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海老郎のエッセイ・日記

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#コラム #エッセイ #日記 などを不定期で書いたもの。内容はごちゃまぜです。
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2019年12月の記事一覧

校正:漢字の選び方

小説を、書いていると「漢字を選ぶ」というシーンに遭遇します。

例えば「音楽を『きく』」はどうでしょう。「聞く」「聴く」などがあり、一般的には「聴く」が多いと思います。

大辞林 第三版
きく【聞く・聴く・訊く・利く】

と辞書には項目が載っています。「利く」が入っているのは意外です。「効く」がないですね。

大辞林 第三版
きく【利く・効く】

「効く」で検索したら別の項目がありました。このよう

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「する」の活用形「し」の漢字「仕」

なんのこっちゃと思うかもしれません。

私、気になります!

動詞「する」は活用して「した」「して」「しない」という風に「し」とかに変化します。サ行変格活用、サ変です。「せず」「させず」「させない」「される」にもなります。

その「し」なのですが、色々な単語に隠れています。これは『Yahoo知恵袋』などをたまたま見たページなどに載っていることで「ふ~ん、なるほど」と思ったのです。

検索してみると

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「深夜に三日月は輝かない」

「深夜に三日月は輝かない」

こんばんは。こんにちはの人も、おはようの人も、こんばんはとしましょう。

タイトルの通り「深夜0時前後」には「三日月」は地平線の向こう側です。

新月の日は、月は太陽のすぐそばにあります。日蝕になるのはそういうことです。満月の日には、月は太陽の180度反対側にあります。だから満月が真上に来るのは深夜0時ごろです。

では三日月はどうでしょう。ひと月を30日とします。1周360度なので、割ることの3

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校正:固有名詞

校正者をちょっとやりたいなと思っている海老郎です。こんにちは、こんばんは。

校正についての記事シリーズ、今回は「固有名詞」について取り上げます。特にフィクションの小説についてです。

ファンタジー小説では多くの固有名詞がカタカナになっているので、僕はカタカナの単語を抜き出してリストを作り登場回数をカウントしつつ本文の記述を確認したりしています。一般的なカタカナの表記ゆれも一緒に確認します。一太郎

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校正:意図的でなくひらがなになっている部分を漢字にする

漢字をひらがなにすることを「漢字をひらく」といいます。

今回は、ちょっとした思いつきで、自小説に対して「ワザとではないのに、ひらがなになってしまっている部分がないか」という視点で小説をチェックしました。

IMEは連文節変換ができるので、適当に変換すると、そこそこの割合で、ひらがなのまま残るという現象が発生します。それで意味的には問題ないので、特に今まで気にしていませんでした。

その結果、出て

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アドベントカレンダーのすすめ

アドベントカレンダーのすすめ

みなさん「Advent Calender」をご存知ですか。

自分が知ったのはプログラミング関連の知識を紹介してくれる企画からでした。

アドベントカレンダーとは、12月に1日に1個ずつ、隠された扉部分を開いて中身を見て、クリスマスまでカウントする、というカレンダーのことで、主に欧米での子供が楽しみにするものらしいです。

その一種として、1日に1記事、なにかを公開していくというスタイルのものが、

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無題

無題

今日noteで無題という記事を読んだ。

本当に「無題」という題名を思いついた人は天才だ。題名がないのに題名があるのだ。そこはもう何も考えなくてもいい。

これはファイル名にも言える。ファイルに名前を与えるという行為は意外と面倒なのだ。そうすると便利なのが「無題」でこの存在は革命的だ。

無題というタイトルなら、内容も何を書いてもいい。実質日記でもいいし、虚無でもいい。

言うならば「白紙」に似て

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本日の誤字:×ときより→◯ときおり

昨日、今日で自作品に見つけた誤字をご報告します。恥を忍んで掲載します。

× 例:ときより、夜空には流れ星がすっと流れる

◯ 例:ときおり(時折)、夜空には流れ星がすっと流れる

ですね。何で間違えるかは謎ですが、けっこう自分は間違いやすいです。

ちなみに「歩いたときより、走ったほうが疲れる」みたいな場合はもちろん「ときより(時より)」で正しいです。

そのため「一括置換」「全置換」で置き換え

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