竹林秋人

駆け出しライター×子育て×会社員(新規事業)。batons writing colle…

竹林秋人

駆け出しライター×子育て×会社員(新規事業)。batons writing college1期生。 30後半会社員なのに、兼業ライターを目指すことにしました。インタビューライター/書評家の修行として、週2回以上の更新。好きな食べ物は、二郎系ラーメンと甘い物。

マガジン

  • とても良かった

    とても良かった、感想書きたいな、と感じた記事を収集しています。

  • かく、つなぐ、めぐる。

    • 32本

    『かく、つなぐ、めぐる。』はライター・古賀史健さんが開講したbatons writing college (バトンズの学校)の1期生有志によるマガジンです。「書くこと」を通じて出会った仲間たちと、これからもつながっていける場をつくりたい。そして、古賀さんから受け取った大切なバトンを胸に、この先もみんなで書き続けたい。そんな思いから、私たちはこのマガジンを立ち上げました。毎月、2つのキーワードをもとに、11人の"走者"たちがバトンをつなぎます。記事の更新は3日に1度。書き手それぞれの個性的なエッセイをお楽しみください。

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【固定記事】はじめましての方へ:自己紹介と、このnoteの内容紹介

 (22.05.13更新)  はじめまして。竹林秋人です。  このNoteを読んで頂いて、ありがとうございます。広いネットの海でこのページにたどり着くのは、奇跡のような確率だと思います。読んで頂いただけで大感謝。いいね、フォロー、コメント頂けるのは、めちゃくちゃ嬉しいです!  自己紹介 1984年生まれ横浜市在住のサラリーマンです。製造業で新規事業開発を行ってます。妻と、令和元年生まれの元気過ぎる男子と暮らしてます。  本業とは別に、兼業でライター活動を22年に始めました

    • 待ち合わ場所に本屋を指定すると良い

       今週、銀座シックスのレストランで晩御飯を食べる機会があった。その際、たまたま早く到着したため、側にあった蔦屋書店を散策していた。  ゆっくり都内の本屋を巡る機会は久しぶりだった。本屋に行くことがあっても、家のそばの書店が多い。また、子供と行くことが多いため、絵本コーナーに向かい、ひたすら子供の望む絵本を音読して帰ることが多い。ちなみに、最近多いのは、動物や海洋生物、恐竜が闘う『最強王決定戦』が多い。  銀座シックスの蔦屋書店は、かなり好みの書店だ。大型書店と良いだろう規

      • 「接続詞」は、いったい何を繋いでいるのか?

         先日、今習っているコーチング学校のイベントに参加した。プロコーチのセッション動画を事前に見た参加者で議論を行い、コーチ本人とも質疑応答を行うというイベントだった。  ブレイクアウトルームの議論では、そのコーチの普通に会話するようなセッションや、クライアントが話しやすい雰囲気に関して、とても良いと感じる、でもどうしてそうなるのかは分からない、そんなことを話していた。  質疑応答で話題に上がった1つが接続詞の使い方だった。  動画の中で、コーチは短い接続詞や疑問符を何度も発し

        • ちょっとした努力

           昨日、久しぶりに友人に会った。  お互い子供が出来る前は、数か月に一度は会っているような関係だったが、子どもが出来てコロナもあり5年近く会っていない人ばかりだった。 遊び方も昔とは変わっていた。昔であれば、昼からだらだらと呑み続けていた。でも、今はそれぞれが子供を連れてきている。カラオケ屋のパセラで20人近くが入る大きな部屋を借りてだらだらと話し、それから近くの公園で子供を遊ばせていた。全員が並んで座って、走り回る子供を見ていた。  時間は流れ、年を取った。終わった後のLi

