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詩人リュウ から零れ落ちた言葉たち〜詩集〜

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#人生

愛逝く日(詩)

愛逝く日(詩)

童のいる間に
落ちてる間の間
ゆるゆると忍び
指が続けと唸りを持ち
梅雨吹く日など避け
逝く想ひなど
行く末も知らず
行けぞとも知らず

ただ
己の我欲の故を
生きるのか


#詩 #現代詩 #人生 #愛

人生の花

人生の花

人生の花は
積み重なり
苦も不幸も
それ跳ね除けた
苦労を伴う幸せもを取り込み

何某らの
少しの雫ほどの幸せを
与える

何も全てのゆく時が
幸せなどという
その様な人生は
全くもうないのだけれど
それを
知りもせず
少しの不幸を不幸がる
そして
少しの不都合を
不服に思う
そんなことを言う人は
全くの
幸せな人だと思う

全くの不平を言わず
その真っ当な成果のために尽くし
好かれることを
求め

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路(みち)の続きを生きる刻(とき)

路(みち)の続きを生きる刻(とき)

あぁ

そうすれば良かったのか

ふと思うことがある

生き直しているというのに
また
生きようとしているのだから
私は
どんなにか欲張りなのか



死のうとするか
究極を生きようとするか
しか出来ない私は
どこが普通の幸せか

なくて

何もない穏やかな泉には
いれないみたいで

人の生きる時は
皆んなそうなのだろうか 

思ったりもするけれど

友人からは
#波瀾万丈  だね

と言

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明日の扉は開かれない

明日の扉は開かれない

その時に流れ出た
その涙と
明日の時とは
繋がっている様でいて
かけ離れた
そう
ループの中の
一部分でしかなくて

掴み取ることもできない
溶け出した
儚さを持っている

どこへ行っても
また
旅の続きが繰り返され
辿り着くゴールなんてなく

日々を
泣き
時に笑い
また
悩める事を
それを幸せと思うだけの

その余裕を
包み込む様は

私にとっての
代え難い一部となって
取込まれていて

いつ

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