マーケティング転職、狙うならこの業種業界
ブルーオーシャン戦略、レッドオーシャン戦略
最近のビジネス用語は難解なものや曖昧なものも多い。
しかしブルーオーシャンやレッドオーシャンという言葉は多くの人が耳にしたことがあり、理解されている意味もそんなにブレはないだろう。
これからキャリアを築きたいマーケターはブルーオーシャンであるところの無形商材マーケを狙うのが良いのではないかというのが本稿の意図するところである。
マーケティングが強い業界といえば?
マーケティングをかじったことのある人にはおなじみ、P&Gは有形商材/消費財分野で突出した知名度を誇る企業である。
日本最強と名高い(本当かどうかはおいておいて)マーケター、森岡毅氏もP&G出身である。パンテーンなどを担当したそう。
消費財分野のマーケティングはブランド構築に莫大な予算を投じる。
マーケターとして腕を振るうならこれ以上ない業種である。
が、それだけに身を立てたい優秀な人達が激しい競争を繰り広げているカテゴリーである。
マーケターにとってレッドオーシャンなのである。
あえてそこに身を投じるのも良し。
しかし私は「キラキラ」なキャリアを持っていない人向けにnoteを書こうと思っている。
マーケ分野においてキャリアを築くためにはどうすべきかを自分と向き合いながら文章を書いている。
したがってここはやはりブルーオーシャン戦略を取る方が比較的ラクに年収を上げ、キャリアを築けるのではないかと考えている。
マーケターにおけるブルーオーシャンとは
それはすなわち無形商材分野である。
更にいうと比較的高額商材であるほうが自分のキャリアを築く上では良い。
履歴書に記載したときの数値インパクトが大きいからだ。
例えば。
ITシステム・ツール・SaaS
金融商品・フィンテック系
広告や人材、情報系
教育系
私は前職では社会人向けの教育商品を販売していた。
単価100万を超える商品のマーケで億程度の予算を動かしていたことが、面接において信頼醸成に繋がったと考えている。
このときはBtoCのビジネスだったが、toBのほうが商品価格が大きくなる傾向がある。
toBの無形商材、この分野には著名なマーケターやベストプラクティスと呼ばれる人・モノがまだまだ少ない。
上を目指すにはもってこいだ。
BtoBマーケはまだまだイケていない
いいかえればそういうことである。
消費財分野のマーケが洗練される一方でまだまだtoB向けのマーケティングはイケてない。
なぜか。
それは私にも分からないが、いいプロダクトを作った時点であとは営業力勝負だと考えている経営者が多いからではないだろうか。
広義ではいいプロダクトを作るのもマーケ、営業もマーケである。
しかし実務においてはマーケティングから開発や営業は切り離されて考えられることが多い。
カスタマーサクセスや顧客満足がおざなりになってきたのもそうしたところに起因するのではないだろうか。
LTV向上、ロイヤリティ向上のスタートもゴールもカスタマーサクセスである。
それらを考えるには分断されたマーケティングではいけないのだ。
顧客創造、顧客満足のその先へ。
BtoBマーケがいま一番アツい分野である。
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