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冬の足音、怪の訪れ――竹書房怪談文庫〈11月の新刊〉全5冊、纏めて紹介!

めっきり寒くなりました11月、27日に今月の怪談文庫新刊5点が発売となります! 人気作家単著2点、注目のアンソロジー3点、見逃せないラインナップを1点ずつ紹介してまいります!

1.「第五脳釘怪談」朱雀門出

第五脳釘怪談

Twitter投稿企画、この竹書房文庫がすごい!で多ジャンルをおさえてランキング1位に輝いた「脳釘怪談」。伝説という名にふさわしい実話怪談シリーズの最新刊が満を持して怪談文庫に登場。ファン待望の恐怖譚全60話をぎっしり収録しました。電子書籍版の1~4巻もこの機会にぜひ。

2.「拝み屋備忘録 怪談腹切り仏」郷内心瞳

拝み屋備忘録_怪談腹切り仏

東北で拝み屋を営む著者のもとに集まる怪異の数々を綴った大人気シリーズ〈拝み屋備忘録〉の第4弾が登場!人を呪い殺してほしい――過日断った依頼主からの再びの着信に応じると想像を絶する悍ましい真実が発覚するタイトル話「腹切り仏」ほか、本当の恐ろしさがここにあり。

3.「怪談四十九夜 断末魔」黒木あるじ・編著

怪談四十九夜_断末魔

黒木あるじのもとに集いし現代実話怪談の巧者たち!書き下ろし49話が鮮烈な人気シリーズ最新作!黒木あるじが〈夜泣き石〉の隠された恐怖に迫った連作…「証言」「取材」「記録」「資料」他、〈せんだい文学塾〉代表・鷲羽大介が初参加。さらにパワーアップした49夜がそろい踏みです。

4.「恐怖箱 心霊外科」加藤一・編著

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呪いや霊障が原因と思われる「人体の不調」から、誰しもいつかはお世話になる「病院」での怪異譚が大集結。ネットシーンで人気の怪談家・煙鳥が初参戦、怪談マンスリーコンテスト出身の松本エムザ等、新しい血に注目です。呪いに対峙する霊能者の重い怪談「なれはて」、忌まわしい因縁が絡む血族怪談「ファントム・ペイン」等、必見怪談多数。

5.「エモ怖」松村進吉、丸山政也、鳴崎朝寝

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恐怖で震えるより、静かに心を震わせる怪談があってもいいのではないか。――「超」怖い話の松村進吉の一言で始まったこの企画に、奇譚百物語の丸山政也、注目の新人・鳴崎朝寝が賛同。一筋縄ではゆかない感情があふれ出すまったく新しい実話怪談が誕生しました。生と死の交わる繊細な世界観を表現した装画は、YOASOBI「夜に駆ける」のMVを手掛ける藍にいなさん。
心に残る1話をぜひ見つけてほしいです。

いかがでしたか? 気になる1冊が見つかりましたでしょうか。 寒い夜、あたたかな布団にくるまってとっておきの恐怖に震えてください。


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