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変革の交渉人の教科書(本の紹介マガジン)

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交渉に関する本、ファシシテーションや合意形成に関する本の紹介マガジンです。 自分自身での紹介のほかにも、他のクリエイターさんの書評も収集していきます。 このマガジンでは個人の意…
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#コミュニケーション

本の要約・紹介:人と組織を強くする交渉力

本の要約・紹介:人と組織を強くする交渉力

著者と本書の概要について著者の鈴木有香さんは、アメリカのコロンビア大学ティーチャーズ・カレッジでコンフリクト(対立)・マネジメントを学び、欧米、日本でコンフリクト・マネジメントの研修に携わってきた方。

グローバル化やIT化などで、ビジネス環境の変化が急速に進む中、日本人の文化・習慣を踏まえて、日本人のための「人と組織を強くする交渉力」を提案しているのが本書です。

本書を読めば、交渉や人・組織の

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書評:逆転交渉術ーーまずは「ノー」を引き出せ

書評:逆転交渉術ーーまずは「ノー」を引き出せ

この本の著者と概要について著者のクリス・ヴォスさんは、FBIの交渉人としてアメリカ国内外の人質事件を解決に導いてきた方。その後、自分の会社を興し、さまざまな企業へ交渉のトレーニングなどを提供しています。ハーバードなどの大学でも教鞭をとっています。

サラリーマンのわたしでは、想像もつかないような世界を生きてきたのでしょう。

本書は、Amazon.comで1300超の五つ星がついた、全米20万部の

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書評:どんな時も優位な状況をつくれる 負けない交渉術

書評:どんな時も優位な状況をつくれる 負けない交渉術

本書の概要と著者について本書の著者、大橋弘昌さんはニューヨーク州の弁護士。アメリカでビジネスをする日本企業をメインに100社以上のクライアントに法務サービスを提供する事務所を経営されている方です。M&A以外にも企業間や労使の訴訟などの交渉にも携わっている百戦錬磨のネゴシエーターです。

日本では、人言関係や会社同士の関係性を重視するため、交渉をためらう傾向にあります。しかし、アメリカでは、互いに利

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