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可能性を追求できるのに

ようやくnoteに戻ってきた。しばらくアメブロに浮気したり、Bloggerで人権問題と社会問題についての論説を書いたりしていたが、内容的に荷が重く感じられ、普通にnoteに文章を書くことにした。

今回書きたいことは心の病を患っているものの、処方薬の成分量は軽くなり、先日教えられた病名から言っても症状はほぼ抑えられるか治っている感じが強い。まあ、薬の薬効サマサマな訳だが、福祉関係者は馬鹿なので理系的思考ができず本当に呆れるほど差別的だ。厚労省もそうだし。

などと愚痴るより現在の取組状況を書いておく。水彩画教室はそろそろ二年がすぎる感じだ。ハッキリとした入会日は分からないが、だいたい初心者レベルを脱して中級者の仲間入りをしそうだ。並行して鉛筆画を描きたいが、女性のポートレートは高度すぎて無理っぽい。先生と相談だが別に水彩も鉛筆画も共に静物画で構わないが。

それからアラフィフになって数学と物理の高校レベルからの学び直しを始めることにした。病院デイケアの職員や患者が脳トレとかいう児戯に興じているのを見て呆れ果て、「やるなら本格的な学習をしたほうがいいのに」と思っていた。それならと今回数学と物理を勉強することにした。物理は熱力学や統計力学や量子力学などの実際の工学分野に活用されるが、自分は研究室にいるわけでもないので、物理は基本概念を覚えるだけにして、数学中心にしっかり学ぶことにした。読書の時間は減るが、デイケアでの数学学習とnoteでの随筆執筆ができれば満足だ。その代わり一万数千円のタブレットが必要になるので出費が少し痛い。

以前は写真も10年続けていたのだが、行き詰まり感を覚え、一旦中断している。徒歩圏しか撮影できないこともあり、撮るかどうか迷うが、Chromebookに写真をアップロードできる方法が簡単だと気づいたので、来春から写真撮影を再開するかもしれない。

では結論。病でも障害を持っていても、可能性を追求できる余地があれば可能性を追求してほしい。僕もそうするし、君もそうしろ。今は医療の助けもあり普通に行動できることも格段に増えたはずだ。たとえ他人の手を借りる場面が有っても、恥じることなく自分の可能性を追求してほしい。

僕が言っても説得力がないので、精神疾患ではノーベル経済学賞受賞者のゲーム理論研究者のジョン・ナッシュ博士を描いた映画「ビューティフル・マインド」、たぶん統合失調症だと思われるがオックスフォード英語辞典の編纂に多大に貢献した元軍医のウイリアム・マイナーが出てくる映画「博士と狂人」。心の病とは違うが脳性麻痺でありながら芸術活動や文学活動と活躍した人物を描いた映画「マイ・レフトフット」。さらに現代では四肢を欠損して生まれながらも大学で会計士の資格を取り、今はキリスト教の伝道者として世界中を飛び回っているニック・ブイチチなど、ハンデが有っても自分の可能性を追求した人がいる。

これらの優れた人物と比べると自分は見劣りがするが、今まで社会の意識の低さから失われた時間を取り戻し、自分の創作活動に充ててみたい。

まあ、それほど大きなことは望んではいない。日々を充実させた果てに何か自分の可能性が徐々に開けていけるなら本望だ。


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