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【数学読本2】やはり、三角関数が僕にとっての難所だ

オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆☆

さて、以前記事を書いた「数学読本1」の続きである。

この本のわかりやすさは、「1」で書いた通りなので、本書に関する感想などは割愛させていただく。

「2」で扱っているのは、主に関数である。
関数、平面図形と式、指数・対数関数、三角関数、だ。

特に僕は、数学好きだったが三角関数だけはずっとちんぷんかんぷんだった。もし、大学の試験にガッツリと三角関数の問題が出ていたら、間違いなく落ちてただろうな、と思うほどである。

本書の三角関数の説明で感動したのは、三角関数を三角形からではなく「円の中に潜む関数」として解説していたところだ。
三角関数はもともと、いわゆる三角比として測量などの目的のために定義されたものであり、おそらく学校ではやっぱり三角形から三角関数を学び始めたのだと思う。
その後、円の形のグラフが出てきたあたりで僕はノックアウトしたわけだが、本書では逆に円の形のグラフから三角関数を説明してくれており、三角関数の動きの理解に大いに役に立った。

しかしながら、三角関数の難所はなによりも公式の多さだ。
もちろん本書ではひとつひとつ丁寧に証明をしてくれるのだが、やはりここで僕の頭は一度ノックアウトする笑

今後、数学を学び続けるにあたって、三角関数はずっとネックになってくるのだろうなぁと思う。

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