山下久猛

フリーランスのライター・編集者です。人物インタビューを得意としており、生い立ちから仕事…

山下久猛

フリーランスのライター・編集者です。人物インタビューを得意としており、生い立ちから仕事観、人生観ついて深堀りしていくことで、取材対象者の人間性の核をあぶり出すことをライフワークにしています。ブログ→http://interviewer69.com/

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    新型コロナウイルスの影響で仕事や私生活がどう変わったか、今どんなことを考えているか、個人的対策、そして今後のプランなどについてオンラインで身近な友人知人にインタビューする連載企画です

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信じられない小学館の対応

今朝、目を疑うようなニュースが飛び込んできた。 「現時点で同社が今回の件に関する経緯などを社外発信する予定はない」ってマジかよ……。 信じられない対応。 これでは小学館側に過失があったと言ってるようなもの。 てかそもそも人がひとり、しかも小学館の媒体で長年描いて売り上げに超絶貢献した作家が自ら命を絶ってるんだぞ……。 ジャニーズと同じ、時間が経てばみんな忘れるからそれまでダンマリを決め込もうっていう体質か。 小学館には人の心というものがないのか。 人の心を扱うものを世

    • 「【密談.特別編】緊急対談:原作者と脚本家はどう共存できるのか編」の感想

      やっと時間ができたので例の消された炎上動画を見た。 結論から言うと全体的に脚本家が話していることは至極真っ当だと思った。 むしろ貴重な話も多い。 過去のことを掘り起こされて必要以上にぶっ叩かれてる黒沢久子さんも、そんなにおかしいことは言ってない。むしろ真摯に仕事に向き合っている印象だ。 一番叩かれているのは、「脚本家とは会いたくない。対峙するのは脚本であり、脚本家ではないから」という発言。これが原作者軽視だとぶっ叩かれている。 確かにある意味ぶっ叩かれてもしょうがな

      • 【エール第10号】フェアスタート代表・永岡鉄平さんインタビュー[最終回]

        児童養護施設等の入所者・退所者を専門に就労支援を行うフェアスタートは今年で設立10周年を迎えました。代表の永岡鉄平さんにこれまでの道のりと次の10年の展望を聞きました。 【プロフィール】 ながおか・てっぺい 1981年、横浜市生まれ。大学卒業後、リクルート、大学院生向けの就職支援会社を経て2011年8月、児童養護施設等の入所者・退所者を専門に就労支援を行う株式会社フェアスタートを、2013年1月NPO法人フェアスタートを設立。以来、児童養護施設等の入所者・退所者の就職斡旋、

        • 【エール第10号】フェアスタート代表・永岡鉄平さんインタビュー[第3回]

          児童養護施設等の入所者・退所者を専門に就労支援を行うフェアスタートは今年で設立10周年を迎えました。代表の永岡鉄平さんにこれまでの道のりと次の10年の展望を聞きました。 【プロフィール】 ながおか・てっぺい 1981年、横浜市生まれ。大学卒業後、リクルート、大学院生向けの就職支援会社を経て2011年8月、児童養護施設等の入所者・退所者を専門に就労支援を行う株式会社フェアスタートを、2013年1月NPO法人フェアスタートを設立。以来、児童養護施設等の入所者・退所者の就職斡旋、

        信じられない小学館の対応

        • 「【密談.特別編】緊急対談:原作者と脚本家はどう共存できるのか編」の感想

        • 【エール第10号】フェアスタート代表・永岡鉄平さんインタビュー[最終回]

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          【エール第10号】フェアスタート代表・永岡鉄平さんインタビュー[第2回]

          児童養護施設等の入所者・退所者を専門に就労支援を行うフェアスタートは今年で設立10周年を迎えました。代表の永岡鉄平さんにこれまでの道のりと次の10年の展望を聞きました。 【プロフィール】 ながおか・てっぺい 1981年、横浜市生まれ。大学卒業後、リクルート、大学院生向けの就職支援会社を経て2011年8月、株式会社フェアスタートを、2013年1月NPO法人フェアスタートを設立。以来、就職斡旋、キャリア教育、アフターフォローに取り組んでいる。 (第1回からの続きです) 施設

          【エール第10号】フェアスタート代表・永岡鉄平さんインタビュー[第2回]

          【エール第10号】フェアスタート代表・永岡鉄平さんインタビュー[第1回]

