![2021年度の成長率は大きく落ち込む](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18741713/rectangle_large_type_2_f5ae3645bf6e4454c0349272bd7e80a5.jpeg?width=1200)
政府の名目成長率見通しで、成長率が低下すると、衆議解散はどうなるか?
内閣府の「中長期の経済財政に関する試算(2020年1月)」(中長期試算)では、上の図のように名目経済成長率が、2020年度より2021年度の方が低くなるという見通しが示された。
中長期試算の名目成長率は、計量経済モデルに基づいて推計されており、政治家や官僚が相談して直感的に決めて出しているものではない。
しかし、上の図のように、2021年度にVの字の谷になるような形で名目成長率が低下している。
中長期試算で、このような名目成長率の見通しが出たら、どうなるか。もちろん、景況が先々悪くなるという可能性も考えられるが、実は衆議院の解散時期も示唆される。
過去2回の衆議院総選挙は、2014年12月と2017年10月。このとき、中長期試算はどうなっていたか。下記拙稿で詳述している。
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