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❓❕【哲探進歩/てったんしんぽ】❕❓…🐾15歩目(質の集積から量の俯瞰へ、量の分析から質の向上へ)🐾

(「散歩」で気づきを得て、「探究+哲学」で考察を重ね、「進路」で学問・仕事と結びつける)

「散歩…気づきの土台・地面」
2022年もそろそろ終わりである。今年も無事に毎日継続した投稿が途切れることがなかった。おかげさまで投稿数がかなり増え、シリーズも派生してきた。しかし思いつきで好き勝手に投稿しているため、シリーズ内で派生して、準シリーズが生まれてきてしまうという無秩序も起こっている。

「探究<課題の設定>…気づきの芽」
これだけ投稿数が増えると、それ自体が探究の対象になる気がしてきた。そして「投稿という私の表現活動には何らかの傾向・特徴があるのだろうか(❓)」という疑問が浮かんできた。

「探究<情報の収集>…気づきへの無機養分」
まずは投稿の実態を確認する必要がある。今回の投稿は含めずに2022年12月28日までの投稿数をまとめると以下のようになる。ただしこの投稿数には、Facebook・Noteで新規にアップしたものであり、また、ちょっとしたつぶやきや報告程度のものは含めていない。

★★★「我楽多だらけの製哲書」…356本
(日常生活×哲学、これは2017年3月終わりまでは「日々の教養」というシリーズ名で投稿していたが、その後、現在のシリーズ名に改称している)

★★★「少々見聞録」…53本
(海外での出来事×SDGs×クイズ形式)

★★★「ファートンいきもの記」…57本
(いきものの様子×擬人化×レーダーチャート)

★★★「❓❕【哲探進歩/てったんしんぽ】❕❓」…14本
(日常の気づき×探究の4つのプロセス×哲学×進路)

★★★「▼哲頭 ⇔ 綴美▲」…11本
(先哲の思想(頭、理性)×美術作品(美、感性))

★★★「【一人で勝手に旅気分】」…149本
(過去の旅×振り返り)

★★★「まいに知・あらび基・おもいつ記」…派生タイトルを含め全体で545本
<<派生タイトルの内訳>>
❖見タイ!知りタイ!伝えタイ❖…186本
(タイの様子×気づき、なおこの中にさらに派生シリーズとして「第〇〇次 in 寺院」があるがこれは分けて考えないこととする)
❖七色タイトル写真館❖…22本
(タイの様子×勝手にタイトル)
♪🎵ポッとDEポエム🎵♪…22本
(詩文)
❖カオマンガ『愛』❖…30本
(カオマンガイのレポート)
❖足元美術館❖…18本
(眼下の世界×擬人化)
📖気た・見た・つかった📖…7本
(タイ語の使用のレポート)
アンラーン💣リラーン📚ためらわん♫…23本
(学び・気づきの見直し)
⚔ ナGAMAサ奮戦記 ⚔…34本
(カエルの様子×擬人化)

以上取り上げた何らかのタイトルを持つ投稿を集計すると「1185本」である。我ながらよく書いたものである。(これらはFacebook・Noteにおける投稿である。他にHRなどで継続的に配信しているコラムについては、また別の機会に分析しようと思う)

「哲学…気づきへの水」
「一般に量的変化が起こる場合、それは最初それ以上の意味は少しも持たないようにみえる。しかしその背後には別なものがひそんでいるのであって、一見何でもなくみえる量の変化は、質的なものを捕らえる言わば狡智である。」
これはドイツ観念論の完成者とされるゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルの言葉である。

この言葉が示すように、投稿をし始めたころ、一つ一つの投稿は独立したものであり、いわば「質的なもの」として完結していたと思われる(これを「原初的な質としての把握」と呼んでおく)。

しかしそれらが徐々に溜まってくると、その投稿の集合体を俯瞰できるようになる。すると「量的なもの」としても捉えることができるのである。そして、ある程度溜まった投稿の集合体からは、傾向・特徴・法則性などを「帰納的に抽出」できるようになる(これを「外部的な量としての把握」と呼んでおく)。さらに、そうして抽出された傾向・特徴・法則性などを或る種の評価軸として用いることで、今度は一つ一つの投稿の位置づけを「演繹的に判断」することもできるようになっていくのである(これを「内部的な量としての把握」と呼んでおく)。

