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私の備忘録

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独学我流で写真を学んでいる私の立場から必読の記事を掲載させていただきます。
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#アート

「縄文人はおしゃれ好き?」縄文時代の装身具に魅了される

今から1万年以上前から始まった縄文時代。その果てしなく遠い昔の人たち、その生活やモノには謎がいっぱい。その縄文時代の謎を紐解くことで、同じDNAを持つ私たちは、何か生きるヒントを得ることができるかもしれません。そんな思いを携えて「縄文時代のヒミツ」に迫ります! 今日の「縄文時代のヒミツ」は、装身具=アクセサリー。 美しく、素敵なものを身に着けたい!古今東西、何人も美しい宝石や金、銀、それらで作られたネックレスやイヤリングなどの装身具で美しく装ってきました。 古代エジプトのク

「瞬」〜moment〜  淡墨作品(古梅園製 五つ星紅花墨使用)

「太陽の塔」の中を知りたくなって|岡本太郎と関西大学博物館

関東に住んでいる私が今まで大阪へ行ったのは数回程度、そのうちの何度かで岡本太郎の「太陽の塔」を遠くから見たことがありました。 巨大なモニュメントは、勢いのあった日本の高度成長期の象徴?!のように感じたものです。 思えば、岡本太郎との一方的な付き合いはどのくらいになるでしょうか。 パブリックアートとしての岡本太郎の作品は数えきれないほどに日常的に目にし、美術館でもどれだけの作品を見てきたことか。 そして毎度のこと、この顔は何?この目は?この色は?と、いつもいつも問いかけていま

もう一つの家族を求めて

無性の愛やら、ラブソングなどといった感情はボキが男だからなのか、母親に抱く感情は父親や他の家族とは違う。 当然ながら変な意味ではなく、言葉で表現するのは非常に困難なのだが、詩的な表現が許されるのであれば「帰れる場所」なのだろうか。 抽象的な表現で恐縮だが、「帰れる場所」が存在するから甘えたり、散々と外で好き勝手に振る舞おうとも、「帰れる場所」があるからこそ希望が持てる。 または生かされている意味の重大さを噛み締める事ができるのだと、勝手ながら思うのだ。 こういった事柄とは

面白い本・好きな本|芸術の世界を覗いてみる?[秘境の藝大、群青の漫画、楽園のカンヴァス]篇

古代日本の色の概念は、4原色だった その色とは「赤」「青」「黒」「白」の4つ。なぜなら、この4色だけは形容詞としても使える色だから。 「赤い」「青い」「黒い」「白い」 「黄い」と言わないし、「緑い」とも言わない。形容するときは「黄色い」「緑色っぽい」と“色”をつけて表現する。さらに、2つ重ねて表現できるのもこの4色のみ。「真」をつけるのもこの4色のみ。 「赤々と」「青々と」「白々と」「黒々と」 「真っ赤」「真っ青」「真っ白」「真っ黒」 紅白が対の概念になったり、緑の

アートに触れて感性を育む

松山工業株式会社の鵜久森洋生です。私は毎週土曜日はDMM.make AKIBAさん(以下、アキバ)の公式マガジン「MAKERS」向けの投稿を続けています。 諸々のイベントが終わり、少しずつ落ち着いてくると思いきや、そうでもないウクモリです(苦笑)今日はそんな状況下で、経営者として大切にしていることを書き綴りたいと思っています。 アートに触れて感性を養う昔、受講した経営者セミナーで教わったのは、アートに触れることが大切だというでした。アートシンキング(アート思考)などという

墓穴は誰のために存在するのか…

全ては他愛のないところから始まる。 先ほど、妻との対話で感じた事を代弁すると、最近話題になっている「芸人」がなぜ人気があるのか判らないといった事を論じていた。 結論から言うと、芸人に限らず俳優(特にテレビドラマ)陣は奥行きがないという点に行き着く。 その奥行きとは、目指しているものが昔の偉人に比べると浅いとう点に気付かされるから面白い。 例えば前衛アートを学ぶ際、唐突に草間彌生先生を真似る事は危険な行為だ。 何故ならば、草間彌生先生の生い立ちも知らずに単純に真似る事はただ