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バディ・ノックス/バディ・ノックス (‘57)
Buddy Knox / Buddy Knox (‘57)
映画「アメリカン・グラフィティ」のサウンドトラックにも収録された全米No.1ヒット「パーティー・ドール」で有名なバディ・ノックスのファーストアルバムを今回は紹介させていただこう。
アルバムのリリースは’57年ということもあり、オールディーズ・ポップスというより、リズムのスウィング感などからもカントリーやロカビリーの要素を強く感じる。その後はジョージア州メイコンやテネシー州ナッシュビルを拠点に活動し、デラニー・ブラムレットの「ゴッド・ノウズ・アイ・ラヴ・ユー」や自身の「ソルトレイク・シティ」などの録音を残した。
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所有しているレコードは後年になってリリースされた再発盤であるが、近年になってボーナストラックが追加されCD化されている。
本作もロイ・オービソン、チャック・ベリー、ビル・ヘイリーらの曲も収録されており、当時は他のアーティストの曲もしばしばカバーされていたのを確認できる。B面4曲目「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・ユー」のギターソロが、ジョニー・バーネット&ロックンロール・トリオの「ティアー・イット・アップ」のフレーズを引用しているなど、マニアには嬉しい曲もある。
どうしても一発屋とイメージもあるが、’50年代後期のロカビリーとポップスの橋渡し的なサウンドは素晴らしい。‘70年代になってから再評価され、カントリーシンガーとしても活動を続けた。
ロカビリー、ポップスなどいずれのカテゴリーのファンにもオススメ、文句なしの一枚である。
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