このように、ある程度の量が集まったところで俯瞰し、傾向・特徴・法則性などについて考えることで、そのまま現在の状態や方向性を維持してよいかというか判断できるようになる。そして、抽出された傾向・特徴・法則性をもとに、より良い状態を目指すためのアイデアが生まれてくるので、質を高めていくことが可能になるのである(これを「発展的な質としての把握」と呼んでおく)。

「探究<整理・分析>…気づきの剪定」
ここまでの情報を踏まえ「パレート図」を用いながら考察したものが、添付のスライドである。
この部分は、さきほど述べた「外部的な量としての把握」に該当すると思われる。

さすがに1185本すべてに関わる分析をしようとすると7年間という時間軸の長さがネックとなる。さらに、多様なシリーズを入れ代わり立ち代わり投稿するようになったのはタイに来てからなので、今回は3月下旬から本日までの投稿を対象とする。その中でも、特に投稿数が多かった「まいに知・あらび基・おもいつ記」と「【一人で勝手に旅気分】」の特徴に注目してみた。

まず「まいに知・あらび基・おもいつ記」は、その内部で派生した準シリーズに分けてパレート図を作成してみた。その結果は以下のとおりである。
❖見タイ!知りタイ!伝えタイ❖は土曜の投稿が最多
❖七色タイトル写真館❖は木曜の投稿が最多
♪🎵ポッとDEポエム🎵♪は土曜の投稿が最多
❖カオマンガ『愛』❖は水曜の投稿が最多
❖足元美術館❖は火曜の投稿が最多
📖気た・見た・つかった📖は火曜の投稿が最多
アンラーン💣リラーン📚ためらわん♫は日曜の投稿が最多
⚔ナGAMAサ奮戦記⚔は土曜の投稿が最多であった。

それから【一人で勝手に旅気分】は水曜の投稿が最多であった。

投稿が最多となる曜日は、さきほどの9シリーズでは、土曜が「3」、火曜と水曜が「2」、木曜と日曜が「1」となっている。これを曜日の順番でみると、月(0)、火(2)、水(2)、木(1)、金(0)、土(3)、日(1)となり、「週の前半である月曜の投稿数が少ないこと」と「週の平日の後半である金曜に近づくにつれて再び投稿数が少なくなること」が分かった。

「探究<まとめ・表現>…気づきの花」
このようなパレート図の分析から、「発展的な質としての把握」についても考えることができるようになる。

さきほどまでの分析で、「週の前半である月曜の投稿数が少ないこと」と「週の平日の後半である金曜に近づくにつれて再び投稿数が少なくなること」が分かっている。なぜ月曜と金曜の投稿数が少なくなるのかについて考えると、まず月曜については、日曜日や月曜日のうちにできるだけその週の授業プリントなどの準備をしてしまおうとしていることが要因として考えられる。次に金曜については、週の前半の授業準備の貯金がなくなってきて、表現活動への余裕がなくなることが要因として考えられる。

確かに月曜と金曜の最多は一度もないが、投稿の絶対数が多い❖見タイ!知りタイ!伝えタイ❖シリーズを細かく見てみると、金曜と月曜は2位と3位なので、全く投稿できていないわけではない。ただ❖見タイ!知りタイ!伝えタイ❖は、普段タイで気になった出来事を自由に文章化するものであり、他のシリーズに比べると、推敲が必要ではないので、忙しい月曜や金曜でも投稿できているのだと思われる。

それは逆に、推敲があまりなされない投稿になりがちなのが月曜や金曜であることを示している。つまり、月曜や金曜の投稿は「質の低下」の危険性があるということになる。

そして投稿が最多の土曜は、授業日ではなく、また翌日の日曜が保険となっているので、落ち着いて推敲ができているということも推測できる。

ここから土曜を単にその日だけの推敲・創作として考えるのではなく、忙しくなる曜日の投稿についても、土曜のうちに用意をしておくことで、一週間全体の投稿の質のボトムアップを実現させることができると考えられる。

「進路…気づきの果実」
今回の考察によって、曜日によって投稿の量についても、質についてもバラつきがあり、余裕のある曜日の使い方の再考が必要であることが明らかになった。ここから、学問の一例として「文学、統計学、データサイエンス」など、仕事の一例として「小説家、コラムニスト、データサイエンティスト、システムエンジニア」などが連想される。

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