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#アナログレコード
オンリー・ユー/ザ・プラターズ (‘74)
The Platters Golden Hits / The Platters (‘74)
オールディーズやアメリカンポップスのファンでなくても、「オンリー・ユー」や「煙が目にしみる」といったヒット曲はご存知であろう。今回はそんな大ヒットを持つコーラスグループ、ザ・プラターズのアルバムを紹介させていただこう。
彼らは4人編成の男性グループとしてスタートし、メンバーの加入や脱退を繰り返し、男女混成
バディ・ノックス/バディ・ノックス (‘57)
Buddy Knox / Buddy Knox (‘57)
映画「アメリカン・グラフィティ」のサウンドトラックにも収録された全米No.1ヒット「パーティー・ドール」で有名なバディ・ノックスのファーストアルバムを今回は紹介させていただこう。
アルバムのリリースは’57年ということもあり、オールディーズ・ポップスというより、リズムのスウィング感などからもカントリーやロカビリーの要素を強く感じる。その後
1981年 ロカビリー探求の旅
今回は私がどうやってロカビリー沼にハマっていったかについてお伝えしようかと思う。当時は現在とは比べ物にならないほど不便だった時代かもしれないが、それなりに楽しかったし、得られたものもたくさんあった。
’80年代初頭、イギリスを中心にネオロカビリーが台頭し、いくつかのアーティストが懐かしくも新しい存在としてクローズアップされた。その中で最も有名だったのがストレイ・キャッツであるが、私は他にもシェイ
フォーエヴァー・ジーン・ヴィンセント/ヴァリアス・アーティスツ (‘80)
Forever Gene Vincent / Various Artists (‘80)
‘50年代後期のロカビリーブームに登場したアーティストの中で、エディ・コクランと並んで人気のアーティストがジーン・ヴィンセントである。一般的には「ビー・バップ・ア・ルーラ」が有名であるが、それ以外にも多くのヒット曲を放ち、また彼のバンド、ブルー・キャップスのギタリストであったクリフ・ギャラップのトリビュートア
ドント・メス・ウィズ・マイ・ダックテイル/ハンク・C・バーネット (‘76)
Don’t Mess with My Ducktail / Hank C Burnette (‘76)
今回は私が初めて購入した輸入盤を紹介させていただこう。18才の時、ロカビリーのレコードを探していたのだが、国内盤は軒並み廃盤であり、あったとしてもアメリカンポップスのコンピレーション盤しかないという時代であった。そんな時に輸入盤を扱っているレコード店へ行けば入手できるという話を聞き、当時、大阪の
ストンピング・アット・ザ・クラブ・フット/ヴァリアス・アーティスツ (‘84)
Stomping at the Klub Foot / Various Artists (‘84)
ストレイ・キャッツらにより‘80年代に開花したネオロカビリーは、その後進化を続け、さらなるカテゴリーの音楽とも融合し、サイコビリーが誕生した。ネオロカビリー同様、当初はイギリスを中心にしたムーブメントの一つであったが、アナグラムやナーヴァスといったレコードレーベルやクラブなどのイベントを中心として、
夢のデュエット/ジョージ・ジョーンズ (‘79)
My Very Special Guests / George Jones (‘79)
ジョージ・ジョーンズは、‘50年代からカントリーシンガーとしてキャリアをスタートさせ、半世紀にも及ぶミュージックライフを送ったが、’13年に81才でこの世を去った。音楽だけではなく、その破天荒な生活も度々話題になり、4度の結婚生活、アルコールやドラッグも終始、彼につきまとう問題でもあった。
彼はハンク・ウィリ
ハード・ライン/ザ・ブラスターズ (‘85)
Hard Line / The Blasters (‘85)
‘80年代に台頭してきたネオロカビリーは、イギリスから発生したムーブメントと捉えられるが、実際にはアメリカにもシャ・ナ・ナのように、初期のロックンロールやリズム&ブルースを基盤としたアーティストは活動していた。
今回紹介させていただくザ・ブラスターズもそんなバンドの一つである。彼らは’79年にカリフォルニア州ダウニーで、フィルとデイヴ
ニューヨーク発ロックンロール便/シャ・ナ・ナ (‘73)
From The Streets of New York / Sha Na Na (‘73)
今回は、‘69年にニューヨークで結成され、その後のロックンロールバンドに多大な影響を与えたバンド、シャ・ナ・ナの’73年リリースのライブ盤を紹介させていただこう。所謂、オールディーズやドゥー・ワップのカバーバンドであるが、フロントのボーカル&ダンスが3名、バックのメンバー合わせて、総勢12名の大所帯バンド
マイ・ウェイ/ポール・アンカ (‘77)
My Way... / Paul Anka (‘77)
オールディーズのファンなら「ダイアナ」や「あなたの肩に頬うめて」などのヒットでご存じ、ポール・アンカの’70年代の作品を紹介させていただこう。本作は国内企画盤であり、「ジュビレーション (‘72)」のA面と「ポール・アンカ (‘71)」のB面をカップリングしたアルバムとなっている。
トム・ジョーンズのヒットで知られる「シーズ・ア・レディ」や
リトル・リチャーズ・グルーヴィエスト・17オリジナル・ヒッツ!/リトル・リチャード (‘68)
Little Richard’s Grooviest 17 Original Hits! / Rittle Richard (‘68)
今回は、ピアノによるロックンロールの第一人者としても知られる、リトル・リチャードの作品をコンパイルしたアルバムを紹介させていただこう。
「のっぽのサリー」や「トゥッティ・フルッティ」など、説明不要のナンバーをヒットさせていたのはご存知の通りであるが、かつてはオリジ
映画:「アメリカン・グラフィティ」関連のレコード
オールディーズやロックンロールの映画の金字塔とも言える映画「アメリカン・グラフィティ」であるが、一般的によく知られているアルバム(オレンジ+ウェイトレス)以外に、続編やVol.Ⅲとしてリリースされたアルバムもある。まあ「アメリカン・グラフィティ〜American Graffiti」というタイトルだけでは、無数のアルバムが該当するので、正統な流れとしてのアルバムを紹介させていただこう。
この映画は
ダーツ/ダーツ (‘77)
Darts / Darts (‘77)
‘80年代はストレイ・キャッツをはじめとする、ネオロカビリーが注目されたが、このムーブメントはイギリスから発信されたものであった。イギリスではマッチボックスらが’70年代から活動をしており、すでにリバイバルとしてのロックンロールは定着していた。
今回 紹介させていただくのは、同時期にロックンロールやドゥー・ワップをアップデートさせた音楽を演奏していたバンド
パット・ブーン、プレスリーを歌う/パット・ブーン (‘63)
Pat Boone Sings Guess Who? / Pat Boone (‘63)
‘50年代〜’60年代にかけて、親が自分の娘に聴かせたくないアーティストの1位がエルヴィス・プレスリーであり、聴かせるならパット・ブーンという世の中において、’63年にパット・ブーンがエルヴィス・プレスリーの曲のカバーアルバムをリリースした。ジャケットのデザインもエルヴィスのアルバムを踏襲しており、なんとも苦