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心の病は誰でもかかる可能性がある。

最近は「こころのナース夜野さん」という漫画が静かなブームになっているようだが、暴走気味のこちらはちょっと突っ走ってしまおう。

今朝は少し怒り心頭に発しながら、黙々とWebサイトを作っていたのだった。自分の仕入れた厚生労働省のWebサイトの情報によると心の病は誰でもかかる可能性があり、生涯の間に5人に1人がかかるということで、いわば糖尿病や心臓疾患に並ぶ五大疾病の一つなのであった。いわば国民病といえる。

というものの、この三十年間の自分の闘病生活では周囲や福祉関係者から散々な抑圧状況や差別に会ってきたものだから、「本当はこれかよ、ざまーみろ!」というのと同時に、今まで流布された心の病の患者像自体が事実に基づかない虚像というかクソッタレのようなものだと思うのだ。もっぱら北海道浦河町にあるべてるの家という福祉団体の発信していた患者像が流布しすぎていたような観があるが。

ということで、この際Webサイトを作ってしまおうと早朝にChromebookを取り出してせっせとWebサイトを作っていた。最近は素人でもWebサイトを作れるサービスもいくつも出ているし、自分で文章を作るのも時間がかかるのでGoogleのGiminiという生成AIに出力させた文章から、良い内容をセレクトしてWebサイトを作成した。内容に関しては、精神医療福祉の資料や書籍はかなり読み込んできた自信?があるので、それに見合ったものをセレクトしてWebサイトづくりは終了した。

ということで、この「心の病には誰でもかかる可能性がある」という内容のサイトはあんまりないと思ったのでググってみると、かなりの数のサイトが見つかるではないか!

おお、それでは自分は長らく騙されていたのか?病気にかからないような意識の福祉関係者や、X上で平気でメンクリやメンヘラという侮蔑語を使いまくる奴ら。そういう奴らを厚生労働省を始めとした実証科学に基づいた統計は粉砕してくれたが、何かモヤモヤした感じが残る。

それはそうと、自分は心の病のリカバリーという学説を信じていて、心の病の患者でもしっかりと服薬治療すれば遺伝形質上の知能や能力を発揮できると思っている。病気の治り具合にもよるが、かなりのことが出来ると考えて良い。

自分の昔の友だちのY君は僕と同時に同じ学院の大学部に進学し、その後先端科学技術大学院大学に進学したり、今の友達のアマチュアミュージシャンのH君は働きながらライブハウスやライブイベントに数々出演している。

自分の入院していた30年前のほうが社会的な差別意識は強いものの、患者は普通の意識を持っていた人が多かったような気がする。福祉、特に北海道浦河町にあるべてるの家やコンボというNPO、二松学舎大学准教授の荒井裕樹氏等の障害学者に患者の意識は歪められたような実感がある。

ということで、自分が怒り心頭に発する必要もなく、厚生労働省のWebサイトには「心の病には誰でもかかる可能性があり、生涯の間に5人に1人がかかる」と明記しているので、ちょっとだけ勝利の雄叫びを上げておこう。

今後は自分の能力をさらに伸ばすと同時に、今朝見つけた自民党の世界精神保健福祉デーのWebサイトを再読して、コイツラの厚生労働行政の酷さをゆっくりと思い出したい。自民党には今まで患者や家族に味あわせた苦しみをじっくり償ってもらいたいものだ。それとインターネット上の情弱の皆さん方にも。


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