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リアル×ミライ:「一人一人の命が輝くために」 笑顔の花 かやふさえみさんの取り組み

こんにちは。変革実践プログラムのリード・コーチの渋谷です(渋谷 健のプロフィールはこちらから)。今回はリアル×ミライとして社会課題解決の実践者のご紹介です。

リアル×ミライソシャティと展開するリアルな社会課題解決に向けたアクション。今回は病気とともに生きる子どもとその家族のための支援プログラムを長野県安曇野市で展開し、メディアにもたびたび登場している一般社団法人 笑顔の花の代表 かやふさえみ さんの取り組みをご紹介します。

子どもの元気のために、お母さんを元気にしたい

かやふささんのお子さんには先天性の病気があり、看護が必要でした。しかしながら十分に周囲の理解や協力が得られず孤立したそうです。その経験から、子どもたちを元気にするためには家族、とくにお母さんの心理面も含めた支援の必要性を痛感し、笑顔の花としての活動をスタートしました。

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家族のための患者家族滞在施設「マザーハウス」へ

入院時などに子どもに付き添う家族に対し、かやふささんたちは心身を安らげる時間や場所の提供に取り組んできています。最初は家族のための手作りのお弁当を提供することからはじめました。現在は古民家をリノベーションした患者家族滞在施設「マザーハウス」へと発展させています。

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家族の声でつくる、病院と家庭をつなぐ中間施設を

現在、かやふささんは病気とともに生きる子どものお母さんたちを中心に、病院と家庭を繋ぐ中間施設をつくる活動に取り組んでいます。それは単純に家族の負担を減らすだけでなく、社会的な孤立を防ぎ、働き続けるための就労支援の取り組みにもつながっていっています。

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子どもたちを支援するための学びの機会づくり

かやふささんたちは病気とともに生きる子どもたちの支援をより良いものにするために、家族はもちろん小児医療従事者のほか保育士や学校教諭など、子どもたちと関わる人たちへの学びの機会も提供しています。現在は毎週オンラインでの勉強会を開催し、医療機関や学校との連携にも発展しています。

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すべては一人ひとりの命が輝く未来のために

今回ご紹介したかやふささんたちの取り組みの本質は社会課題解決にあります。それは困難な課題をチャンスとして捉え直し、ひとり一人の命が輝き、生きる喜びと幸せを感じる未来を築くこと。そのブレない姿勢から個々人はもとより会社組織なども学ぶべきことは非常に多いのではないでしょうか?

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