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          32本

        記事

          しゃぼん玉

          息子が公園に行きたがったのは、新しく買ったおもちゃを試したかったからだろう。百均で買ったお砂場遊びセットとシャボン玉のおもちゃ。 後者は、黄色いひよこを模した水鉄砲のようになっており、引き金を引くと水の代わりに勢いよく空気が出てくる。別売りのシャボン玉の液体に嘴を浸してから、引き金を引くとシャボン玉が出る仕組みだ。 まずは砂場遊びから始まった。子供がたまたま会った保育園の友人と2人で池を作っていると、息子が水路を作り出す。私も手伝ってそこにつながる池を掘る。それを見た他の子供

          8年ぶりの小旅行

           昔の友達と泊りがけの旅行に行った。  大体が高校生の時に知り合った友人だ。当時、自分は二次創作の小説を書いていて、そこで知り合った仲間たちだった。もともとはそれぞれが書いている作品を通じて知り合い、チャットで雑談を交わし、オフ会で時折会うようになった。誰かの家に泊まりに遊びに行くこともあった。珍しかったのは、そこから全員で泊りがけの旅行まで発展したことだった。もともと東北、関東、関西と住んでいるところもバラバラで、かつそのメンツはほとんどが同世代だったこと大きかったのだと

          8年ぶりの小旅行

          おにぎりが美味しそうに見える人

           かぶりつくおにぎりが、なんともウマそうに見えた。  会社の昼休み。60歳を超えた男性の大先輩がデスクでおにぎりを頬張っていた。やや白髪が後退した額に光が反射している。白米と黒い海苔の隙間からは紅鮭が見える。職人気質の厳しい表情でパソコンの画面を無表情で見つつ、片手で掴み口元に運ぶ。口をもぐもぐと動かし、さらに一口、また一口。  たぶん、コンビニで買ってきたおにぎりだ。自分も時々買う。値上がりが気になる。なんのことはない、日常のおにぎりだ。  それが、無性においしそうに見える

          おにぎりが美味しそうに見える人

          所有とは、「自分が選んだ」という感覚

           引っ越してちょうど1週間。少し驚くほど早く「自分の家なのだな」という実感が生まれ始めている。すでに着慣れた服のように、家が体に馴染んでいる感覚がある。  たとえば、仕事の関係でホテルに1週間程度滞在した経験はある。でも、その時には、今のような感覚はない。ホテルはホテルで、自分の家ではない。でも、「一週間だけ滞在した場所」という意味では同じだ。  なぜ、こういう違いが出るのだろう?  一番大きいのは、自分で選んで、作っている、という感覚なのだと思う。  引っ越した翌日は段ボ

          所有とは、「自分が選んだ」という感覚

          背景の全く異なる登場人物が、「実は私達は、同じ苦しみの中にいたんだ!」とうまく言語化できずに気づく瞬間に萌ゆる

          アリスと蔵六、やっぱり神漫画だと思うのです。 リアルな不幸な家族の子供と、SF・哲学的な不幸が、感情的に交錯する。そして、同感する。その瞬間に、たまらなく、人間のリアルがあると思うのです。絵空事のフィクションの中に、一点刻まれた血のような生々しさに。 あと、全巻持っていてずーっと連載休止していた漫画が知らぬ間に連載再開していたのを知るというのはとてつもない愉悦を伴う物ですね。 BOOK OFF、漫喫、図書館メインの自分でも、全部定価で書い滾りました。 しやわせ。

          背景の全く異なる登場人物が、「実は私達は、同じ苦しみの中にいたんだ!」とうまく言語化できずに気づく瞬間に萌ゆる

          時間を、剥がす

          今、引越をしている。 昨晩の夜に冷蔵庫の電源を引き抜き、今朝から荷物を段ボールに詰め、いらないと判断されたものを捨て、先ほど引越屋さんがトラックに段ボールを詰め込みはじめた。 引越の準備をする中で、家の中には呆れるほど使われていないものがあった。捨てても捨てても荷物はまだ沢山あった。 捨てたものの一つに、トイレに貼られていたシール達があった。 これは、子供がまだトイレトレーニング、いわゆるトイトレをしてる時のご褒美のシールだった。 トイトレは苦しい時間だった。全然出来るよ

