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②「面白がり力」の使い方

※この記事は「面白がり力の基礎」6記事中の2記事目です。
 まだ①を読んでいない方は先にお読みください。
①「面白がり力」とは?

「面白がり力」の使い方は超簡単!

面白がり力を発動させるためのキーワードは

「面白い!」です。

つまり、面白がり力を使う方法というのは【面白いと言ってみる】こと。

それだけです。

いきなり拍子抜けさせてしまった可能性はありますが、基本的には本当にこれだけです。

僕の提唱する「面白がり力」は、「やり方がシンプル」であることが特徴です。

そして、それが最も重要なポイントでもあります。

その理由はいくつかあるのですが、ひとつずつ解説していきます。

とりあえず、「やりかた」としては、【面白いと言ってみる】だけだということを覚えておいてください。


なぜ、これだけで効果があるのか?

心理学用語で「プライミング効果」というのがあります。

「プライミング効果」とは、「先行する刺激や情報が、その後の反応に影響する」という脳の働きのことです。

面白がり力で言うと、物事に対して「面白い」と言葉を発することで、脳は反射的にその物事に「面白い」という意味付けをし始めます。

こういった脳の習慣を利用して「面白がり力」を発動させるのです。

もうひとつ、

カウンセリングやセラピー、自己啓発等でも使われる「アファメーション」というのもあります。

アファメーションとは「自分をポジティブにしてくれる言葉やフレーズ」のこと。

「私は自分を愛しています」
「私はこのままで価値のある人間です」
「私は自分の決断を信じて進みます」

といった感じで、願望達成や自己肯定感を高めるために使われます。

一般的には、目的や人や状況に応じて適切な言葉を選んでアファメーションを作ります。

「面白い!」は、アファメーションと呼ぶにはあまりにもシンプル過ぎる気もしますが、

いつでも、どこでも、誰でも使える、超シンプルで万能のアファメーション』だと思っていただけたら良いかなと思います。


さっそく「面白がり力」を使ってみよう!

実際のところは、面白がり力の説明のために「プライミング効果」や「アファメーション」を持ち出すことが適切かどうかは、よく分かりません 笑!(専門家の人いたら教えて!)

でも、肝心なのは理屈じゃなくて、

「使えるかどうか?」「効果があるのかどうか」

ですよね?

ということで、とりあえずやってみましょう。

実践!

「人」でも「物」でも「出来事」でも「感情」でも、何でも良いから、それに向かって「面白い!」とつぶやいてみよう。

例えば、

今自分の手のひらを見てみてください。

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そして、手のひらに向かって「面白い」と言ってみてください。

どうですか?

面白さが見つかりましたか?


「手の色」かもしれないし、
「皺(しわ)の織り成す模様」かもしれないし、
「手の大きさ」かもしれないし、
「指の長さの違い」かもしれないし、
「親指だけ生えている方向が違うこと」かもしれないし、

「こうやって言われたままに手のひらを見てしまっている自分」かもしれないし、、

小さなことでも何か面白さを見つけられた人、グッジョブです!

多分ほとんどの人は、今まで自分の手のひらが「面白い」なんて思ってもいなかったのではないでしょうか?

あなたは、これまで何でもないと見過ごしていたものの中に、新しい「面白さ」を発見しました!

おめでとうございます!

あなたは今「面白がりスト※」の世界へと一歩を踏み入れました!

※「面白がりすと」とは、「面白がる生き方」の実践者のことで、筆者の造語です。


残念ながら、面白さを発見できなかった人。

ドンマイ!

あなたの「面白がり力」は、今は少し弱っているのかもしれません。(決して「無い」わけではありません!)

でも、視点を変えるとそれは、

意識的に「面白がり力」を磨けば、あなたの人生は今より何倍も面白くなる可能性に満ち溢れている

ということです。

「伸びしろが半端ない!」のです。


さあ、ここからが本番!

ということで、ここでは、

「面白がり力」が超シンプルですぐに使えるスキルである

ということが、なんとなくわかっていただけたのではないかと思います。

そして、何人かはすでにその効果を実感していただけたと思います。

ここが、面白がり力の「入口」になります。

面白がり力の世界へようこそ!


次回の記事は、「面白がり力の磨き方」です。

「面白がり力」を自分にフィットさせ、精度を上げていくための磨き方を具体的に解説していきます。

記事は順次公開していきますので、ぜひ読んでみてね!

フォローもしていただけると嬉しいです!

▼次回は、、

▼「面白がり力」基礎編
「面白がり力」とは?
「面白がり力」の使い方
「面白がり力」の磨き方
 -④「面白さの素」を抽出する
 -⑤「面白さの幅」を広げる
 ー⑥「瞬発力」と「持続力」を上げる






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