          先日発行された、「フェアスタート」発行の情報誌『エール』第10号で、2本の記事を執筆・撮影しました。 フェアスタートとは、児童養護施設等の入所者・退所者を専門に就労支援を行っている会社・NPOで、『エール』とは施設を巣立った若者たちの生き様や、彼ら・彼女らを支援する人々の取り組みを紹介している冊子です。 基本的に『エール』はフェアスタートの賛助会員か児童養護施設など、社会的養護に関わる施設の方しか読むことはできませんが、一人でも多くの人に施設を出て社会で頑張っている若者や

          【エール第10号】フェアスタート代表・永岡鉄平さんインタビュー[第1回]

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第8回 岩手県在住の主婦の場合(4)──整理不能だった心の居場所をやっと見つけられた。これからは、臆することなく、自分のまま生きていく。

          知人友人に新型コロナウイルスの影響について聞く趣味インタビュー企画。8人目は岩手在住の主婦・ずんこさんの巻。 連載最終回の今回は、初めてインタビューを受けて記事にされた感想について語っていただきました。 (3)からの続きです。 初めて受けたインタビューの感想──今回は南部美人を飲みながら5時間に渡りいろいろとお話いただきましてありがとうございました。感想などを教えていただければ幸いです。 もちろんプロのライターさんからインタビューされて受けて記事にしていただくことなんて、

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第8回 岩手県在住の主婦の場合(4)──整理不能だった心の居場所をやっと見つけられた。これからは、臆することなく、自分のまま生きていく。

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第8回 岩手県在住の主婦の場合(3)──死ぬ間際まで後悔していた母親の姿を見て、死に方と生き方が決まった

          知人友人に新型コロナウイルスの影響について聞く趣味インタビュー企画。8人目は岩手在住の主婦・ずんこさんの巻。 ますます盛り上がるずんこさんとのLINE呑み。ずんこさんはおいしそうな手料理を肴に南部美人を無限にグビグビ。さすが東北の女は酒が強い! 話はコロナ関係から、これまでの人生の話へ。 というわけで連載3回目の今回は番外編としてずんこさんの死生観について語っていただきます。 (2)からの続きです。 死生観には母親の存在が強く影響しているたけちゃんのこの連載インタビューシ

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第8回 岩手県在住の主婦の場合(3)──死ぬ間際まで後悔していた母親の姿を見て、死に方と生き方が決まった

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第8回 岩手県在住の主婦の場合(2)──パート先で感染の恐怖。収入激減で厳しい状況に

          知人友人に新型コロナウイルスの影響について聞く趣味インタビュー企画。8人目は岩手在住の主婦。連載2回目の今回は、ずんこさんやお子さんたちの新コロの影響について語っていただきます。(1)からの続きです。 パート先で感染の恐怖──ずんこさん自身はこれまで感染の不安はなかったですか? いわて花巻空港に1つだけあるレストランと花泉のイタリアンレストランでパートで接客の仕事をしているんですが、空港のレストランは、近くにスキーリゾートがあるので中国人客が多いんです。1月頃は大勢の中国

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第8回 岩手県在住の主婦の場合(2)──パート先で感染の恐怖。収入激減で厳しい状況に

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第8回 岩手県在住の主婦の場合──息子の婚約者がコロナ病棟で働く事になった時、娘を戦地に送り込む心境だった

          新型コロナウイルス(以下、新コロ)の影響で仕事や私生活がどう変わったか、今どんなことを考えているか、個人的対策、そして今後のプランなどについてオンラインで身近な友人知人にインタビューする趣味企画。第8回は、まだ1人も新コロ感染者が出ていない岩手県在住の主婦・齋藤順子さん(54歳)にご登場いただきました。 いつも「ずんこさん」とお呼びしているのですが、ずんこさんと知り合ったのは2016年なのでもう4年の付き合いですか。きっかけはFacebookでの逆ナンです(笑)。その経緯は

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第8回 岩手県在住の主婦の場合──息子の婚約者がコロナ病棟で働く事になった時、娘を戦地に送り込む心境だった

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第7回 この4月に地方から上京した新入社員の場合──これまでの人生の中で今が一番働きたい!

          新型コロナウイルス(以下、新コロ)の影響で仕事や私生活がどう変わったか、今どんなことを考えているか、個人的対策、そして今後のプランなどについてオンラインで身近な友人知人にインタビューする趣味企画。第7回は、この4月に富山から上京し、ジュエリーメーカーに就職したY・Gちゃん(24歳)の登場です。 Yちゃんとは氷見の禿宅に通う中で知り合い、富山と東京で個人的に水族館デートを重ねる仲に。2020年4月、東京で感染拡大が広がる中、わざわざ就職のため上京。コロナ禍とタイミングが重なっ

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第7回 この4月に地方から上京した新入社員の場合──これまでの人生の中で今が一番働きたい!

