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「光陰矢の如し」、大晦日に新年の抱負

先日55歳になった。年齢的にアニメ「サザエさん」の父親の波平さんの歳54歳を超えてしまった。世間的には昔の定年の時期なのだが、本人はいたって若い意識で、テレビ朝日の刑事ドラマ「相棒」の登場人物、亀山薫役の寺脇康文さんが61歳なので、自分の若々しさという意識も、不思議なことではないのだろう。ただ年齢には勝てないというか、体は徐々に老化するのは生物学を知らなくても分かるので、テレビの健康食品のコマーシャルを見るたびに、馬鹿馬鹿しくなってくる。適度な運動となるべく健康的な食生活をするぐらいしか、高齢になってできる老化防止法はないように思う。

今年はいちおうインターネットを使った精神保健福祉改革や精神疾患患者に対するスティグマを無くすためのアクティビズムをしてみたが、どれぐらい成果が出たかは不明だ。

しかし、世間で言われているよりも、患者としては先進的だろうと思うし、病状も酷くもなく、刑事事件も起こさず、家族不和もないので、噂のようにいきなり入院させられることもないと思うし、国連の障害者規約には障害者の社会運動も保障されており、日本国も批准しているので、裁判沙汰になれば大丈夫だとは思っている。

ただ、俗に言われるように精神疾患だと人権を剥奪されるという言辞ももっともな気もするので、流言蜚語は怖いものだ。

いちおう障害者基本法にも障害者の意見を聞くという条文は書かれているが、どこまでそれが一般市民と同程度に扱われるかと言うと心もとない。ハッキリ言って憲法14条の平等権に反しているとしか思えないんだが、どういうことかね。

まあ、明日から新年だが、インターネットで精神保健福祉問題についてもアピールというか文章やSNSでも主張していこうと思うが、だいたい普通の日々を送っているし、水彩画教室とエッセイと数学を中心に日々を回していければ十分だと思っている。

まあ、病院側との話し合いも済み、養生しながら趣味というよりライフワークに取り組もうと思っているので、身を入れて頑張りたい。

実際、精神保健福祉環境では、患者は著しく抑圧され、普通のレベルの仕事は一切できない設定になっている。これについてはハッキリと厚生労働省を批判しておきたい。

今日は自分の嫌いな精神保健福祉施設べてるの家と懇意にしているコンボという精神保健福祉NPOの代表宇田川氏に、自分のメッセージがSNSのXを通じて伝えてもらえる手はずになったがどうなることやら?

とにかく、最近思うのは「光陰矢の如し」である。禅の教えにも通じるように、人生は一寸のような短さのように、年齢が進むほど感じられてきた。

まあ、残りの人生は道楽者と言われようが、文人墨客気取りで、自分の趣味に力を注ごうと思っている。父は葛飾北斎の年齢89歳まで描き続けろ!と励ましてくれるし、あと35年は創作活動に励まねばならないな。確か100歳の女性画家のエッセイ集もベストセラーになっていたし。

まあ、インターネットアクティビズムも日常の片手間に出来るので続けたいが、厚生労働省にも散々精神保健福祉改革に関する意見を投書したから、実際の面でどのような変化につながるかが見ものである。

人間は抑圧されたまま死ぬ気にはならないはずだ。僕はそう思っている。


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