流の音楽に触れないとダメ」と、母はよく言っていました。

それと同じで、僕も倉敷をもっと活気ある町にしたいので、そのためにも世の中にいるたくさんのすごい人たちに触れる機会を生み出したいと思っています。

母をとても意識しているわけではないのですが、ふと振り返ると血は争えないのだなと自分でも思います。笑
(自分はぜんぜんそのレベルじゃないですが)

今後のイベントの告知やレポートはnoteでもします

そんなコンセプトの話を、今日はスタッフのじっふぃーに話していました。

ミーティング内では具体的な人選も挙げ始めていますので、このnoteでもイベントの告知や報告レポートはお伝えしたいと思っています。

こうやって多少の大風呂敷を広げることをパブリックに公開しておくと、下手なイベントはできないっていう自分へのハードル設定にもなりますしね。笑

イベントはもちろんオンラインでもなるべく参加できるような形にしたいと思っています。

地元・倉敷の方も、他エリアの方も、楽しみにしておいてもらえると嬉しいです。

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これを書いた僕のnoteです。
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