          フリーライターとして14年も生きてこられました

          新コロ騒動ですっかり忘れてたけど、こないだのGWでフリーランスのライター・編集者になって丸14年が経ちました。 これまで何度も書いている通り、この13周年の年はヒドかった。フリーになって最大のピンチと言っても過言ではない。収入のかなりの部分を占めていた二大クライアントを相次いで失い、その他の仕事も減った。せっかく友人に紹介してもらった案件もワイの力不足で途中降板してしまった。経済的にもそうだけど精神的ショックもデカかった。この歳になるとこういうのコタえるのよね……(今は、ボ

          フリーライターとして14年も生きてこられました

          体験して初めてわかった自宅deオンライン取材の◯と×

          こないだまで死ぬほど暇だったのに急に死ぬほど忙しくなってきました。 取材準備、取材、テープ起こし、執筆、取材準備、取材、編集作業、テープ起こし、取材、取材、新コロ終息後を見据えた取材調整…… 〆切もなんでこんなに狙いすましたようにいくつも重なるのか……リハビリする間もねえ…… 昨日まで平地でのんびりしてたのに、今日からヒマラヤの山頂登れ! 的な。 波があるのはフリーランスの宿命とはいえ、この急激なアップダウン、何とかしてほしい。。。 まあまた仕事ができるのは大変ありがたい

          体験して初めてわかった自宅deオンライン取材の◯と×

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第6回 ダイビングショップのオーナーの場合(後編)──政府には2月の段階で水際対策をちゃんとしてほしかった。新型コロナからの回復はダイビング業が一番遅れるだろうけど、この仕事が大好きだからあきらめない

          友人知人に新型コロナウイルスの影響について聞く趣味インタビュー企画。第6回は石垣島のダイビングショップ「石垣潜水堂」のオーナーガイド・インストラクターの阿久津さん。後編の今回は、新コロ騒動が始まった2月から現在までの変遷と政府に言いたいこと、そして今後のプランについて語っていただきます。 (前編)からの続きです。 最初に新コロの恐怖を感じたのは春節──新コロが流行してから今までの動きを教えてください。 最初にこれヤバいと危機感、恐怖感、不安感をおぼえたのは2月だね。中国の

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第6回 ダイビングショップのオーナーの場合(後編)──政府には2月の段階で水際対策をちゃんとしてほしかった。新型コロナからの回復はダイビング業が一番遅れるだろうけど、この仕事が大好きだからあきらめない

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第6回 ダイビングショップのオーナーの場合(前編)──夏休みと並ぶ年間最大の稼ぎ時・GWが新型コロナで収入ゼロ。このままじゃ干上がっちゃう

          新型コロナウイルス(以下、新コロ)の影響で仕事や私生活がどう変わったか、今どんなことを考えているか、個人的対策、そして今後のプランなどについてオンラインで身近な友人知人にインタビューする趣味企画。第6回は、石垣島でダイビングショップ「石垣潜水堂」を経営する阿久津厳道さんの登場です。 阿久津さんとはもうかれこれ20年くらいの付き合いになります。初めて出会ったのは、スクーバダイビングのCカードを取得して1年目に行った八丈島でした。しかし実は最初から仲良くなったわけではなく、むし

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第6回 ダイビングショップのオーナーの場合(前編)──夏休みと並ぶ年間最大の稼ぎ時・GWが新型コロナで収入ゼロ。このままじゃ干上がっちゃう

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第5回 小料理屋の女将の場合(最終回)──「人はパンのみにて生きるにあらず」「自分の言葉で語れるリーダーじゃなきゃダメ」

          人知人に新型コロナウイルスの影響について聞く趣味インタビュー企画。第5回の銀座で働く小料理屋の女将の巻もいよいよ最終回。今回は、飲食店のオーナーとして安倍政権に対して言いたいことと、そして今後のプランについて語っていただきました。 ※(5)からの続きです。 政府に言いたいこと──新型コロナ感染拡大の影響をモロに受けた業種である飲食店オーナーとして、新型コロナ流行の安倍政権の一連の対応・対策についてどう思う? 政府に言いたいことは? 楽しくないからあんまり政治的発言はしない

          [新型コロナウイルス影響インタビュー]第5回 小料理屋の女将の場合(最終回)──「人はパンのみにて生きるにあらず」「自分の言葉で語れるリーダーじゃなきゃダメ」