          時間を、剥がす

          非日常感のないフルマラソン

          今日、フルマラソンを走る。昨年11月に横浜マラソンを走ったのに続き、近年では二回目の大会だ。 前回の大会は、特別だった。一週間前から「今週末は大会に出る!」というモチベーションで過ごし、持ち物リストもしっかりと準備した。コロナ禍以降久々に会えた友人とは事前にやりとりをして、前日の天気予報にはやきもきさせられた。 今でも準備していた光景を漫画のコマのように思い返せるような特別さに溢れていた。 だが、今回は非日常感がない。自分でも拍子抜けするほど。 準備を怠った訳ではない。 練

          非日常感のないフルマラソン

          心を亡くすと書いて忙しい

           ここ数週間、ただただ忙しさに押し流されているような気分になっている。  最も大きい要因は、仕事が突然忙しくなったこと、それに引越が重なったことだ。  自分の見通では、仕事が忙しくなるのは4月以降だとみていた。そのため、3月の末に引越日を設定し、そこに必要な諸々の作業とタスクをこなし終えて、仕事の繁忙期と引越の忙しさを避ける予定だった。だが、突発的に2月後半から仕事が忙しくなり、予定が狂った。  引越のタスクも想像以上に重い。想像以上の量の事務手続きに忙殺されるし、一件一

          心を亡くすと書いて忙しい

          文章にする大切さ

          一度、セルフコーチングを試してみた。 コーチングのフレームワークや質問を用いて、自分で自分に質問をし、それに対して自分で答える。それを繰り返す。 一つ工夫したのは、iPhoneの音声入力機能を使ってうこと。自分の質問や回答を後で見返すことができる。それに「後で見返す」という意識で話すようになる。 やってみて思ったけど、文章としてアウトプットするのか、頭の中で考えているだけかは大きく異なる。 文章にすることで、考えはよりクリアになる。それを読み返してみて、特にどの言葉が自分に

          文章にする大切さ

          強さと闘いを求める本能

          息子がひたすら「僕の考えた強い武器」と「僕の考えたバトル」の話をしている。 ブロックをつなげて長い棒状のものを作って、カッコ良い(と彼が考える)ポーズをとる。仮面ライダーから引っ張ってきた名前に自分の考えた設定をつける。 お風呂に入れば、小さいソフビ人形同士で優勝決定戦をする。今日の準優勝はじゃがりこで、優勝はモルカーだった。尚、うちのじゃがりこは常勝である。子供がじゃがりこが好きなので。 虫が好きになったのも、テレビでヘラクレスオオカブト特集を見たのがきっかけだった。これも

          強さと闘いを求める本能

          余命30年

          年齢が40歳に近づいて、「人生も折り返し地点なのかな」と感じはじめている。 寿命は伸びているとは言え、健康体で全力で仕事などをやれるのは70歳ぐらいまでだろう。 そう考えると、残り余命30年。 この「余命30年」という感覚が、結構気に入っている。 30年間という期間もある程度は手触り感を持って感じられる。 今から30年前は約10歳、物心がついた頃。そこから今までの期間。 違う捉え方をすれば、社会人になって20代、30代と、10年間を二回過ごしてきた。 その10年間を、あと

          マックのささやかな工夫

          「なんとなく、ジャンキーなものが食べたい」の家族の一言で夜マックになった。 Lポテトとナゲットだけのポテナゲや、ハンバーガーのパティが倍になるサービスなど酒飲みには魅力的なメニューが多い。お酒に合わせるつもりで向かった。 もともと飲み物は頼まないつもりだった。だが、家族は3人に対してポテナゲは基本2人前でポテトが足りない。値段を見ていくとエビフィレオ+ポテト単品なら、飲み物がつくセットでもほとんど値段は変わらない。せっかくならセットにすることにした。 結果的に大量のポテトと

          マックのささやかな工夫